2015年8月1日土曜日

報道されない本当の数字、原発停止の燃料コスト

 政府とマスコミがグルなので、都合の良い数字しか報道されません。
 こう言った、国会議員の情報からでしか判らない日本の情報メディアは情けないですね。
 原発関連のニュースは完全に原発村の意向で動いています。

河野太郎氏のブログから

原発停止の燃料コスト
2015年07月19日 08:49
http://www.taro.org/2015/07/post-1620.php
これまで経産省は、原発が停止したことによる燃料費の増加がいくらだという数字を何回か出している。
例えば、福島第一原発の事故を受けた原発停止の影響で、火力発電の焚き増しにより、2012年度に燃料費が3.1兆円増えたと経産省は主張している。
経産省の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会第2回資料によると、2012年度実績という欄に、原発停止による燃料費の増加が3.1兆円と明記されている。
しかし、これは嘘だった。
さらに2013年度の原発停止による燃料費の焚き増しは3.8兆円にも上るとしているが、その数字にも信憑性はない。
そこで経産省に、2010年度から2014年度までの各年度に電力10社が使用した実際の化石燃料の使用量、その年度の平均燃料価格を出してもらった。
LNG、石油、石炭、ウランの合計輸入金額は
2010 33,764億円 2010比
2011 56,627 22,863億円の増
2012 66,174 32,410
2013 72,883 39,119
2014 67,280 33,516
しかし、化石燃料の価格は2010年以降上昇している。ドル建ての単価の上昇に加えて、アベノミクスによる円安も相まって、円建ての価格は大きく値上がりしている。
そこで、2010年度と比べて増加した化石燃料の使用量に2010年度の価格をかけて、輸入金額がいくら増加したかをみると
2010 0億円の増
2011 12,376
2012 17,366
2013 15,525
2014 11,208
さらにそこからウラン燃料の輸入が減った分を差し引くと、
2010 0億円の増
2011 11,410
2012 15,941
2013 14,055
2014 9,690
これは資源エネルギー庁の電力基盤整備課と原子力政策課が調べて出してきた数字だ。
もちろん焚き増しで燃料費が増えたことは間違いがない。だがしかし、その規模を正確に国民に伝えるのは行政の役割のはずだ。
行政が、いいかげんな「前提条件」をでっち上げて、現実とは全く違う数字をあたかも現実のように伝えようとするならば、政治がそれをやめさせなければならない。



 別のニュースですが、東京電力の利益は過去最高!

東京電力:営業利益、過去最高に 4〜6月、LNG下落で
毎日新聞 2015年07月29日 20時09分(最終更新 07月29日 20時28分)
http://mainichi.jp/select/news/20150730k0000m020057000c.html
 東京電力が29日発表した2015年4〜6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比約3.2倍の2282億円と、4〜6月期としては過去最高となった。火力発電の燃料で、同社の発電電力の約7割を占める液化天然ガス(LNG)の輸入価格が前年同期に比べ約4割下落し、燃料費が2231億円減少したため。
 電気料金は、輸入燃料価格の3カ月平均値を自動的に料金に反映する「燃料費調整制度」で毎月見直される。ただ、その見直しが、燃料費の変動から3〜5カ月遅れるため、先行する燃料費の下落分が利益を押し上げた格好だ。同制度による利益の押し上げ分は1800億円程度と試算できるという。
 東電は「同制度の影響を除くと収支水準は前年と大きく変わっておらず、楽観できる状況ではない」として、運転を停止している柏崎刈羽原発の早期再稼働が必要との認識を改めて示した。【安藤大介】


 税金を兆円単位で注入している会社が利益出すのはおかしいだろう!と思います。

 もう、暑くて手抜きです・・・・

MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
 温水器     80℃ 温度差60℃

 太陽光発電
 発電量17.5KW ピーク2.25KW

7月31日(金)
晴れ
最高気温(℃)[前日差] 37℃[+2]最低気温(℃)[前日差] 27℃[0]
降水確率(%)   0    0       0    0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

0 件のコメント:

コメントを投稿