50年後、コメは増収? 高濃度CO2で栽培実験
二酸化炭素を高濃度にした実験区画で、稲の生育状況を見る長谷川利拡上席研究員=13日、茨城県つくばみらい市
50年後には大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が現在の約1・5倍になると想定し、その環境で稲の生育や収穫量はどうなるかを調べる実験を、農業環境技術研究所などが茨城県つくばみらい市で進めている。
石油など化石燃料への依存が続けばCO2濃度が高まるほか、気温上昇や土壌の変化など自然環境は現在と大きく異なると予想される。実験は5年計画で、さまざまな条件で栽培した最初の収穫が9月に予定されている。
同研究所大気環境研究領域の長谷川利拡上席研究員は「将来の環境に適した品種開発や栽培法確立などに役立てるほか、食糧生産予測の精度向上にも役立てたい」と話している。
実験場所の水田は広さ5千平方メートル。CO2を高濃度にする区画は密閉はせず、囲んだチューブからCO2を放出、濃度を通常の約1・5倍の約590ppmに調節している。水温の高さや肥料の量など、さまざまな条件の場所を作り、コシヒカリなど約30品種を栽培している。
光合成で栄養を作る植物にはCO2上昇は有利とみられ、岩手県雫石町で11年間続けられた同様の実験では、平均で約14%増収となった。
2010/08/14 17:00 【共同通信】
これは一部の成果ですがCO2濃度が高まれば、収穫量が増えるというメリットがあるようです。
おそらく他の穀物も収穫量が増えると予想されるから、CO2の増加は食糧問題を解決してくれる可能性があります。
CO2は空気中の濃度より、海水中の濃度の方が高いので、海藻以外では、甲殻類(貝など)の繁殖も増えるのでは?素人考えですが、CO2の増加は本当に悪い影響だけではないような気がします。
地球でのCO2濃度は最近少し増えただけで、過去にはもっと多かった時期もあるので、今の状態が変化すると人間が暮らしにくい?と言う人間本位の考え方から出ているのかもしれません。
良く言う、トンボは益虫で芋虫は害虫って、人間から見たらと言うわけですから。
世の中のマスコミや世論はCO2のネガティブキャンペーンを一生懸命にやっているが、こういう実験結果も評価してはどうだろうか?
CO2濃度が1.5倍になるだけで14%も収穫量が増えるという実験結果に着目してもいいのではないか?
その他、CO2が増えれば同じ植物である森林も育ちやすくなると予想されるから、林業にとってもメリットがあると思われる。
石油に代わる代替エネルギーのエタノールなどの生産も効率よくできるようになって行くと、CO2は厄介者とは限らないのではなかと思います。
CO2取引やCO2ビジネスを立ち上げている、欧州の言い分ばかりをフォローするような報道ばかりでなく、たまには反対の考え方でCO2の濃度上昇を見た意見は無いのだろうか?
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CO2の問題は新しいビジネスモデルを作るために利用しているだけなのでCO2のマスコミ報道はビジネストークとして聞き流すようにしています。
返信削除インターネットの発達により簡単に色々な情報が入手可能になったすおかげですね。
TXIさん、こんにちは
返信削除なにが本当かが判らないマスコミには困ったものです。
結局、権力者とそのおこぼれをもらっているマスコミは、自分たちの都合のよいことしか報道しませんので、ネット社会が出来て本当によかったです。
投資もネットが無ければ成り立ちません。