米電気自動車テスラでトラブル パナソニック「車載電池」に余波
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2017/12/03/post-1828.html
サンデー毎日 2017年12月 3日号
鳴り物入りでお披露目された米の電気自動車(EV)メーカー、テスラの新モデルが、トラブルに見舞われている。
テスラは今年7月から、初の普及価格帯の車種となる小型セダン「モデル3」を量産する方針を示していた。価格は3万5000ドル(約380万円)。年末までに週5000台に生産を増やし、来年は50万台を生産する計画だった。
ところが、モデル3は生産ラインでトラブルが発生し、今年7月から9月の納車台数はわずか220台にとどまり、量産時期が約3カ月先延ばしとなった。これまで700万円を超える高級モデルばかりを販売してきた同社としては、大手メーカーに脅威を与えるはずの新機軸が出足でつまずいた形だ。
そのあおりを受けたのが日本の電機大手・パナソニック。テスラのEV向けに電池を供給する同社は、約1500億円をかけて同社と共同で米国に電池工場を新設し、今年1月に本格稼働させたばかり。モデル3の量産に伴い、電池も増産する予定だった。
同社の津賀一宏社長は10月31日の決算会見で「テスラがモデル3の立ち上げに少し苦戦している」と認めつつ、「モデル3の生産ラインのボトルネック(問題)ははっきりしているので、早晩、EV用の電池の生産量を増やすことはできる」と述べている。
テスラが採用する"メイド・イン・ジャパン"はパナソニックだけではない。住友金属鉱山は、電池の主要部材である正極材を提供している。その製造には、鉄鋼メーカーの新日本電工も携わる。
そんな折、テスラは1回の充電で800キロ走行できる電気トラックの2020年発売を発表した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「地上の輸送手段は全て電動化する」と野望を公言しているが、トラックのEV化もその一貫だ。
あくまで強気のテスラ。だが、その将来構想の成否は、日本企業の今後をも左右しかねない。
(谷口健)
前にも書きましたが、車で商売になる台数は、年間20万台位と聞きます。
日産がリーフ発売において2007年に作った電池の会社オートモーティブエナジーサプライ(AESC)は2012年には年間35万台分の電池を作る予定で準備していましたが、リーフの売れ行きが悪くて7年で42万台しか売れず、この生産能力で生産すると年間稼働率17%しか必要が無い状態で大赤字。
全く儲からないので、今年の夏に中国のファンドに身売り。
モデル3が年間50万台の予定なので、パナソニックの車載電池生産設備はそれ以上作れるようになっているはずですので、生産が遅れれば遅れるほど赤字が積み上がります。
モデル3の生産が遅れて、予約キャンセルが続発すると、株主が待ちきれず資金の引き上げとなる可能性もあります。
テスラは最近、新型ロードスターを発表。
発売は2020年、まずは導入記念車の「Founders Series」を1000台限定で発売するのですが、Founders Seriesの価格は、25万ドル(2800万円)で、予約時に、車両価格全額の25万ドルが必要と、先払いとなっています。
それ以降のロードスター通常モデルも20万ドル(約2240万円)。予約の際には、5万ドル(約560万円)と予約金が必要。
先払いのお金が多いテスラなんですが、モデル3が成功しないと、本当に納車されるのかと心配になります。
投資家人気だけで資金集めるような手腕は凄いと思いますが、量産こけるとあっという間に潰れます。
パナソニックも電池事業撤退とならないと良いのですが。
MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
入水温度 15℃
温水器 32℃ 温度差17℃
太陽光発電
発電量11.5KW ピーク3.72KW
11月23日(木)
曇時々晴
最高気温(℃)[前日差] 15℃[+2]最低気温(℃)[前日差] 10℃[+5]
降水確率(%) 70 50 20 20
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
11/24 金
6:45 ニュージーランド 10月貿易収支
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
14:00 日本 9月景気先行指数(CI)・改定値
14:00 日本 9月景気一致指数(CI)・改定値
17:15 スイス 7-9月期四半期鉱工業生産 (前年同期比)
18:00 ドイツ 11月IFO企業景況感指数
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