2023年4月22日土曜日

「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案」CO2削減を御旗に利権拡大(維持?)

<社説>脱炭素電源法案 フクシマ忘却宣言だ
2023年4月21日 07時50分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/245379
一部引用:
 「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案」が国会で審議されている。「脱炭素」を掲げてはいるものの、原発復権を国が後押しするために「原子力の憲法」といわれる原子力基本法の改正にまで踏み込んだ。
 岸田文雄首相は昨年夏のGX実行会議で、脱炭素の要請とエネルギーの安定供給を名目に「原発依存度を可能な限り低減する」とした福島第一原発事故以来の大方針を「原発を最大限活用する」に百八十度改めた。再稼働の加速などに向けて「国が前面に立つ」との姿勢も打ち出した。
 GX脱炭素電源法案は、首相の方針転換を具体化するために、五つのエネルギー関連法の一括改正を図る「束ね法案」だ。
 このうち原子炉等規制法と電気事業法では「原則四十年、最長六十年」とする原発の運転期間を定めた規定を、原子力規制委員会管轄の炉規法から削除。経済産業省所管の電気事業法に移し、一定の条件下で六十年超の運転を経産相が認可できる仕組みに改める。
 基本法の改正案には「国の責務」という項目が新たに加えられ、「国は、原子力発電を電源の選択肢の一つとして活用することによる電気の安定供給の確保に資することができるよう、必要な措置を講ずる責務を有する」などと明記。国が率先して原発復権に関与する姿勢を明確にした。
:引用ここまで

原発事故の賠償にあてる負担金、東電はゼロへ 国民負担はあるのに…
4/19(水) 21:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/375c5c2a8f47d7bcf5d160f07d0b198836b0d349
 東京電力福島第一原発事故の賠償に充てる東電の「特別負担金」が、2022年度分は10年ぶりに0円となる。東電の赤字が理由で、西村康稔・経済産業相が認可した。東電の支払いが遅れれば利息が増え、国民の負担増につながる。賠償費用は国民負担も生じており、当事者の東電が支払わない状況に「不公平だ」と指摘する声もある。
 国の試算では賠償費用として7・9兆円を見込む。賠償金は政府出資の原子力損害賠償・廃炉等支援機構が肩代わりし、電力会社が「返済」する仕組みだ。
 内訳は、東電を含む原子力事業者が払う「一般負担金」と東電のみの「特別負担金」を合わせて5・5兆円。新電力を含むすべての電力会社が払う託送料金(送電線使用料)への上乗せが約2・4兆円だ。


払えないほどの高額な賠償があるのに、原発をは安いと言えるのか
原発をつくる金はどこから沸いてくるのだろう?
電気料金への転嫁に加えて、間接的に税金にも転嫁され、結局国民負担
・復興予算32兆円、廃炉予算22兆円(2016年)。
民間予想は30兆円から87兆円の予想。
・賠償金だけではない。
国とか東電とか電力会社の負担といっても、
結局は利用料金、税金で負担するのだ。
国なら税金で国民、東電と言っても社員・幹部が払うわけでは無いし、
電力会社と言っても同じことだから。
言葉の上では国民と関係ないけど、国民の負担になる。


 岸田文雄首相は昨年夏のGX実行会議で、脱炭素の要請とエネルギーの安定供給を名目に「原発依存度を可能な限り低減する」とした福島第一原発事故以来の大方針を「原発を最大限活用する」に百八十度改めた。再稼働の加速などに向けて「国が前面に立つ」

 脱炭素とエネルギーの安定を掲げれば、原子力利権拡大へ舵を切れると踏んだ発言です。

 日本政府が脱炭素に前のめりなのは、先進国と言われたい面子と利権のためです。

 欧州の炭素ビジネスにまんまと騙されて、もともと省エネな日本がさらなる炭素削減に誘導宣言された京都宣言から何も学んでいない。

 正直な話、先進国が脱炭素を行っても地球全体ではこれから工業化する後進国の炭素増加のほうが遥かに多いのですから、炭素ビジネスするなら炭素を吸収する方でないと炭素による温暖化(証明されていないのですが)は防げない。

 再生可能エネルギーは天候や風など安定していないので、蓄電技術や投資が必要です。

 そんなこと10年も前から判っていたので、国として蓄電(電池や水素)へ投資すべきなのですが、それをやると原発が不要となり、政府が妨害し続けて太陽光発電産業などの産業を日本は中国などに持っていかれてしまいました。

 原発の後始末やコストは結局日本国民の税金で支払われるようになり、これがすべて利権につながる。

 岸田政権の「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案」は利権のことしか眼中にないので、現在を含め将来にわたり、増税を行い、さらに電気代に上乗せして国民から絞りとる気満々です。


MMC太陽熱温水器

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 入水温度    10℃

 温水器        46℃ 温度差36℃


 太陽光発電

 発電量 26.5KW ピーク4.73KW


4月21日(金)

晴時々曇

最高気温(℃)[前日差]  28℃[+1]最低気温(℃)[前日差]  16℃[+1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

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