2018年9月16日日曜日

MRJは採算取れそうもないが、国策ゆえに撤退できず

MRJ開発費、2千億円追加・・三菱重工、初納入へ方針
https://this.kiji.is/413281542654723169?c=39546741839462401
 三菱重工業が、国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の開発費として、初納入を予定する2020年度に向け、2千億円規模の資金を追加で投入する方針を固めたことが14日、分かった。開発費は既に当初想定の約4倍となる6千億円規模に拡大しており、8千億円規模に達する可能性もある。
 2千億円のうち、18年度に約1200億円を投じる見通しだ。資金投入を記載した三菱重工の最新のリポートでは「開発という面では出口が見えつつある」と現状を説明。民間航空機分野の成長戦略として「航空機運航支援などの新事業分野への進出を目指す」と言及している。


 国産初のジェット旅客機開発と言う名のもとに日本の航空機産業の復活を託された「国策」プロジェクトです。
 売り先であった北米では、米国のスコープクローズ(Scope clause:航空会社とパイロットの労使協定。大手航空会社のパイロットの職域が侵されないよう、リージョナル機の総重量や座席数を制限するもの)では、88席のMRJ 90型機は(重量も)協定に抵触してしまい、75席のMRJ 70を追加開発で開発費が増えています。
 納期の遅れとキャンセル、ボーイング社の小型機戦略もあいまって、採算は取れないでしょう。

 記憶に新しいものでは、客船事業で受注額約1,000億円に対して、14年3月期から16年3月期までに逐次的に特別損失を計上し、その総額は2,374億円となって大赤字だった。

 国策ゆえに撤退できず、さらに開発費追加です。


MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 

 入水温度   20℃
 温水器      29℃ 温度差9℃

 太陽光発電
 発電量1.9KW ピーク0.75KW

9月15日(土)

最高気温(℃)[前日差] 23℃[-1]最低気温(℃)[前日差] 21℃[0]
降水確率(%)  60    60     60  50
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

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