2009年7月26日日曜日

タスポの個人情報


こんなニュースが

http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009072501000753.html
タスポ情報、検察に提供 日本たばこ協会
 たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ」を発行する日本たばこ協会(東京)が、特定の個人が自販機を利用した日時や場所などの履歴情報を検察当局に任意で提供していたことが25日、関係者の話や内部資料で分かった。行方の分からなかった罰金未納者の所在地特定につながったケースもあった。
 クレジットカードや携帯電話の使用履歴はこれまでも捜査当局に使われてきたが、タスポ情報の利用が明らかになるのは初めてとみられる。
 刑事訴訟法に基づく照会に回答した形となっているが、タスポの利用者は通常、想定していない事態だけに、個人情報保護の観点から「どんな情報を第三者に提供するのか、本人に明らかにすべきではないか」と、疑問の声も出ている。
 日本たばこ協会は、共同通信の取材に事実関係を認め、「法に基づく要請には必要に応じて渡さざるを得ない。情報提供については会員規約で同意を得ていると認識している」と説明している。
 関係者の話などによると、協会は求められた個人の生年月日や住所、電話番号、カード発行日などのほか、たばこ購入の日時や利用した自販機の所在地を一覧表にして提供。免許証など顔写真付き身分証明書の写しが添付された申込書のコピーを渡した事例もあった。

2009/07/26 02:02 【共同通信】


タスポのHPからQ&A
http://www.taspo.jp/Faq10.html

Q:個人情報は大丈夫

A:「taspo(タスポ)」の実施主体である、(社)日本たばこ協会が万全の体制で管理しています。お客様の個人情報(お名前、生年月日、住所、電話番号など)は、個人情報保護法及び関係するガイドラインに従い、個人情報の保護・流出防止を徹底するなどの対策については今後とも万全を期していきたいと考えております。同法を厳格に遵守するのはもちろんのこと、関係するガイドラインに適合した管理規約を作成の上、その運用に関しても厳正な個人情報保護・管理に努めていきます。また、個人情報管理状況について、第三者からの監査を引き続き受ける所存です。


このニュース、新聞には3面記事で取り上げていましたがトップで報道してもおかしく無い内容と思います。
記事の中には、「情報提供については会員規約で同意を得ていると認識している」と説明している。」と書いてありましたが、タスポを申請した人はこんなことに使われるとは思ってもいなかったでしょう。
これが許されるなら、検察などへ出すならクレジットカードの情報でもOKとかなってしまわないだろうか?
ネットでの情報は簡単に漏れるので、個人情報の管理は気をつけていてもだめかもしれませんが安易に出さないようにしないといけません。
日本と言う国は中国や北朝鮮を笑えない・・・より危ない管理社会主義へ走っているのではないかと気になります。

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