2014年12月10日水曜日

景気悪くても株価だけ官制相場

景気ウォッチャー調査 2か月連続低下
12月8日 16時08分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141208/k10013811191000.html
働く人たちに景気の実感を聞く、11月の「景気ウォッチャー調査」は、円安による原材料価格の値上がりなどで指数が2か月連続で低下し、内閣府は、景気に対する判断を2か月連続で引き下げました。
景気ウォッチャー調査は、内閣府が、毎月、小売店の従業員やタクシーの運転手など現場で働いている全国の2000人余りを対象に、景気の実感を聞いて指数化しているものです。
それによりますと、景気の現状を示す先月の指数は41.5となり、前の月を2.5ポイント下回って、2か月連続で低下しました。
個別の回答では、このところの円安を受けて食料品メーカーの従業員から、「輸入する原材料の価格が高騰しているが、販売価格に転嫁できない」といった声や、旅行代理店の従業員から、「海外旅行の予約の受け付けが非常に悪い」といった声が聞かれたということです。
このため、内閣府は景気に対する判断を「このところ回復に弱さがみられる」とし、2か月連続で引き下げました。
景気の先行きを示す指数も44と、前の月を2.6ポイント下回って6か月連続の低下となりました。
内閣府は「食料品など身近なものが値上がりし、円安が進むという見方もあることから、消費者や企業が景気の先行きに対する警戒感を強めている」と話しています。


景気ウォッチャー調査 - 内閣府
http://www5.cao.go.jp/keizai3/watcher/watcher_menu.html
平成26年11月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2014/1208watcher/bassui.html

内閣府が発表しました景気ウオッチャー指数ですが以下のように悪化しています。
現状判断DI(季節調整値)
(DI) 年 2014
      月                 6    7   8     9    10    11
現状(季節調整値) 46.7 50.3 47.9 48.8 46.9 44.7 
11月 調査対象 1,850人
 日本国民が感じます景気は9月から物凄く悪化してきているのが分かります。
 日本国内では、ほとんどの人が景気悪いと判断しています。
 GDPの改定値も、さらに悪化…≫有識者は良くなると言っていましたが、リップサービスだけでは景気良くなりません。

 選挙前で株価だけ、官制相場ですね。

日銀のETF買い入れ、午前上昇の8日は初のケース-374億円
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NGAM9S6K50YP01.html
  12月9日(ブルームバーグ)
 日本銀行は8日、TOPIXの午前終値が前日比プラスの中でも、指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れを実施した。発表資料によると、購入額は374億円。
東海東京調査センターの鈴木誠一マーケットアナリストによると、TOPIXの午前終値がプラスだったにもかかわらず、その日に日銀がETFを買ったのはETF買い入れを開始した2010年12月15日以降で初めてだ。8日のTOPIXの午前終値は前週末比0.04%高の1446.20。
日銀は10月31日の追加金融緩和で、今年末までにバランスシートのETFを3兆8000億円(昨年4月時点では3兆5000億円)とする見通しを示している。東海東京調査の試算では、前週までの日銀の買い入れ金額は3兆6996億円。
「日銀は3兆8000億円まで積み上げなければならないが、株式相場が強いため、従来の発動条件に達しない可能性もある」と鈴木氏。ETF購入の発動条件が「緩和されたのかは分からないが、年末までの目標に向け積み増しの動きを優先させている」との見方を示した。
日銀はETFなどの資産買い入れについて、リスク・プレミアムの縮小を促す観点から実施している。鈴木氏は、日銀によるETF買いがこれまで午前の株安状態で実施されてきたとし、「株式市場の売買を積極的に行うのは日銀自身にとってもリスクがあるからだろう」と言う。
日銀はETFの年間買い入れペースを従来の年間約1兆円から年間約3兆円へ3倍に増やすなどと追加緩和に踏み切り、TOPIXは10月末から12月8日まで8.5%上昇した。9日は0.8%安の1436.09と8営業日ぶりに反落した。
ETFの買い入れ条件に関し、日銀はブルームバーグ・ニュースの取材に対しコメントを控えた。
  

ETF買入れ額(億円)
4月 696
5月 476
6月 390
7月 720
8月 1236
9月 438
10月 1323
11月 2280
12月 1122(12月8日までに)

 しかし、昨日1万8千円超えましたが、その後海外に売り込まれて1万7千円半ばまで下げました。
 けれど、まだ買い込むつもり・・・また海外投資家の餌食になります。
 ETFを買いこむので、輸出関連や大型株ばかりが上がる。
 本当に利益が出ている新興株(ベンチャーや独自の技術を持った中小株)はまったく上がっていません。
 こう言った、官制相場はマネーゲームに利用されるだけなので、損をするのは将来に税金で穴埋めするのは国民です。
 日本の株は、会社の将来性や会社の価値で決まるのではなく、国を挙げてのマネーゲーム、そして利益は海外へ、バカバカしくて個人投資家は参加できません。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     39℃ 温度差24℃

 太陽光発電
 発電量8.6KW ピーク1.66KW

12月9日(火)
晴れ
最高気温(℃)[前日差] 13℃[+2]最低気温(℃)[前日差] 2℃[0]
降水確率(%)   10    0       0   10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[9日]
08:50 日11月マネーストック
09:01 英11月BRC小売売上高
09:30 豪11月NAB企業信頼感指数
09:30 豪11月NAB企業景況感指数
15:00 日11月工作機械受注[速報]
15:45 スイス11月失業率
16:00 独7-9月期労働コスト
16:00 独10月貿易収支/経常収支
16:45 仏10月財政収支
16:45 仏10月貿易収支
17:00 欧州連合[EU]財務相理事会[ブリュッセル]
18:30 英10月鉱工業生産
18:30 英10月製造業生産高
19:00 ラガルトIMF専務理事、講演[ミラノ]
20:00 南ア10月製造業生産
21:00 マクチ・スロバキア中銀総裁、講演[ブラチスラヴァ]
21:30 米11月NFIB中小企業楽観指数
21:45 米ICSC週間小売売上高
22:55 米レッドブック週間小売売上高
24:00 英11月NIESR GDP予想
24:00 米10月雇用動態調査[JOLT]
24:00 米10月卸売在庫
24:00 米10月卸売売上高
24:00 米12月IBD/TIPP景気楽観指数
27:00 米財務省3年債入札

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