2011年4月30日土曜日

放射能汚染はいつまで続くのか

 ニュースをいくつか拾ってみると、日本は危機感が無さすぎな気がします。
 コウナゴ再び基準値超え 北茨城沖、セシウムが
2011.4.29 12:52
 茨城県は29日、福島県境の北茨城市沖で28日に採取したコウナゴ(イカナゴの稚魚)から、暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を上回る1129ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
 茨城のコウナゴをめぐっては、11日に取ったものから基準値を超える放射性ヨウ素が検出されたのを最後に、基準値を下回り続けていた。
 茨城県によると、28日に県の調査船が採取し、県の機関で検査していた。放射性ヨウ素は430ベクレルで、基準値(2千ベクレル)を下回った。
 県漁政課の担当者は「潮流の関係でコウナゴが南下してきた可能性もある」と原因を分析した上で、「今回の検査で基準値を下回ったら、操業や出荷自粛の解除要件を満たしたはずなのに」と残念そうに話した。

 海洋流出の放射性物質「4700兆ベクレル」 福島2号機
東電、汚染水総量は520立方メートル 2011/4/21 12:09
 東京電力は21日、4月初めに福島第1原子力発電所の2号機付近から海洋に流出した放射性物質の汚染水について、流出総量が約520立方メートルになるとの見通しを発表した。海洋流出は2日に東電が確認し、6日に止水した。今回の推計は確認前日の1日から流出が始まったと仮定。6日までの期間で、放射性ヨウ素131やセシウム134137などを合わせた放射性物質の量は「4700兆ベクレル」という。
 流出箇所の止水強化工事は21日に完了した。今後は立て坑の閉塞を行う予定。
 沖合への流出を最小限に防ぐため、東電は1号機から4号機までシルトフェンスを設置したほか、発電所の南側防波堤付近に62袋の大型土のうを積んだ。今後はこの防波堤付近に鋼矢板と呼ぶ鉄製の板を置くほか、放射性物質の吸着装置設置を検討する。規模や配置は今後詰める。〔日経QUICKニュース

 3月15日にはレベル7相当 放射能放出量、安全委試算
2011424510
 東京電力福島第一原発の事故で、大気への放射能(放射性物質)の放出量が3月15日夜までに約19万テラベクレル(テラは1兆倍、放射性ヨウ素換算)で、国際的な事故評価尺度(INES)で最悪のレベル7に達していた。原子力安全委員会の試算でわかった。
 安全委などは4月12日にレベル7を発表、その夜に政府高官が「3月15~17日の時点で、レベル7に相当する量が放出されていた」との見方を示していたが、数字上も裏付けられた。
 3月15日朝には、2号機の原子炉格納容器につながる圧力抑制室が爆発しており、この影響を受けている可能性がある。
 今回判明したのは、3月15日午後9時までの放出総量で、約19万テラベクレル。レベル7の判断基準となる5万テラベクレルを超えていた。14日までには5万テラベクレルに達していなかったとされる。安全委は3月11日の地震以降、4月5日までの放出量の総量は63万テラベクレルと試算していた。
 安全委はまた、4月5日時点での1日当たりの放射能放出量は154テラベクレルだったとの試算も明らかにした。ピーク時の1万分の1ほどで、安全委は現状も同様のレベルで推移している、との見方を示した。(佐藤久恵、桜井林太郎)

 原子力事故レベル7となった、福島第一原発ですが、いまだに放射線物質を空気中へ放出を続けており、チェルノブイリより汚染がひどくなる可能性があります。
 2号炉からの高濃度汚染水の漏れは相当なもので、人為的に海に放出した1万トンの低レベル汚染水は、大したことなかったんですね・・・
 海はセシュウムやストロンチウムで汚染されたので、100年単位で魚に蓄積されます、日本の太平洋側の魚は放射線測定したものしか食べられなくなるかもしれません。
 政府はきちっと汚染を測定させるようにするのか?今までの動きを見ていると、風評被害の拡大しかできない、バカな政府なので期待薄です。
 また、産地偽装や測定値偽装と、いい加減な日本なので、外国産の方が安全となるでしょうね。
 しかたがないので、大手スーパーなどで、測定して売って欲しい、産地が茨城沖でも、きちっと測定されたものなら食べられます。
 風評被害をするなと政府が文句を言うなら、それくらいのことを政府はやせるべきです。
 
