所得格差が過去最大に 高齢者世帯増加が影響
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201609/CK2016091602000114.html
2016年9月16日 東京新聞
厚生労働省は十五日、世帯ごとの所得の格差が二〇一三年に過去最大となったとの調査結果を発表した。格差を示す指標を分析した。厚労省は、収入が少なく年金に頼る高齢者世帯の増加が主な原因とみている。
高齢化は今後も進むため、格差拡大を示す指標の上昇は続くとみられる。
指標は「ジニ係数」と呼ばれ、〇~一の間で一に近いほど格差が大きくなることを示す。税金の支払いや公的年金などの社会保障給付を含まない「当初所得」のジニ係数を見ると、一九八三年以降上昇が続いており、前回(一〇年)よりも〇・〇一六八ポイント高い〇・五七〇四となった。
当初所得から税金や社会保険料を差し引き、公的年金などの給付を反映させた「再分配所得」のジニ係数は前回から微減し、〇・三七五九。再分配後の格差は34・1%改善した。改善度は過去最大で、年金を受け取る高齢者が増えた分、再分配効果が強く出た。
調査は六二年から原則三年に一度実施。今回は二〇一四年七月から一カ月間、八千九百四世帯を対象に一三年の所得について調べ、四千八百二十六世帯から有効回答を得た。
<ジニ係数> 所得や資産の不平等や格差を表す指標。イタリアの統計学者ジニが考案した。全員の富が全く同じで完全平等であれば「0」、数値が大きくなるほど不平等の度合いが高まり、全ての富が1人に集中すると「1」となる。厚生労働省の調査によると日本では近年、当初所得から社会保障などを再分配した後のジニ係数は0・38前後の水準が続いている。
まず、高齢化世帯の増加により仕事を持たない老人が増えるので単純に調査すれば、老人家庭は所得が無いので統計上、所得の格差は大きくなります。
ただ、再配分(年金や健康保険などの社会保障)を受けているので、「再分配所得」のジニ係数は改善しています。
所得格差拡大と言いながら、老人世帯は改善方向となると、税金や年金を支払っている若者は所得が減っていることになります。
まあ、ジニ係数も調査対象の中に1人の超高収入者が居れば、数値は悪い方向になりますので、あくまでも傾向と見るならば、若者の生活が悪くなっていると思います。
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入水温度 20℃
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太陽光発電
発電量9.5KW ピーク2.65KW
9月16日(金)
曇り
最高気温(℃)[前日差] 29℃[0]最低気温(℃)[前日差] 22℃[-1]
降水確率(%) 40 20 10 20
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
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