2017年2月26日日曜日

もんじゅの廃炉はこれから技術開発、今の技術では不可能

「もんじゅ」技術的に廃炉のめどは全く立っていない
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000089584.html
 福井県の高速増殖炉「もんじゅ」について、政府は今月中に廃炉を正式決定しますが、その一方で、技術的にもんじゅを廃炉にするめどは全く立っていないことが分かりました。
 もんじゅは普通の原発とは異なり、冷却に水ではなく、ナトリウムを使っています。原子力機構などによりますと、原子炉を直接、冷やすナトリウムは放射線量が高いことなどから、取り除くめどは全く立っていないということです。また、廃炉の前提になる燃料の取り出しも最短で6年かかるとしています。政府は廃炉に向けた研究拠点を福井県内に作るとしていますが、廃炉にする方策がないため、研究せざるを得ない実態が浮かび上がります。一方、廃炉には巨額の税金が投入される見込みですが、政府は費用の見積もりを公表していません。

 まず核燃料を取り出すのに、一分抜いてはダミーを挿し込まないといけない。
 これは、液体ナトリウムの液面が下がるとポンプで循環できなくななり、均等に温められないので固まってしまうためです。
  そのナトリウムも放射線を帯びていて、長年隔離が必要になります。
 つまり、今の技術では取り出すことも、保管することも出来ません。
 冷却して固めてしまうと、そこの場所から移動できないので廃炉出来なくなります。
 つまり、石棺のように永遠に近い状態で置いておくことしか出来ません。
 もんじゅの廃炉は、結局不可能なんですね。


 廃炉って言うのは、汚染された部材も含め、すべての核物質を撤去することですが、今の日本では普通の原子炉でも、核汚染物質を持っていく場所が無いのです。
 つまり廃炉と決めても、廃炉は出来ない。
 原発が一度作られ、稼働してしまうとそこの土地から放射性物質を移動できなくなるので、廃炉は不可能です。
 それと、核リサイクルシステムがとん挫した場合、青森県の六ヶ所村にある使用済核燃料は、発生させた原発に帰ってくるので原発の使用済み核燃料プールが満タンとなり、これ以上発電も出来なくなります。
 こうやって考えると、原発の廃炉って不可能です。
 しかし不可能と言うと、原発が作れなかったので嘘をつき続けてきたのでしょう。
 40年超えて稼働させるのは、この嘘がばれるからですね。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   10℃
 温水器     47℃ 温度差37℃

 太陽光発電
 発電量22.6KW ピーク5.16KW

2月25日(土)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差] 11℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 0℃[-3]
降水確率(%)   0    0       0    0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

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