2017年9月9日土曜日

早い実用化を望む車用エアレスタイヤ

東洋ゴム工業、エアレスタイヤを開発 メンテ不要に
EV社会見据える 乗り心地には課題も

2017/9/8 14:29
https://www.nikkei.com/article/DGXLASHD08H18_Y7A900C1000000/
 東洋ゴム工業は8日、空気を入れる必要がない「エアレスタイヤ」を開発したと発表した。タイヤ内部の特殊な樹脂で荷重を支える。パンクしないため、メンテナンスの手間がなくなる。今後の電気自動車(EV)社会の到来を見据えた製品だ。乗り心地には課題が残るが、市販の空気入りタイヤに近い性能を実現した。
 製品名は「noair(ノアイア)」。通常のタイヤは空気を入れることで車を支えるが、ノアイアではタイヤ内部に骨格の役割を果たす特殊な樹脂を採用した。交互に交差させた独自の配置で、車の重さを支える。
 耐久性などで空気入りタイヤ以上の性能を確保した。耐久性では空気入りタイヤに適応される法規基準をクリアしたという。接地面のゴムも改良したことで、低燃費に関わる転がり抵抗値も良好な水準となった。
 ブリヂストンや住友ゴム工業など、他社もエアレスタイヤの開発には着手している。東洋ゴムは「実車に取り付けて走行できるという、かなり進んだレベルに達した」(技術第一本部の守屋学本部長)と力を込めた。
 同日、大阪府吹田市の万博記念公園で報道陣向けの試乗会を開いた。スズキの軽自動車「アルト」や超小型EVに装着した。記者も試乗したが、カーブでのふらつきは少なく、安定して曲がることができた。時速40キロメートル程度からの急ブレーキでもしっかりと止まれる制動性能を発揮した。
 ただ、乗り心地や騒音は気になる。通常のタイヤでクッションの役割を果たす空気がないため、アスファルトの細かな凹凸が運転席にも伝わってくる。時速20キロメートル程度の低速でも、ゴロゴロという音が聞こえた点も改善の余地がある。
 一方、利点もある。空気圧が減るということがないため、メンテナンスの必要がなくなる。見据えるのはEVが普及した社会だ。
 自宅で充電できるようになると、ガソリンスタンドに寄る機会も減り、空気圧の点検などを意識する人は少なくなるとみられる。メンテナンスがいらないタイヤならば空気圧の心配もなく、安全運転に貢献できるわけだ。
 パンクをしない点も大きい。急なパンクに対応できる人がいない、無人での自動運転などでの活躍が想定される。スペアタイヤを積む必要もなくなるため車の重量が減り、燃費の向上にもつながる。
 守屋本部長は「発売時期は未定」としたが、今後は外部の人材と連携して研究する「オープンイノベーション」にも積極的に取り組み、開発を加速したい考えだ。(大阪経済部 黒田弁慶)

 車に取り付け実走行実験までになった「エアレスタイヤ」
 すでに、パンクしてもある程度走れる ランフラットタイヤは実用化されていますが、全くパンクしないタイヤなら、タイヤ寿命まで安心して使えます。

 私の車のように、スペアタイヤを積まず、タイヤパンク修理キットになっている車は、タイヤのサイドウオールの裂けとか、イタズラでタイヤサイドに穴開けられると使い物になりません。
 そうなると、自動車修理サービスを呼ぶしか手が無く、懸念事項の一つになっています。
 最近は道路事情も良くなっているので、車を買ってパンクによるタイヤ交換や修理を一度もしたことが無いと言う方も多いのではないでしょうか、工具がどこに入っているのかも知らない。
 家の車は、たしか助手席の下にあるはずなのですが、確認したこともありません。
 ジャッキがあっても、スペアタイヤ積んでないので意味無さそうな気もします。

 早い時期に、こう言った「エアレスタイヤ」が普及してくれると良いと思います。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
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 太陽光発電
 発電量28.5KW ピーク3.89KW

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