2009年12月26日土曜日

意図的に嘘を報道するマスコミ

http://www.asahi.com/politics/update/1222/TKY200912220118.html
クリントン長官、駐米大使を異例の呼び出し 普天間問題2009年12月22日10時23分
 【ワシントン=伊藤宏】クリントン米国務長官は21日午後、藤崎一郎駐米大使と米国務省内で会談し、米軍普天間飛行場の移設問題などについて意見交換した。クリントン長官が同日朝急きょ、藤崎大使を呼んだもので、こうした形で国務長官と大使が会談するのは極めて異例。クリントン長官は、新たな移設先を探す鳩山政権の動きに不快感を表明し、現行計画の早期履行を改めて求めたと見られる。
 会談はクリントン長官の執務室で約15分間行われ、キャンベル国務次官補らが同席した。この日は、記録的豪雪の影響のために、連邦政府機関は原則休業となっており、休業状態にある同省に呼び出す異例ずくめの対応となった。
 藤崎大使は会談後、記者団に対し、「長官が大使を呼ぶということはめったにないが、日米関係を重視しているという考え方を改めて伝えたい、ということで、先方から話があった。お話は日米関係全般についての長官の考え方だった」と述べた。
 藤崎氏は、普天間問題も議題になったことを認めたうえで、現行計画の履行を求める米側の立場に変わりはない、という認識を示した。米側の危機感のあらわれか、との質問には「重く受け止めている」と語った。ただ、会談の詳細については「内容を大臣、総理に報告する必要がある」として、明らかにしなかった。
 鳩山由紀夫首相は17日、コペンハーゲンで開かれたデンマーク女王主催晩餐(ばんさん)会で、クリントン氏と隣席になった際、普天間問題の決着を先送りした経緯を説明し、理解を得られたとしている。クリントン氏が藤崎大使を呼んだ背景には、米国の姿勢に変化がないことを念押しする狙いがあったと見られる。
沖縄普天間基地の報道は、偏った報道ばかりでしたかこれは嘘をマスコミ全部で報道しているひどい状態。
当日、ほとんどのマスコミ(テレビ・新聞)が上のような報道をくりかえして、普天間基地移転の先送りを非難していました。
実際はどうかと言うと、アメリカの報道を和約したのが下の記事。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091224-00000010-ryu-oki
米国務次官補「大使が会いに来た」 「呼び出し」報道を否定
12月24日10時45分配信 琉球新報
 クローリー米国務次官補(広報担当)は22日の記者会見で、クリントン米国務長官が21日に藤崎一郎駐米大使を米軍普天間飛行場移設問題で呼び出したという日本メディアの報道について「藤崎大使の方から訪れた」と否定した。その上で、大使の「日本は方針決定に時間を要する」という説明に理解を示し、日本との協議を継続する考えを示した。
 記者の「クリントン国務長官が藤崎大使を呼び出したそうだが、会議内容についての資料はあるか」との質問に対し、クローリー氏は、呼び出したのではなく藤崎大使の方からクリントン長官とキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)を訪れたと説明した。
 クリントン氏がコペンハーゲンでの鳩山由紀夫首相との会談内容に触れ、普天間問題についての見解を藤崎大使に示したという日本メディアの報道には「(コペンハーゲンで)クリントン長官が鳩山首相と会ったのは会合へ向かう途中と晩さん会の2度。何を話したかは定かではない」と述べた。
 米政府の見解として「(普天間移設問題は)日米間において重要な問題であり、日本政府との協議は継続していく。現行計画は、沖縄の負担軽減と日本防衛、地域の安全維持という点において最善なものだと信じている」と強調した。
 記者会見の内容は米国務省のホームページで確認できる。
 (平安名純代ロサンゼルス通信員)
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【国務次官補】 一問一答
 ―クリントン長官が日本の(藤崎一郎駐米)大使を呼び出したそうだが。
 「大使がキャンベル次官補とクリントン長官に会いに来た。会談で、大使は米軍再編問題はもう少し時間がかかると話した。われわれは現行計画が最善だとは思うが、日本との協議は続けていく」
 ―大使が「会いに来た」というのはどういう意味か。(米側に)呼ばれたのではないのか。
 「彼は呼ばれたのではない。実際には、彼の方からわれわれに会いに来た」
 ―コペンハーゲンで(鳩山由紀夫)首相が「長官から普天間問題で理解を得られた」と述べたことを、長官が問題視したと日本メディアは報じている。確かか。
 「私はコペンハーゲンで長官と一緒だった。長官は会合に向かう途中で首相と会った。デンマーク女王主催の晩さん会でも話をしていた。詳しい内容は分からない。だがこれらの問題はわれわれにとって重要で、日本政府と協議し続けることははっきりしている。米軍再編の現行計画が沖縄の負担軽減と日本防衛、地域の安全を維持する最善のものだ。昨日、日本からもらったメッセージは、単に(この問題は)もう少し時間がかかるということだった」
(米国務省ホームページを和訳)
まったく違った内容で、最初の記事はねつ造と言うか、完全に日本のマスコミの作文でした。
しかし、嘘でもマスコミが、がなり立てると本当に聞こえてしまう、マスコミ洗脳の日本は怖いところです。
私は子供のころ、新聞に書いてあることは本当のことだと信じていました。政治的に世論を操作したい人たちは本当のことは報道しないのですね・・・・ネット社会になって真実が判るようになったのは良いことですが、ますます、新聞やテレビはいらなくなりそうです。
普天間基地問題ですが、田中 字氏が書いている「官僚が隠す沖縄海兵隊グアム全移転 」を読むと真実がわかります。
http://tanakanews.com/091210okinawa.htm

実際、沖縄にいるアメリカ海兵隊は、日本を守るためにいるのではなく、アジア方面へ戦場を展開するための前線基地のですね、アメリカとしてはグアムへ移転すべく動いているのですが、日本の政治家と官僚がゼネコンと結託して利権を食いものにしようと計画しているのでもめている。
アメリカとしてもグアム移転の費用をいっぱい出してもらいたいのでごねている・・・・このような構図だと言うことで、嘘ばっかりのマスコミはますます信用できない日本です、自分で情報を集めて自分で対処していかないと大変なことになります。

2 件のコメント:

  1. 「頭に来たので、米国務省に誰が大使を呼び出したのかを質問しました~普天間移転問題で」
    http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/a23e6f4de4948eb6a03c012b2ca5a0a6

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  2. ヤメ蚊さん、書き込みありがとうございます。
    ブログ読ませていただきました、前からですが日本のマスコミは日本の国民の為の会社になっていません、どこの国の利益を優先しているんだ!と言いたくなります。

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