首相 安全確認の原発は再開を
6月19日 18時3分
菅総理大臣は、インターネットを通じて、自然エネルギーについて国民と意見を交わし、原子力発電所の運転再開に関連して、「安全性が確認された原発は稼動していく」と述べ、国として、地元の自治体に対して原発の運転再開を求める考えを示しました。
東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、運転再開のめどが立っていない定期検査中の原発を巡っては、18日、海江田経済産業大臣が、深刻な事故に対する措置が実施されていることを確認したとして、地元の自治体に原発の運転再開を求めました。こうしたなか菅総理大臣は、19日、総理大臣官邸と宮城県や福島県など全国4か所をインターネット中継で結び、自然エネルギーをテーマに国民と意見を交わしました。この中で菅総理大臣は、原発の運転再開について「海江田大臣の考えは、私も全く同じだ。中部電力浜岡原子力発電所は例外的な特別な事情があり、ほかの、きちんと安全性が確認されたものは稼動していく」と述べ、地元の自治体に、原発の運転再開を求める考えを示しました。そのうえで、菅総理大臣は「長期的にどういうエネルギーの在り方を選ぶかというのは、しっかり議論する必要がある」と述べ、原発の運転再開の問題とは別に、将来のエネルギーの在り方の議論が必要だという認識を示しました。
これに対して、自民党の河野太郎氏のブログで、以下のような情報が・・・
原発の安全確認はどこまでできているか
2011年06月22日 20:33
影の行政刷新・公務員制度改革担当相|核燃料サイクル
不安院は、6月18日の時点で、各地の原発のシビアアクシデントへの対応が適切に実施されていると評価した。大臣からの発言もあった。
しかし、6月18日までに、各原発ごとに対応が終わっていないものがある。いや、実は、全ての原発が、シビアアクシデントへの対応を終えていないのだ。それなのに不安院は対応が適切だと評価している。
以下、各原発ごとにシビアアクシデントへの対応がどこまでできているかのまとめである。
例えば高線量防護服はほとんどの原発で配備が終わっていない。なかにはこの7月末までに配備するといっている原発がある。それならば、それを確認して対応を評価すべきではないか。
水素に対する対応は、今後3年かけてという原発もあれば、平成24年末までにというところもある。対応する予定が決まっただけで安全だと不安院は評価しているのだ。
たとえばもんじゅのように、平成23年8月までに対応を検討し、その結果で対策の完了時期が決まるといっているところもある。それでも不安院は、シビアアクシデントに対する対応が適切に実施されていると評価している。
6月18日までに、安全ですよという宣言を出さなければならない理由があったのではないかと疑ってしまう。(例えばIAEAの会合とか)
これで各知事に原発再稼働を認めろというのはむしがよすぎるのではないか。
北海道電力泊原発
高線量防護服10着配備 平成23年7月末完了予定
格納容器内の水素を処理する装置の設置 今後3年程度
東北電力東通原発
高線量防護服10着配備 平成23年7月末完了予定
原子炉建屋内への水素検知器設置 平成24年度内完了予定
原子炉建屋頂部へのベント装置設置 平成24年度内完了予定
ホイールローダ1台配備 平成23年6月中完了予定
東北電力女川原発
電源確保に必要な資機材の配備 平成23年7月中完了予定
高線量防護服10着配備 平成23年7月末完了予定
水素放出用穴あけ作業必要機材配備 平成23年7月中完了予定
原子炉建屋内への水素検知器設置 平成24年度内完了予定
原子炉建屋頂部へのベント装置設置 平成24年度内完了予定
ホイールローダ1台配備 平成23年6月中完了予定
東京電力柏崎刈羽原発
高線量防護服10着配備 平成23年7月末完了予定
原子炉建屋内への水素検知器設置 平成24年度内完了予定
原子炉建屋頂部へのベント装置設置 平成24年度内完了予定
ホイールローダ2台配備 平成23年度上期配備予定
パワーショベル3台配備 平成23年度上期配備予定
東京電力福島第二
高線量防護服10着配備 平成23年7月末完了予定
中部電力浜岡原発
災害対策用発電機の追加配備 平成23年6月末完了予定
津波対策でPHS交換機を高所に移設 平成23年度末完了予定
高線量防護服10着配備 平成23年7月末完了予定
水素放出用穴あけ作業必要機材配備 平成23年7月末完了予定
原子炉建屋内への水素検知器設置 平成24年度上期完了予定
原子炉建屋頂部へのベント装置設置 平成24年度上期完了予定
北陸電力志賀原発
高線量防護服10着配備 平成23年6月末完了予定
水素放出用穴あけ作業必要機材配備 平成23年6月末完了予定
