5月実質賃金は前年比‐3.6%、所定内は26カ月ぶり増=毎月勤労統計
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN0F62ZF.html
2014年7月1日10時49分
[東京 1日 ロイター] - 厚生労働省が1日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、5月の現金給与総額(事業所規模5人以上)は1人平均で26万9470円となった。前年比では0.8%増と3カ月連続で増加し、2012年3月(同0.9%増)以来の高い伸びを記録した。
ただ、物価の変動を考慮した実質賃金は前年比3.6%減と消費増税で落ち込んだ4月よりさらにマイナス幅は拡大した。マイナスは11カ月連続。
うち所定内給与は前年比0.2%増と26カ月ぶりに増加した。一方、所定外給与は前年比4.0%増と14カ月連続で増加。特別に支払われた給与は前年比11.1%増だった。
現金給与総額の前年比を就業形態別にみると、正社員などフルタイムで働く一般労働者は前年比0.8%増。パートタイム労働者は0.2%増だった。
総実労働時間は前年比0.7%減と2カ月連続で減少した。
7月1日に厚生労働省が発表したデータによると、5月の所定内賃金は26か月ぶりに前年同月比上昇(0.2%アップ)に転じました。
一方4月の消費税増税等の影響で実質賃金は前年同月比3.6%減少で、この減少は2009年12月以降で最大の落ち込みです。
数字はこのとおりですが、これをニュースのヘッドラインにする時、前者を使うか後者を使うかで印象は全く逆になります。
ちょっと前までの企業活動を見ると、減収しながら増益と言う状態で、その増益は正規雇用者の削減を含む経費削減策により利益を出してきました。
景気が回復基調になっても最初は企業は低賃金のパートタイマーを増やすことで対応するので基準内賃金は上昇しなった。
先ごろの政治圧力で?今年に入って企業は正規雇用者を増やし始めたので、基準内賃金が上昇し始めたと言えるのでしょうか。
正規雇用者の数は5月にようやくプラスに転じて、残業代を含む総賃金ベースでは3か月連続の上昇となりました。
このポイントが今後も続けば、景気は良くなっている方向とも言えなくはありません。
しかし消費税増税や物価上昇を差し引くと実質賃金が減っているので、国民としては苦しい。
今後実質賃金が上昇するには正規雇用者の数と所定内賃金が上昇することが必要です。
今回の数字は、消費税増税と円安による輸入価格の上昇が、実質賃金を下げただけなら、正規雇用者の数と所定内賃金が上昇と言う循環が進むのなら良い傾向と思います。
景気悪い!ばかり言うのも何なので、たまには、今の状況を褒めておきますか・・・・
まあ、日本は内需主導なので、あまり期待できませんが。
MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
入水温度 20℃
温水器 82℃ 温度差62℃
太陽光発電
発電量17.5KW ピーク2.47KW
7月2日(水)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差] 32℃[-1] 最低気温(℃)[前日差] 22℃[0]
降水確率(%) 1 0 10 20 20
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
経済指標・イベントカレンダー[3日]
08:30 豪6月AiGサービス業指数
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10:00 スティーブンス豪中銀総裁、講演[ホバート]
10:30 豪5月小売売上高
10:30 豪5月住宅建設許可件数
10:45 中国6月HSBC非製造業PMI
11:30 香港6月購買部景気指数
16:30 スウェーデン中銀、政策金利発表
16:45 伊6月非製造業PMI
16:50 仏6月非製造業PMI[確報]
16:55 独6月非製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏6月非製造業/総合PMI[確報]
17:30 香港5月小売売上高
17:30 英6月非製造業PMI
18:00 ユーロ圏5月小売売上高
20:45 欧州中央銀行[ECB]金融政策発表
21:30 加5月国際商品貿易
21:30 米5月貿易収支
21:30 米6月雇用統計
21:30 米新規失業保険申請件数
21:30 ドラギECB総裁、記者会見
22:00 メルケル独首相、ショイブレ独財務相、バイトマン独連銀総裁、講演[ベルリン]
22:45 米6月非製造業/総合PMI[確報]
23:00 米6月ISM非製造業総合指数
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