2012年11月16日金曜日

またどさくさにまぎれて特例公債法案の修正を滑り込ませ

与野党3党、特例公債法案修正で合意-政府の発行権限を拡大
http://jp.wsj.com/Japan/Economy/node_547697
2012年 11月 14日  9:26 JST
 【東京】民主、自民、公明の与野党3党は13日、特例公債法案の修正で合意し、政府が15年度まで赤字国債を発行できるよう権限を拡大することにした。この結果、国債発行をめぐる国会での例年の対立がなくなり、予想外の財政緊急事態を回避するのにも役立つ。 
 ねじれ国会を背景にした与野党の政治的なこう着が続き、赤字国債発行に不可欠な特例公債法案は半年以上にわたって可決が阻止され、政府支出の一時的な停止が日本の国債市場を混乱させる恐れもあった。
 しかし13日の3党合意によって、修正法案の国会通過の道が開かれる見通しとなった。法案修正の結果、政府は国会の承認を受けずに数年間にわたって国債を発行できるようになる。
続く

 この法案を聞く限り「2015年度までの4年間については特例公債法案の自動的な発行を認める」ということなのかと。
 これまでの特例公債法は、毎年度の赤字国債の発行に限って発行の権限を与えていたものであり、今回4年間分の授権をまとめて規定するようなことは史上初めてです。
 予算案計画の前にこんな法律が出来てしまうと、経済活性を掲げて各省に振る予算案は、青天井になってしまうのではないかと懸念されます。
 前から書いていますが、2013年度の経済成長が芳しくなかった場合、消費税アップは見送られます。
 財務省としてはそんなことはあってはいけません!
 自公民3党の談合政権が出来た場合、予算は景気上昇を武器に、相当なバラマキになるのは間違いないでしょう。
 どさくさにまぎれて特例公債法案の修正を滑り込ませたのは、財務官僚の入れ知恵でしょうね、ねじれ国会で嫌気がさした党首はその入れ知恵に乗ったわけです。
 これからの4年間は、日本にとって運命的な時代の局面だと思います。
 今のような政治の混乱が続けば取り返しがつかないことになるでしょう。
 今、総選挙を実施すれば確実に政権を交代させることはできます。
 しかし、現状より一層混乱した政治状況が4年間続くことが避けられないと思います。
 今後の4年間でさらなる日本の衰弱、劣化に歯止めがかからないはず。
 希望は第三極の進撃ですが、今のところバラならになって混乱する可能性が大きいです。
 自民、民主を脅かす当選者を得ても、過半数を取れないので、大混乱に拍車がかかるでしょう。
 破綻は早いかもしれません。

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