原子炉建屋内への水素検知器設置 平成24年度末完了予定
原子炉建屋頂部へのベント装置設置 平成24年度末完了予定
ブルドーザ1台配備 平成23年11月末完了予定
関西電力美浜原発
津波対策で内線電話用交換機/電源を高所に移設 平成29年度頃
高線量防護服10着配備 平成23年6月末完了予定
格納容器内に静的触媒式水素再結合装置を設置 今後3年程度
関西電力大飯原発
津波対策で内線電話用交換機/電源を高所に移設 平成29年度頃
高線量防護服10着配備 平成23年6月末完了予定
格納容器内に静的触媒式水素再結合装置を設置 今後3年程度
関西電力高浜原発
津波対策で内線電話用交換機/電源を高所に移設 平成29年度頃
高線量防護服10着配備 平成23年6月末完了予定
格納容器内に静的触媒式水素再結合装置を設置 今後3年程度
中国電力島根原発
高線量防護服10着配備 平成23年6月末完了予定
原子炉建屋内への水素検知器設置 平成24年度完了予定
原子炉建屋頂部へのベント装置設置 平成24年度完了予定
四国電力伊方原発
津波対策で内線電話用交換機を高所に移設 平成24年度頃
高線量防護服10着配備 平成23年9月末完了予定
格納容器内に静的触媒式水素再結合装置を設置 今後3年程度
九州電力玄海原発
高線量防護服20着配備 平成23年6月末完了予定
格納容器内に静的触媒式水素再結合装置を設置 今後3年程度
九州電力川内原発
高線量防護服10着配備 平成23年6月末完了予定
格納容器内に静的触媒式水素再結合装置を設置 今後3年程度
日本原電敦賀原発
電源確保のための必要機材を配備 平成23年12月末完了予定
津波対策でPHS交換機を高所に移設 平成23年12月完了予定
乾電池駆動の簡易通話装置を配備 平成23年6月末完了予定
高線量防護服10着配備 平成23年7月末完了予定
原子炉建屋内への水素検知器設置 平成24年度末完了予定
原子炉建屋頂部へのベント装置設置 平成24年度末完了予定
格納容器内に静的触媒式水素再結合装置設置 平成25年完了予定
日本原電東海第二原発
津波対策でPHS交換機を高所に移設 平成23年12月完了予定
高線量防護服10着配備 平成23年7月末完了予定
原子炉建屋内への水素検知器設置 平成25年度完了予定
原子炉建屋頂部へのベント装置設置 平成23年11月完了予定
JAEA もんじゅ
電源確保のための電源車置き換え 平成23年6月末完了予定
緊急時の運転手順の整備 平成23年8月末完了予定
高線量防護服10着配備 平成23年12月末完了予定
放射線管理に関する体制整備 平成23年6月末頃
原子炉補助建物に水素蓄積防止を実施 完了時期未定
JAEA ふげん 燃料プール
トランシーバを配備 平成23年上期完了予定
高線量防護服10着配備もんじゅと融通 平成23年12月予定
読んでいくにしたがって、どこが「安全が確認された」?と言えるのか、すぐにでも止めた方が良いとしか思えません。
内容も困難で良いの?もですが、先送り、予定のオンパレードで、この国のお役人体質そのものです。
そう言えば、昨日の午前9時からもんじゅの落下したアームの抜き取りをやったはずですが???
成功と言うニュースが聞こえてこないと言うことは、失敗したなと・・・
もんじゅ大丈夫か?ナトリウム火災→大爆発ってシナリオだけは止めてほしい。
太陽光発電
発電量15.8KW ピーク2.51KW
6月23日(木)
曇り
最高気温(℃)[前日差]30 [ -1 ] 最低気温(℃)[前日差]23 [ +1 ]
降水確率(%) 30 30 40 30
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
6月24日
14:00 5月 シンガポール 鉱工業生産(前月比)
14:00 5月 シンガポール 鉱工業生産(前年比)
17:00 6月 ドイツ Ifo景況感指数
21:30 2011年第1四半期 米国 実質GDP(前期比年率)
21:30 5月 米国 耐久財受注(前月比)
21:30 5月 米国 耐久財受注(輸送除くコア)(前月比)
21:30 2011年第1四半期 米国 GDPデフレータ(前期比)
21:30 2011年第1四半期 米国 個人消費(前期比年率)
FX投資
AUD/JPY買い84.746売り84.839
AUD/JPY買い84.784売り84.870
AUD/JPY買い84.788売り84.894
AUD/JPY買い84.838売り84.922
AUD/JPY買い84.832売り84.945
AUD/JPY買い84.793売り84.847
AUD/JPY買い84.850売り84.931
AUD/JPY買い84.846売り84.912
あまり動きが無く、こまめに売り買いして利益確保です。