2016年11月15日火曜日

年金の減額は避けられない、もっと怖いのはインフレ

株式相場の低迷で損失は5兆円に!?
http://president.jp/articles/-/20578
国民年金と厚生年金の積立金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が多額の損失を出しているようだ。
GPIFの運用額は約1400兆円(2015年第3四半期)。損失の背景には、安倍政権が14年10月に運用比率を見直して、日本株比率を12%から25%に引き上げたことがある。このため日経平均株価は2万円台まで上昇したが、その後の株価低迷で損失が拡大した。
15年度の損失は約5兆円ともいわれ、しかも例年7月前半に行う運用成績の公表を7月29日に先送りしたことから、国民の間に不安が広がっている
われわれの年金は、いったいどうなってしまうのか?
公表を先送りしたのは、もちろん7月の参院選対策だ。そして、公表後にも、政府サイドが「長期運用の中では単年度の運用損は問題にならない」と説明するのは目に見えている。
だが、納得してはいけない。この運用損が年金“改悪”の引き金になる可能性もあるからだ。
公的年金の積立金は、年金支払いに充てる財源の一つだ。
公的年金は、受け取った保険料をそのまま年金として支払う「賦課方式」になっている。その年に受け取った保険料が支払った年金より多ければ、余った額が積立金になる。
その残高が大きく伸びたのはバブル経済の時代だ。当時は金利が7~8%もあり、積立金の運用益で年金の将来はバラ色と考えられていた。だが、バブルが弾けて状況は一変。想定以上の少子高齢化の進展とあいまって、年金財政は悪化の一途をたどる。
この積立金は、1年分を残して順次、年金の支払いに充てられる。運用で損が出れば、枯渇する時期が早まるはずだ。
年金制度を維持するため、すでに何度も改正が行われてきた。1994年、2000年には年金の支給開始が段階的に60歳から65歳に引き上げられた。04年には保険料の段階的引き上げに加えて「マクロ経済スライド」も導入されている。
この「マクロ経済スライド」は、年金額が気づかないうちに目減りしていく“悪魔のしくみ”だ。
年金額は賃金・物価の変動に応じて決まるが、「マクロ経済スライド」では、このときに一定の調整率(現在は0.9%)を引いて年金額を計算する。たとえば賃金・物価が2%上昇しても、年金額は、0.9%を引いた1.1%しか上がらない。
現在のところ、賃金・物価の下落時にはこの調整を行わないとされている。だが、年金財政のさらなる悪化を受けて、政府は賃金・物価下落時にも調整率を差し引くマイナススライドを導入するのではないか。
さらに、年金支給開始を65歳から67歳に引き上げることも考えられる。次の年金改正は19年で、日本中の目がオリンピックに向いているはずだ。このタイミングが危ない。
では、どれくらいの減額を覚悟すべきか。現在40代の人なら、年金受給は67歳からと思ったほうがいいだろう。受給額も2割は下がると考えたい。現在、モデル世帯の年金額は月約22万円。ここから2割下がるとすれば、年金額は月17万~18万円程度だろう。
われわれは、今まで以上に努力して、年金不足に備える必要性に迫られている。毎年の積立額に応じて税金が安くなる確定拠出年金など、優遇税制を活用して、着実に老後資金を増やしていこう。


 年金改正のたびに将来の年金金額が下がるようになっています。
 これから先はデフレによる年金が増える可能性はなくなるように、変更済みですし、給与が上がっても増えない代わりに下がれば減額されるようなシステムになっています。
 それだけならまだ生活が可能かもしれませんが、インフレになった場合、年金金額が同じように上がらないようになっていく可能性が高いです。
 10倍のインフレになった場合(円暴落など)、そう言ったインフレの場合、株価なんて大暴落してしまいます。
 その場合、年金は2倍程度とかに年金改正でなっていくことは間違いないでしょう。
 一気に1/5以下になると生活が出来ません。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     24℃ 温度差9℃

 太陽光発電
 発電量3.0KW ピーク1.24KW

11月14日(月)

最高気温(℃)[前日差] 15℃[-6]最低気温(℃)[前日差] 12℃[+3]
降水確率(%)   20    40      70    80
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
 
11/15
6:45 ニュージーランド 7-9月期四半期小売売上高指数(前期比)
9:30 オーストラリア 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
16:00 ドイツ 7-9月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
16:00 トルコ 8月失業率
16:00 ドイツ 7-9月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
16:45 フランス 10月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比)
18:30 イギリス 10月卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)(前年同月比)
18:30 イギリス 10月小売物価指数(RPI)(前年同月比)
18:30 イギリス 10月消費者物価指数(CPI)(前月比)
18:30 イギリス 10月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
18:30 イギリス 10月小売物価指数(RPI)(前月比)
19:00 ドイツ 11月ZEW景況感調査(期待指数)
19:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
19:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
19:00 ユーロ 11月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ 9月貿易収支
19:00 イギリス カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
22:30 米国 10月輸入物価指数(前月比)
22:30 米国 10月輸出物価指数(前月比)
22:30 米国 10月小売売上高(前月比)
22:30 米国 10月小売売上高(除自動車)(前月比)
22:30 米国 11月ニューヨーク連銀製造業景気指数
24:00 米国 9月企業在庫(前月比)

0 件のコメント:

コメントを投稿