2014年7月17日木曜日

民間給与下がる、数字は嘘をつかない

労働厚生省のHPです。
厚生労働省 雇用保険の基本手当日額の変更 ~8月1日(木)から実施~
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000051226.html
厚生労働省は、8月1日(木)から雇用保険の「基本手当日額」を変更します。
雇用保険の基本手当は、労働者が離職した場合に、失業中の生活を心配することなく再就職活動できるよう支給するものです。「基本手当日額」は、離職前の賃金を基に算出した1日当たりの支給額をいい、給付日数は離職理由や年齢などに応じて決められています。
 今回の変更は、平成25年度の平均給与額(「毎月勤労統計調査」による毎月決まって支給する給与の平均額)が平成24年度と比べて約0.2%低下したことに伴うものです。具体的な変更内容は以下の通りです。
【具体的な変更内容】
(1)基本手当日額の最低額の引下げ
1,848 円 →  1,840円 (-8円)
(2)基本手当日額の最高額の引下げ
基本手当日額の最高額は、年齢ごとに以下のようになります。
○ 60歳以上65歳未満
6,723 円 →  6,709円 (-14円)
○ 45歳以上60歳未満
7,830 円 (※) →  7,805円 (-25円)
○ 30歳以上45歳未満
7,115 円 →  7,100円 (-15円)
○ 30歳未満
6,405 円 →  6,390円 (-15円)


失業手当、8月から上限引き下げへ 平均給与額減少で
http://www.asahi.com/articles/ASG7H5DX1G7HULFA021.html
 失業中にもらう雇用保険の基本手当について厚生労働省は15日、1日あたりの上限額を8月から最大で25円(0・3%)下げると発表した。平均給与額が下がっているためという。
 1日あたりの上限額は年齢に応じて4段階ある。30歳未満では、6405円が6390円に、30~44歳では7115円が7100円に、45~59歳では7830円が7805円に、60~64歳では6723円が6709円に、それぞれ下がる。


 厚生労働省が雇用保険の基本手当日額を下げると言うことは、いくら大臣が「景気対策で景気良くなっている」「給料上がっている」と言ってみても、景気回復は嘘です。
 しかし、7月の日銀月報では、「振れを伴いつつも、基調としては緩やかな増加を続けている」だそうです。
 

7月の日銀月報、景気判断維持 1~3月需給ギャップ6年ぶりプラスに
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL160K1_W4A710C1000000/
2014/7/16 15:04
 日銀は16日発表した7月の金融経済月報で、国内景気の基調判断を「消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動がみられているが、基調的には緩やかな回復を続けている」とし、前月から据え置いた。2014年1~3月期の需給ギャップはプラス0.6%となり、約6年ぶりにプラスに転じた。
 景気判断を項目別に見ると、鉱工業生産は「振れを伴いつつも、基調としては緩やかな増加を続けている」とした。企業の業況感は「総じて良好な水準を維持している」とした。
 先行きについては「緩やかな回復基調を続け、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動の影響も次第に和らいでいく」とした。前月は「駆け込み需要の反動の影響を受けつつも、基調的には緩やかな回復を続けていく」との表現だったが、やや前向きな表現に変えた。
 物価の先行きについては「消費者物価の前年比はしばらくの間、1%台前半で推移する」として前月から表現を据え置いた。
 16日公表した1~3月期の需給ギャップはプラス0.6%となり、13年10~12月期のマイナス0.2%から改善。08年4~6月期以来のプラスに転じた。日銀は大幅な需給ギャップの改善について、消費増税前の駆け込み需要によるものと分析。先行きについては4~6月期は一度ゼロ%近辺まで低下し、その後再びプラス幅を拡大するとみている。
 需給ギャップは経済の需要と潜在的な供給力の差を示し、需要が供給を上回るとプラスになる。日銀は需給ギャップを3カ月に一度推計している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕


 自動車産業では、円安で日本円としては業績が上がり、数字的には儲かったように見えますが、実際は売り上げが伸びたわけではありません。
 一部の企業で、ベースアップされても、日本全体では給料が下がっていることが、厚生労働省が雇用保険の基本手当日額を下げることで証明されています。
 これで、消費税10%なんて自殺行為です。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/

 入水温度   20℃
 温水器     73℃ 温度差53℃

 太陽光発電
 発電量15.7KW ピーク2.25KW
7月16日(水)
晴れ
最高気温(℃)[前日差] 35℃[+3] 最低気温(℃)[前日差] 25℃[+1]
降水確率(%)   10   10     20  30
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[17日]
09:00 豪5月コンファレンスボード景気先行指数
09:30 シンガポール6月輸出
10:00 NZ7月ANZ消費者信頼感
10:30 豪4-6月期NAB企業信頼感指数
15:00 EU6月新車登録台数
16:30 平野全国銀行協会会長、記者会見
17:30 香港6月失業率
18:00 ユーロ圏5月建設支出
18:00 ユーロ圏6月消費者物価指数[改定値]
18:00 伊5月経常収支
20:00 トルコ中銀、政策金利発表
21:30 加5月国際証券取扱高
21:30 米6月住宅着工件数
21:30 米6月建設許可件数
21:30 米新規失業保険申請件数
23:00 米7月フィラデルフィア連銀景況指数
26:35 ブラード・セントルイス連銀総裁、米経済・金融政策について講演[ケンタッキー州オーウェンズバラ]

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