1ドル146円台 24年ぶり、為替介入の効果消し飛ぶ
毎日新聞 2022/10/12 09:19(最終更新 10/12 11:36)
https://mainichi.jp/articles/20221012/k00/00m/020/029000c
12日の東京外国為替市場で円相場が対ドルで急落し、一時1ドル=146円台を付け、1998年8月以来約24年ぶりの円安・ドル高水準を更新した。政府・日銀が9月22日に実施した円買い・ドル売りの為替介入直前の145円90銭を突破し、介入効果はほぼ半月で消えた。市場では政府・日銀の追加介入への警戒感も出ている。
米労働省が7日に発表した雇用統計で失業率が改善したことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅な利上げを続けるとの見方が広がり、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが進んでいる。ウクライナ情勢の緊迫化に伴い、有事に強いとされる基軸通貨のドルを買う動きも広がっている。
円安は輸出企業の収益を押し上げる一方、輸入コストの上昇を通じて家計の圧迫要因となる。円相場は2022年初めに1ドル=115円前後で推移していたが、FRBが利上げを始めた3月から30円ほど円安が進行しており、急激な円安で国内消費が冷え込む懸念も高まっている。
政府は急激な円安進行に危機感を強めており、日銀とともに9月22日に98年6月以来、約24年ぶりとなる円買い・ドル売り介入を実施。鈴木俊一財務相は直後の記者会見で「引き続き、為替動向を高い緊張感を持って注視し、過度な変動に対しては必要な対応を取りたい」と述べており、円相場の動向次第で追加介入に踏み切る可能性を示唆している。
一方、12日午前の東京株式市場は小幅な値動きとなっている。午前11時現在は前日終値比14円15銭安の2万6387円10銭。【袴田貴行】
一般に利上げをすると債券価格は下落するから(利回りは上昇)、利上げをすると国債価格に下押しの圧力がきます。
2022年9月30日現在において日銀は545兆円の「国債」を資産として保有していますが、利上げで価値が下がっても償還日まで持っていえば満額で償還されるので、日本政府の信用力が低下して、償還時に額面を下回る金額でしか償還がなされないような場合だけが問題になる。
この点は持っている国債が長期国債なのでしばらく(10年くらい)は問題にならないと思われる。
利上げで問題になりそうなのは、日銀の当座預金に積みあがっている500兆円のお金で、金利が上がると日銀は利払いをしないといけなくなります。
利払いは1%で年間5兆円となり日銀の期間損益は数千億円から1兆円台というオーダーだから、このような形で金利負担の増加が生じると、日銀の決算は簡単に赤字になる。
日銀が超過債務になる場合何が起こるか?日本銀行が発行するお札の価値が変わらなければ、国民が取り付け騒ぎでも侵さない限り何も起こらないはず。
日本の場合、預金者はお年寄りの偏っているので、取り付け騒ぎが起きて日銀の業務の運営が困難になるという心配はないということになる。
問題になるのは、インフレに歯止めが利かなくなって家計や企業の間に換物運動が起こり、その結果、現金に対する需要が増えて預金の払い出しに歯止めが効かなくなるケース。
あと、金利が上がることで体力のない企業(赤字すれすれ)が金利払いに耐えられなくなりバタバタと倒産する。
住宅市場も問題で、個人で家を買っている人たちの7割ほどが変動金利で借りているので、利払いが増えればローンを返済できなくなる可能性が大きくなります。
3%を超えれば、ほとんどの変動金利ローン債務者は破綻するでしょう。
あと、1200兆円もの負債を抱える国(地方も含む)の利払いが年度を追うごとに税収を大きく上回ることとなり10年後に破綻しかねない。
と言うことで、日銀は金利を上げないことで国民の生活を守っている・・・・
見方を変えるとこうなりますが、どこまで耐えられるでしょうかね?官僚の十八番先送りでなんとかズルズル先送りで耐えて30年くらい頑張って欲しい、そのころにはあの世へ逃げれるかな(笑)。
MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
入水温度 20℃
温水器 45℃ 温度差25℃
太陽光発電
発電量 16.4KW ピーク4.93KW
10月12日(水)
曇り
最高気温(℃)[前日差] 25℃[+2]最低気温(℃)[前日差] 16℃[+1]
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 0% 0% 10% 20%
10/13 木
8:01 イギリス 9月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数
8:50 日本 9月国内企業物価指数(前月比)
8:50 日本 9月国内企業物価指数(前年同月比)
15:00 ドイツ 9月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比)
15:00 ドイツ 9月消費者物価指数(CPI、改定値)(前年同月比)
15:00 スウェーデン 9月消費者物価指数(CPI)(前月比)
15:00 スウェーデン 9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
15:00 スウェーデン 9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
15:00 スウェーデン 9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
15:30 スイス 9月生産者輸入価格(前月比)
21:30 米国 9月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30 米国 9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
21:30 米国 9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
21:30 米国 9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
21:30 米国 前週分失業保険継続受給者数
0 件のコメント:
コメントを投稿