はやぶさ２出発、飛行速度が遅いのはしかたないか

はやぶさ２:種子島から打ち上げ　小惑星を目指す
毎日新聞　2014年12月03日　13時23分（最終更新　12月03日　15時47分）
http://mainichi.jp/select/news/20141203k0000e040246000c.html
　三菱重工業と宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）は３日午後１時２２分、鹿児島県の種子島宇宙センターから、小惑星探査機「はやぶさ２」を載せた主力ロケットＨ２Ａ２６号機を打ち上げた。１時間４７分後の同３時９分過ぎにはやぶさ２を分離し、予定の軌道に投入する。
　はやぶさ２は、世界で初めて小惑星の微粒子を持ち帰った「はやぶさ」の後継機。開発期間は約２年半、打ち上げ費も含む総開発費は約２９０億円。トラブル続きだった初号機の問題点を改良し、地球と火星の間にある小惑星「１９９９ＪＵ３」から内部の物質を採取、持ち帰ることを目指す。採取に成功すれば世界初となる。
　小惑星の内部は、宇宙線などの影響を受けていないため、太陽系誕生時の状態が比較的残っている。はやぶさ２の目指す小惑星には、有機物や水を含む岩石が存在する可能性が高いとみられ、生命の起源や太陽系誕生の謎解明につながることが期待されている。
　計画では２０１８年夏に小惑星に到着して約１年半滞在。新たに開発した衝突装置を使い、小惑星の上空で爆薬の詰まった部品を爆発させて弾丸（直径十数センチ）を発射し、小惑星表面に人工的にクレーター（くぼ地）を作って露出した内部の物質の採取に挑む。２０年末に帰還し、物質を収めたカプセルを豪州に投下する予定だ。
　Ｈ２Ａ２６号機には、東京大などが開発した超小型探査機「プロキオン」など３基が相乗りしており、３日夕方までに分離される。
　当初、１１月３０日に打ち上げる予定だったが、天候不良が予想されたため２度延期していた。【大場あい】

　はやぶさ２がＨ２Ａロケットで無事打ち上げられました。
　行くのに3年、滞在1.5年、帰りが1年で、2020年の帰還予定。
　50億キロの旅になりますが、日本の宇宙開発予算は少ないので、ゆっくり飛んで行くのではないかと調べてみました。
　と言うか、情報からＳＦ好きな人間が適当に考えた内容ですので、話半分に聞いてください。
　打ち上げられて、第一宇宙速度の約 7.9 km/s（時速28,400km）まで出ているはずです。
　軌道投入時点で第一宇宙速度以上まで加速されたは居るとは思いますが、ここから第二宇宙速度（脱出速度）地球の重力を振り切るために必要な最小初速度の大きさまで加速します。
　第二宇宙速度は、約 11.2 km/s（時速40,300km）です。
　打ち上げコストが低いので、多くの機材を持っていけない日本のはやぶさ２では、大量の推進剤を積めませんので、イオンエンジンで加速して行きます。
　ＮＡＳＡのが飛ばすような惑星探査機は、豊富な予算で大量の推進剤を積んだ大型探査機なので、加速は早いですが、イオンエンジンでは最高速度は高くても加速性能が低いので時間がかかります。
　地球の周りをグルグル回りながら、少しづつ速度を上げて、第二宇宙速度を超えて地球を離れ、地球軌道上を1年かけて加速、第三宇宙速度（太陽の重力を振り切りる速度）に近づき、次に地球へ近づいた時に重力ターン（スイングバイ）して地球の外側へ行きますが、目標の小惑星に居たどり着くには、太陽を3周します。
　第三宇宙速度は、太陽の重力を振り切るために必要な最小初速度の大きさで、約 16.7 km/s（時速60,100km）。
　こうやって、考えてみると地球や太陽の重力を振り切るのって大変なのですね。
　宇宙旅行の説明などでは、各惑星や太陽を窪み（円錐を逆さまに）として説明していて、重力に逆らって、地球から離れたり、太陽から離れる場合、その周りをまわりながららせん状に登っていくイメージになっています。

　

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/　
 入水温度　　 16℃
 温水器   　　37℃　温度差21℃

 太陽光発電
 発電量8.7KW　ピーク1.69KW

12月3日(水)
晴後曇
最高気温（℃）[前日差] 10℃[0]最低気温（℃）[前日差] 2℃[-3]
降水確率（％）   0  　 0       10　　　40
時間帯（時） 0-6 6-12 12-18 18-24


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