 出荷制限中のホウレンソウ 意図的に販売か
千葉・香取産 2011/4/27
 千葉県は26日、国の暫定規制値を上回る放射性ヨウ素が検出され、出荷停止の対象とされた同県香取市産のホウレンソウ7885束が市場に流通していたと発表した。県は回収を指示したが、一部は消費された可能性があるという。健康被害は確認されていない。
 県によると、香取市内の10戸の農家が1~22日の間、千葉県匝瑳市の青果卸売市場にホウレンソウを出荷した。流通先は調査中だが、多くは首都圏とみられる。
 10戸の農家は出荷停止の対象であることを把握しており、県は意図的に販売した可能性があるとみている。同市場では生産地を確認していなかったという。
 香取市産のホウレンソウは3月31日に国の暫定規制値を上回る放射性ヨウ素が検出されたとして、県が出荷自粛を要請。4日には国が出荷停止の対象とし、22日に解除された。

  事故麦622トンも流通 農水省の事故米事件調査で判明
20114221548
 2008年までに米国から輸入された事故米3155トンが食用として不正転売されていた事件で、食用でない麦622トンも食用に偽装されて流通していたことが農林水産省の調査でわかった。農水省は22日午後、これらの米麦を輸入した大手商社を指名停止にする。
 この事件では、神奈川県伊勢原市の加工業者「協和精麦(せいばく)」が、カビの発生などで非食用とされた事故米を家畜の飼料用に加工したと偽り、食用として転売していたことを昨年春に認めた。農水省の追加の調査で、同社は同時期に輸入された非食用の事故麦についても、飼料用の加工をせず、食用として流通させたことを認めたという。
 農水省は流通先も調査。事故米の一部は焼酎の原料などになっていたことが確認されたが、麦については書類が残っておらず、解明できなかった。事故米や麦は残留農薬やカビ毒は検出されておらず、健康への影響はなかったとみられる。
 偽装された3155トンを含む事故米5251トンは、03~08年に伊藤忠商事、双日、丸紅など大手商社計6社が輸入していた。農水省はこのうち5社程度について「最終的に適切に使用されたか確認しなかった」として処分を行う。農水省は08年、この5251トンについて「飼料用に使われたと確認した」という誤った発表をしていた。
 この事件では、時効にかからない事故米82トン分について、神奈川県警が昨年8月、協和精麦など転売にかかわった業者2社と元社長ら4人を食品衛生法違反などの疑いで書類送検。「健康被害が報告されていない」などの理由で不起訴処分(起訴猶予)となった。(大谷聡)

 自分さえよければ良い(儲かればよい)と言う国なので、本当に信用できません。
 原発の建屋での放射線量を見ると、クローズド冷却までの工事は今年中に出来ればよいのではないかと思います。
 このまま、原子炉の冷却が水を注水で冷却している時間が長くなればなるほど、汚染は拡大して行きます。
 福島第一原発の周囲30Kmくらいは、数百年間は立ち入りが出来ない管理区域になりそうです。
 しかし、今年一杯、放射線物質を放出しつづけると、どのくらいの汚染が行われるのか、地球規模でも問題視される可能性もあり、海外からの賠償訴訟が起こったら、政府はどのように対応するのか?怖くなります。

太陽光発電
発電量14.4KW ピーク3.52KW
429()
晴れ 
 最高気温(℃)[前日差]18 [ +3 ] 最低気温(℃)[前日差]8 [ -2 ]
降水確率(%)10   10   10    10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
 FX投資
AUD/JPY買い89.000売り89.120
AUD/JPY買い88.794売り88.900
AUD/JPY買い88.768売り88.856

2 件のコメント:

  1. 今日、100円ショップのはしごをしました。4店舗回りましたが、レジの店員は全て日本人になっていました。中国人研修生の引き上げは報道以上ですね。
    明日(5/1)は、10時30分ごろに行きます。

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  2. TXIさん、こんにちは
    大須で、コメ兵に行ったのですが、外人客いませんでした。

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