「3人乗り自転車」関連5法人に天下り 旧通産、警察OBら15人
2009年6月26日 朝刊 中日新聞より
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009062602000149.html
7月1日から、一定の安全基準を満たした新型車に限り、幼児2人が同乗できる「自転車3人乗り」が解禁される。その新型車の認証などに関係する6つの公益法人のうち5法人に計15人の旧通商産業省や警察庁などのOBが天下っていることが分かった。
3人乗りが認められる新型の自転車には、強度や安定性など6つの要件が求められる。要件を満たさない自転車で3人乗りをした場合、都道府県によっては指導や警告の対象となることがある。
メーカーは、新型の自転車の検査について、日本車両検査協会か自転車産業振興協会(いずれも財団法人)に費用を支払う。安全性が認められれば、社団法人自転車協会が発行する「BAAマーク」か財団法人製品安全協会の「SGマーク」の料金を支払い、シールを張って販売する。
業界団体である自転車協会にはOBはいなかったが、製品安全協会には旧通産省OBが常勤で2人。2つの検査機関にも旧通産省を中心に7人が天下りしていた。
また、3人乗りを認める新型自転車の仕様を決めるにあたり、安定性や転倒時の衝撃などを調査研究した財団法人日本交通管理技術協会には、警視総監経験者を含め警察庁OBが5人。
幼児を自転車に乗せている母親を対象にしたアンケートを実施した財団法人日本自転車普及協会の役員には、旧通産省と警察庁OB計3人(うち2人は自転車産業振興協会と兼務)が就任していた。
いつもながら、官僚のしたたかさには脱帽です。
西松建設事件の小沢氏と二階派の対応の違いと言い、利権確保のためにはものすごい知恵を絞っていますね。
自転車3人乗りは危険なことは判ります、薬のネット販売禁止などがそうですが過去の事例では国民の意見が通るのはほとんどありません、しかし3人乗りの自転車についてすぐに対応したのはこう言ったわけがあったんですね。
国民の安全、国民の資産保護という言葉で進められる規制と規制緩和、自分たちのお金儲けのタネを生みだす日本の官僚の頭脳、国民のために使うなら日本は良い国になると思うのですが。
今日のイベント
7月3日 16:15 6月 スイス 消費者物価指数(CPI)(前月比)
7月3日 16:15 6月 スイス 消費者物価指数(CPI)(前年比)
7月3日 16:55 6月 ドイツ 非製造業PMI(購買担当者指数) 確報値
7月3日 17:00 7月 ユーロ ユーロ圏非製造業PMI(購買担当者指数)確報値
7月3日 17:30 6月 英国 CIPS非製造業PMI(購買担当者指数)
7月3日 18:00 5月 ユーロ ユーロ圏小売売上高(前年比)
7月3日 18:00 5月 ユーロ ユーロ圏小売売上高(前月比)
昨日の米国雇用統計
予測より悪かったので、ニューヨークは200ドル以上の下げ
FX投資は大きく円高なので15万ドル購入
AUD 77.50円 5枚
AUD 77.00円 5枚
AUD 76.25円 5枚
しばらく様子見です。
0 件のコメント:
コメントを投稿