2019年12月28日土曜日

上から目線の「余った給食持ち帰り問題」簡単な話ではない


尾木直樹氏、余った給食持ち帰り問題「やはりダメ」
[2019年12月27日12時38分]
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201912270000285.html

尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(72)が、余った給食のパンと牛乳を持ち帰ったことで懲戒処分を受けた堺市立堺高の男性教諭(62)について、「給食担当教師としては全く責任を果たせてないと思います」とした。
尾木氏は27日、ブログを更新し、「もったいないから自宅へ毎日持ち帰りは やはりダメですね」と言及。ネット上で賛否が分かれていることに触れ、「尾木ママもロスがもったいないまでは大賛成」としたが、「でも 校長に相談するなど 給食担当教師としては全く責任を果たせてないと思います」と指摘した。
一方で、教諭が退職したことについては「もったいなさ過ぎるのではないでしょうか?」とした。
堺市教育委員会によると、男性教諭は15年から夜間定時制で給食指導を担当、生徒が欠席するなどして出た給食の余りを引き取っていた。今年6月に匿名の通報があり発覚。教諭は「廃棄するのがもったいないと思った」と話しているという。持ち帰った給食はパン約1000個、牛乳約4200本で、総額は約31万円に上った。教諭は全額を市教委に返還した。


 昨日のネットの話題です。
 定時制高校の給食で廃棄ロスする食品(パン・牛乳)を持ち帰って消費したことに関して賛否両論。
 懲戒処分と公務員にしては最大級の罰則です。
 つまり窃盗扱いですよね、この評論家は「でも 校長に相談するなど 給食担当教師としては全く責任を果たせてないと思います」と言っていますが、相談して解決するのか?
大いに疑問です。
 公立の校長となると責任を取るために居るような役職で。事なかれ主義の権化ですから、そのまま廃棄しろと言われることは間違いなしです。
 たとえば、パンはたい肥にして校庭で使うとか、牛乳は床磨きとか食べること以外に使ったら(量的には使いきれないかもしれませんけど)どうか。
 廃棄せずうまく使っていると言う美談になるのでは。
 「教諭は全額を市教委に返還した」となっていることは、窃盗と言う意味で処分したと見るのが真相です。
 こうなると給食の廃棄食品は誰の物か?が焦点で、休んだ生徒が支払った物であれば、市教委は過去4年の間に飲まなかった生徒をすべて特定してお金を返さねばなりません。

 誰がこの給食費を払っていたのか?ネットで調べてみると。

 パンと牛乳は、定時制の生徒の補食(1日3食以外に補うための食事)で、費用は公費負担だった。
パン1個に牛乳1本。教員が食べるためのものではなく、定時制の生徒が食べるためのもの。


となると、自分に所有権がなく、公の費用でまかなわれていたものを、自分の判断で勝手に自宅へ持ち帰っていたことになり、「処分は妥当」なんですかね。


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