2013年10月26日土曜日

原子力規制委員長の発言とは思えない

年1ミリシーベルト「独り歩き」/被ばくで田中規制委員長  http://www.47news.jp/47topics/e/246943.php
 東京電力福島第1原発事故に伴う除染で国が掲げる長期目標の年間追加被ばく線量1ミリシーベルトに関し、原子力規制委員会の田中俊一(たなか・しゅんいち)委員長は23日の記者会見で「(1ミリシーベルトという数字が)いつの間にか独り歩きしている」と述べた。
 除染を支援するため来日した国際原子力機関(IAEA)専門家チームのフアン・カルロス・レンティッホ団長が21日、年間1ミリシーベルトについて「必ずしもこだわる必要はない」と述べた見解を容認した形。
 田中委員長は会見で、住民が避難先でストレスを抱えて病気になったり死亡したりする場合もあると強調した上で「年間20ミリシーベルト以下であれば全体のリスクとして受け入れられるというのが世界の一般的な考え方だ」と強調した。
 政府は事故後、年間20ミリシーベルトを基準に避難区域を設定。除染計画でも同じく年間20ミリシーベルトを短期目標としている。しかし、住民の間では低線量被ばくへの懸念があり、除染以外の自然減衰なども含めた長期目標の1ミリシーベルトを下回らなければ地元に戻れないとの考えが根強い。
 (共同通信)


 原子力規制委員会の委員長が、年間20ミリシーベルトまで良くしたいなんて発言をしていますが、原子力基本法第20条「放射線による障害を防止し、公共の安全を確保するため、放射性物質及び放射線発生装置に係る製造、販売、使用、測定等に対する規制その他保安及び保健上の措置に関しては、別に法律で定める」に限度が書いてあります。
 法律なので、読みにくい・・・抜き書きすると。
 「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」
 この法律の第19条1項に廃棄の基準というのがあり「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行令」と「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則」
 第19条第1項第2号ハで、基準は文部科学大臣が定めると書かれており、その定めた内容が「放射線を放出する同位元素の数量等を定める件」
 第14条4項に「規則第1条第1項第2号ハ及び第5号ハに規定する線量限度は、実効線量が4月1日を始期とする1年間につき1ミリシーベルトとする」
 法律って本当に判りにくいですが、年間20ミリシーベルトにするには、法律を変えないとダメなんですね。
 それを、年間被ばく量1ミリシーベルト以下では、地元に戻れないないので、「住民が避難先でストレスを抱えて病気になったり死亡したりする場合もある」と言う発言は誰のために言っているのだろうか。
 こんな人が、原子力規制委員会の委員長って肩書きですが、原子力推進委員会の委員長の間違いではないですか?

 

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10月25日(金)

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降水確率(%)  80    50    60     80
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