2018年6月6日水曜日

日本円にペッグした仮想通貨のメリットは

世界初の銀行発行仮想通貨を三菱UFJが発行へ 
2018年06月04日 23:32
https://jp.sputniknews.com/opinion/201806044953048/


三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は2019年、独自の仮想通貨「MUFGコイン」を発行し、実証実験を行う予定だ。予定通りに行けば、MUFGは独自の仮想通貨を発行する世界初の大手銀行になる。
スプートニク日本
この実験の意義や、既存の仮想通貨と銀行が発行する仮想通貨の根本的な違いについて、露ビジネス誌エクスペルトのファイナンシャルアナリスト、アンナ・コロレワ氏に話を伺った。

「銀行が発行する初の仮想通貨の登場は、銀行業界でバーチャルと現実が接近した重要な前例として見られるようになる。仮想通貨は管理できないので通常の通貨の動きの枠内に『押し込む』ことは不可能だとの言説は今日多く聞かれる。MUFGはこうした実験をはじめることで、実質的にこの分野のパイオニアとなる。ここで重要なのは、銀行が発行する仮想通貨の支払手段を通常のカードと似たものにしないことだ。だが、今のところMUFGの発表はまさにこうした方向性を思わせる。1MUFGコイン=1円となる。MUFGコインの取引は通常のキャッシュカードを使うくらい簡単になる。だがさらなる利点は、資産のセキュリティが高いことにある。非中央集権的な他の仮想通貨と違い、MUFGは通貨の規制問題を引き受ける。つまり、交換プロセスの仲介役となる。」MUFGコインはボラティリティ(価格変動の度合い)が小さくなる。これは、他の仮想通貨との最も本質的な違いの1つになるだろう。コロレワ氏によると、この措置は仮想通貨の未来のために不可欠。
「仮想通貨の持ち主は今、仮想通貨のボラティリティをメリットの1つだと考えている。激しい値動きで大きく稼ぐことができるからだ。だが、全世界の規制当局や政府はまさにこの理由から、先入観を持って仮想通貨に接している。今の仮想通貨が、実際の資産に支えられていないため、いつでも破裂するかもしれないバブルやポンジ・スキームを想起させるものだからだ。」
MUFGコインの運命は、銀行が投資家に提示する時価総額に左右されるとコロレワ氏は見る。投資家にとって、いかに、そしてどれほど稼げるかを知ることは重要だからだ。MUFGコインの実験に参加したい人は、参加希望を提出し、専用のアプリをスマートフォンにインストールする必要がある。アプリは円をMUFGコイン単位に換算する。1MUFGコイン=1円だという事実はコインの持ち主に、資産がただのバーチャルリアリティでも空気でもなく、準備通貨である円をしっかりと基盤に持つという確信を与える。
MUFGコインはレストランや店、もしくは三菱UFJ銀行の支店で支払手段として用いることができる。同銀行の発表によると、コインはまた、他のアカウント保有者の口座に振り込むことができる。
最初の段階では、MUFGコインが使えるのは日本国内だけだとコロレワ氏は指摘する。
「MUFGコインを他国で使うには日本政府の許可が必要だが、近い将来に可能になるとは思えない。だが、もしMUFGの技術が全実験段階で成功すれば、世界の他行もまもなくMUFGの例に倣い、独自開発の仮想通貨を発行する可能性がある。とはいえ、現時点で全ての仮想通貨の将来はまだあまりにも不確かだ。仮想通貨の命運は規制に直接左右される。世界の政府はこの分野の規制手段と仮想通貨の所有者の資産を守る手段を考案する必要がある。こうした条件でのみ仮想通貨は広く普及するだろう。さもなければ、仮想通貨はいつかバブルのように『爆発』して、禁止されるだろう。だが現時点で仮想通貨の『失敗』を語ることは時期尚早だ。」
この結論の証拠は、毎日のように高まる仮想通貨の人気である。仮想通貨は徐々に純粋な取引資産であることを止め、本格的な支払手段として認識されはじめている。MUFGの実験はこれを証明しようとしている。


 メガバンクが発行する仮想通貨。
 MUFGコインを他国で使うには日本政府の許可が必要だが、近い将来に可能になるとは思えない。
 と前例がないことを日本政府が簡単に容認するとは思えないので、使う側から見ると「国内だけで使える日本円にペッグした仮想通貨」って何のメリットがあるのか?
 スマホ同士でやりとりができると言う点では、専用端末が必要な電子マネーよりはましではあるが、LAINペイやアリペイのようなアプリが存在するので大きなアドバンテージにはならない。
 まあ、通貨より利率が良いとか、送金手数料が無料とかのメリットが必要でしょう。
 発行する銀行側としては、ブロックチェーンのシステム次第ではお金のかかるサーバーが不要な点ぐらいですか。
 また、コインの動きを全て管理できるので、名寄せ(マイナンバー)とか管理がしやすい。
 しかし、銀行側のメリットはユーザー側のデメリットにもなるので、大きなアドバンテージがなければ普及しないでしょう。
 個人的のは要りません・・・

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 入水温度   15℃
 温水器     53℃ 温度差38℃

 太陽光発電
 発電量21.5KW ピーク5.47KW

6月5日(火)
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降水確率(%)  0    0     0   0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
   
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