当座預金残高が179兆円に 日銀の年末見通し上回る
2014/12/23付日本経済新聞 朝刊
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO81220870S4A221C1EN2000/
金融機関が日銀に預けるお金(当座預金)の残高が22日、日銀が今年末時点の見込みとしている177兆円を超えた。日銀は大規模な金融緩和の一環として大量に国債を買い入れており、その代金が当座預金に積み上がった。10月末の追加緩和以降、国債市場に出回る国債が減っており、2015年も同規模の金融緩和を続けられるかは微妙だ。
日銀が発表した22日の当座預金残高(速報値)は、前週末比4兆3300億円多い179兆1900億円だった。過去最大を更新し、日銀が10月末の追加緩和時に示した14年末時点の見通し(177兆円)を初めて上回った。
22日は4半期ごとにある国債の大量償還日で、償還に伴って金融機関が受け取ったお金が当座預金口座に積み上がった。日銀は国債の買い入れを通じて市中にマネーを供給している。22日は17日に通知していた国債買い入れオペ(公開市場操作)の実施日だったことも当座預金の増加につながった。
当座預金残高に市場に出回る現金を加えると、マネタリーベースになる。日銀の異次元緩和ではマネタリーベースを年80兆円増やす方針を打ち出している。
前週末19日時点のマネタリーベースは270兆2400億円。日銀が14年末の見通しとして示す275兆円も目前に迫っている。年末までの取引で多少は増減する可能性があるが、マネタリーベースも日銀の目標をほぼ達成する見通しだ。
日銀が大量に国債を買い入れマネタリーベースを増やしていることで、国債の利回りは低下傾向が強まっている。足元では満期まで4年程度の中期国債までマイナス金利が広がっている。22日には長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは前週末比0.015%低い0.335%と、1年8カ月ぶりの低水準まで下がった。「日銀が発行額と同規模の国債を買い入れている。金利は上がりようがない」(国内証券)との指摘も出ている。
もっとも、企業や家計の資金需要の伸びは鈍い。金融機関以外の企業や個人が保有するお金の合計であるマネーストックは、前年同月比3%前後の伸びにとどまっている。異次元緩和の実態経済への波及はなお道半ばだ。
マネータリーベースが270兆2400億円なので、179兆1900億円を引くと市場に出回っているお金が91億500億円と半分もありません。
当座預金に利子付けているのも、景気を良くしない為の施策と思います。
財務省
利払費と金利の推移
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/005.htm
より
クリックで拡大します |
グラフを見ますと、面白いことに平成元年から借金4倍になっていますが、利払い費はほとんど変わりません。
平成元年に161兆円で、利払いが10.6兆円。
昨年が750兆円で、利払いが9.9兆円。
これは、金利を低く抑えているためで、金利が当時の6%になったら、税収が全て吹っ飛びます。
つまり、景気が良くなり、インフレ率と連動して金利が上がるわけにはいけない。
日銀も財務省も金利が上がる景気回復を阻止するのが使命となってしまっています。
金融緩和と称して、景気対策しているように見せていますが、当座預金にブタ積みしておくことにより、景気を良くしない施策継続です。
お金は、円が強いうちに、海外投資しても国民の為になると思うのですが・・・
MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
入水温度 9℃
温水器 23℃ 温度差14℃
太陽光発電
発電量5.8KW ピーク1.79KW
12月25日(木)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差] 10℃[0]最低気温(℃)[前日差] 3℃[+4]
降水確率(%) 0 10 20 30
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
経済指標・イベントカレンダー[26日]
08:30 日11月失業率
08:30 日11月有効求人倍率
08:30 日11月全世帯家計調査
08:30 日11月全国消費者物価指数
08:50 日11月商業販売統計
08:50 日11月鉱工業生産[速報]
10:30 日9月毎月勤労統計
13:00 日11月自動車生産実績
14:00 シンガポール11月鉱工業生産
21:30 トルコ12月景気動向指数
21:30 トルコ12月設備稼働率
[香港]株式市場は休場
[ニュージーランド、豪州]市場は休場
[英国、ドイツ、フランス]市場は休場
27日
10:30 中国11月工業利益
0 件のコメント:
コメントを投稿