2011年6月17日金曜日

世界から損害賠償を請求される日本?

北海道で捕獲されたクジラからセシウム「食物連鎖への懸念」―韓国
2011/06/16() 10:37 
 日本捕鯨協会は14日、福島第1原子力発電所から650キロ離れた北海道沿岸で捕獲されたミンククジラ2頭から、放射性物質のセシウムが検出されたことを明らかにした。複数の韓国メディアが相次いでこれを報じた。
 韓国メディアは、「クジラも放射能を警告」と題し、乱獲などで個体数が減少しているクジラが、今度は人間が作り出した原発の放射能災害まで経験していると報じた。
 日本は捕鯨に対する国際社会の反発から、1987年から研究目的にのみ捕鯨をするという、いわゆる調査捕鯨を毎年継続していると紹介。北海道釧路市に所在する日本捕鯨協会は、4月末に始まった調査捕鯨で捕獲したクジラの17頭のうち6頭について放射性物質の検査を行い、その結果、2頭からセシウムが検出されたと明らかにした。
 2頭のクジラから検出されたセシウムの量はそれぞれ、31ベクレルと243ベクレルの放射性セシウムが検出した。これは1キログラム当たり500ベクレルとする暫定基準値以下だという。
 しかし、海洋生物の食物連鎖の頂点にあるクジラの体から放射能が検出されたことは、その餌となる魚介類への放射能汚染がかなり広がっている可能性が高いことを示しており、懸念が高まっていると伝えた。(編集担当:李信恵・山口幸治)

 海洋生物食物連鎖の頂点に居るクジラが、放射能汚染されている事実は重い。
 今回、海における食物連鎖ピラミッドの最頂点に位置するクジラから放射性セシウムが検出されたという事実は、もっと大騒ぎしても良い。
 そもそも「食物連鎖」における放射性物質の「生物凝縮」は、捕食される側の生物から次第に捕食する側の生物に移行して行くわけで、福島第1原発事故からわずか3ヶ月ちょっとの期間で、早くも食物連鎖ピラミッドの最上位に位置するクジラから放射性セシウムが検出されたと言うのは、海洋の放射能汚染は深刻な状況である可能性が高いです。
 人間は食べる物を選別できると言いながら、この上に居るわけで、食物汚染基準10ベクレル/kgから暫定500ベクレル/kgへ上げた日本では、今後内部被ばくによるガンの発生が増大しそうです。
 
ついでにこのニュース
原発被害の国際補償体制を IAEA閣僚宣言に明記へ
20日からウィーンで始まる国際原子力機関(IAEA)閣僚級会合で採択を目指す声明の最終案に、原発事故に対する国際的な補償体制確立の必要性が明記されていることが15日、明らかになった。
福島第1原発事故で放出されたとみられる放射性物質が中国や韓国、ロシアなどで検出されたことから、国境を越えた被害をもたらす重大な原発事故への国際的対応があらためて焦点に浮上、最終声明案に新たに盛り込まれた。
共同通信が入手した最終声明案は、他国で発生した原発事故の被害を受けた国々が「適切な補償」を受けられるよう国際的な体制の確立を訴えている。同案は閣僚宣言として20日にも採択される見通し。
日本原子力産業協会によると、原子力事故の損害賠償を定めた主な国際的取り決めは「ウィーン条約」や「原子力損害補完的補償条約」などがある。
しかし、ウィーン条約の加盟国は中東欧など30カ国余りにとどまる。同補償条約は米国など4カ国で、発効もしていないため、福島事故後、国際的な補償体制の整備が求められていた。

 日本は安全神話のために”ウイーン条約”には入っていないのですが、入ることも検討しているらしい・・・入った途端、世界各国から多額の賠償金請求されたりしませんかね?
 今回の宣言は日本への保障問題の為に作られた気がするのは考えすぎでしょうか?

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