2017年11月8日水曜日

「日産は資格を持つすべての従業員に対し必要な研修と試験をやり直す」なら今の検査員って大丈夫?

日産 検査資格の取得試験でも不正 “事前に答え教える”
11月6日 23時40分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/k10011213601000.html
日産自動車が不適切な検査をしていた問題で、従業員が検査の資格を取得する社内試験でも事前に答えを教えるなどの不正が行われていたことがわかりました。会社は資格を持つすべての従業員に対し、研修と試験をやり直すとしています。
日産自動車ではことし9月、資格のない従業員に出荷前の車の検査をさせていたことが発覚し、第三者を含めた調査チームが検査の態勢や問題の原因を調べてきました。
その結果、従業員が検査に必要な資格を取得するための試験で事前に答えを教えるなどの不正が行われていたことが新たにわかりました。
また、資格を取得するための研修を国に届け出ていた期間よりも短く済ませていたケースもあったということです。
日産は資格を持つすべての従業員に対し必要な研修と試験をやり直すとしています。
日産は国土交通省の立ち入り検査を受けて適正な検査を実施する態勢が整ったとして、およそ3週間にわたって停止していた国内向けの車の生産と出荷を7日から順次、再開することを決めました。
しかし一連の問題では、資格がない従業員が検査を行ったにもかかわらず、書類には資格を持つ検査員のはんこが押されていたことや、問題の発覚後も資格がない従業員による検査を続けていたことなどずさんな対応が次々と明らかになっていて、再発防止を徹底できるかが問われています。
(山本晋也)

 次々と問題が出てくる「無資格検査員」ですが、「従業員が検査に必要な資格を取得するための試験で事前に答えを教えるなどの不正が行われていた」のは日産自動車だけでは無いのではと、個人的には思います。
 試験問題、不正をしないと解けないほど難しいのでしょうか?
 試験が受かれば”有資格者”として検査できるのなら、この検査の意味はあるのでしょうか。
 こんな薄っぺらい資格?を持っていても、給料が上がるとか役職が上がるとかがあるのですかね。

 日産の社長が「通常の検査で安全は確保できているので、出荷した車は安全」と宣言したほどですから、資格と安全は関係ないくらい形骸化した検査なんでしょう。

 で、「日産は資格を持つすべての従業員に対し必要な研修と試験をやり直す」となっているのですが、それなら今検査している人はどうなの?検査した車は国土交通省のお墨付きになってる?と疑問ばかり出てきます。
 つまり、こんな制度はあっても無くても同じ、今でも無意味なことを延々とやっているのではないのでしょうか。
 

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     40℃ 温度差25℃

 太陽光発電
 発電量13.6KW ピーク4.03KW

11月7日(火)
曇り
最高気温(℃)[前日差] 22℃[0]最低気温(℃)[前日差] 10℃[+2]
降水確率(%)   0    0       0    10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
   
11/08
  中国 10月貿易収支(人民元)
  中国 10月貿易収支(米ドル)
14:00 日本 9月景気先行指数(CI)・速報値 
14:00 日本 9月景気一致指数(CI)・速報値
16:00 トルコ 9月鉱工業生産(前月比)
16:45 フランス 9月貿易収支 
16:45 フランス 9月経常収支
21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
22:15 カナダ 10月住宅着工件数
22:30 カナダ 9月住宅建設許可件数(前月比)

2 件のコメント:

  1. 問題となっている検査の内容や方法がわからないので私の推測ですが・・・・
    生産ラインでは、検査のほとんどを自動化されているのが一般的で
    人が介在する検査は、あまりないと思います。。
    特に重要な検査では、自動検査データと検査時の部品等の情報がヒモ付されデータベース化されているはずです。
    私は、このようなシステムを20年ぐらい前にかかわった事があります。
    このシステムは、出荷後に問題が発生した場合の原因の究明や対策に役立ちます。

    マスコミの報道で、検査方法の内容が全く出てこないのは
    1.実態とあまりにもかけ離れているので公開できない。
    2.マスコミが詳しく調査をしていない。
    3.検査の内容が理解できない。
    が考えられます。
    なんか、マスコミが風評被害を拡大させているような気がします。

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    1. こんにちは

      この話題、マスコミが頑張って居るのは”国土交通省”がネタ提供しているからではないかと勘繰っています。

      実際のラインでやる検査はほとんど自動化されていて、人間が感知するのは塗装ムラと足回り叩いてボルトゆるみの検査ぐらいだと思います。
      トヨタの自動車工場見学で見た記憶では、重要なブレーキ性能・サイドスリップ・速度表示なんて、診断装置の指示に従い車を操作して、診断装置がOK出すのを見るだけです。

      TXIさんの言われるように、全ての部品のトレーサビリティーと検査結果は全て紐付けされていて、サバ―上に記録されるので、安全上は全く問題ないと思います。

      何十年前の車作りの感覚のまま、検査させている国土交通省の考え方を変えた方が良いのでしょうが、お役所は利権が絡んで硬直しているので、お役所の通達を守らなかった日産は見せしめにいじめられて大変だと思います。

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