2018年7月9日月曜日

市場原理が働かない日本の株と債権は投資対象外

最近の経済ニュースを拾うと。

 日銀の20兆円とGOPIFの40兆円の日本株買い。
 日銀が買い込んだ国債は500兆円。
 当座預金に400兆円。

 年金の運用で日本国債はまったく役に立っていません。
 そこで、株式に投資するのは判りますが、買った金額を見ると投資とは言えない状況。
 利確したとたんに破綻するのが見えています。
 市場原理とは別物の日本の投資環境ですね、こんなものに個人投資家が挑むのは間違いです。
 

マネタリーベースの月末残が500兆円超え、さらに増やす意味はあるのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/kubotahiroyuki/20180704-00088117/
一部引用:
 量的・質的緩和政策を決定した2013年4月末のマネタリーベースの月末残は155兆2803億円となっていた。その2年後の2015年4月末のマネタリーベースは305兆8771億円とほぼ2倍近くなっていた。消費者物価指数(除く生鮮、コアCPI)でみると、2013年4月が前年比マイナス0.4%、2015年4月が同ゼロ%となっていた。
 その後もマネタリーベースは増加し続けるものの、コアCPIは再び前年比マイナスとなった。2016年1月に日銀はマイナス金利付き量的・質的緩和を導入、同年9月に長短金利操作付き量的・質的金融緩和を決定した。
 マネタリーベースは2016年6月に400兆円を超えてきた。この月のコアCPIは前年比マイナス0.4%となった。
 そして2018年7月にマネタリーベースの月末残が500兆円超えてきた。コアCPIは2018年2月に前年比1.0%と一時1%台に乗せてきたものの、ここにきてプラス0.7%とやや低迷している。
:引用ここまで



マネタリーベースとは世の中に出回っている現金(銀行券と硬貨)と、金融機関が預金の払い戻しなどに備えて日銀に預けている「当座預金」の残高の合計

日銀 営業毎旬報告(平成29年12月31日現在)
https://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/acmai/release/2017/ac171231.htm/

国債     440,672,913,906千円

発行銀行券  106,716,503,639千円
当座預金   368,489,383,698千円

日銀のETF購入額がついに20兆円を突破
筆者 鳥羽賢 | 06/22/2018 - 23:17
https://www.iforex.jpn.com/news/%E6%97%A5%E9%8A%80%E3%81%AEetf%E8%B3%BC%E5%85%A5%E9%A1%8D%E3%81%8C%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%AB20%E5%85%86%E5%86%86%E3%82%92%E7%AA%81%E7%A0%B4-9605
一部引用:
 2013年から日銀は異次元緩和政策としてETFの購入を続けているが、その金額はだんだんと増えてきた。そして今週20日の時点で、ついに累積の購入額が20兆円を超えた。これはかなり異様なことに見える
:引用ここまで


企業の4割、日銀が大株主 イオンなど5社、実質「筆頭」 
2018/6/27付日本経済新聞 朝刊
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO32286540X20C18A6MM8000/
一部引用:
 日本株市場で日銀の存在感が一段と高まっている。上場投資信託(ETF)を通じた保有残高は時価25兆円に達し、3月末時点で上場企業の約4割で上位10位以内の「大株主」になったもよう。うち5社では実質的な筆頭株主だ。日銀はETF購入を国債購入と並ぶ2%物価目標達成の手段と位置づけるが、金融市場での存在感が高まるほど出口戦略は困難になる。
:引用ここまで


市場のクジラ、おなかいっぱい GPIF「運用目安」超え 
2018/7/6 22:13
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32727950W8A700C1EA6000/
一部引用:
 市場のクジラ、ほぼおなかいっぱいです――。約160兆円の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)で2017年度末、国内株の運用比率が初めて25%の目安を超えた。大食漢が日本の株価を上げる構図は終わり、これからのクジラは「ESG」を切り口に食べ物を選ぶ。運用の安定には債券も含めたバランスの良い食生活も課題だ。
:引用ここまで


MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 

 入水温度   20℃
 温水器      49℃ 温度差29℃

 太陽光発電
 発電量22.9KW ピーク5.64KW

7月8日(日)
曇り
最高気温(℃)[前日差] 31℃[+3]最低気温(℃)[前日差] 24℃[-1]
降水確率(%)  70    20     10   10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

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