2021年2月27日土曜日

関電は小型モジュール原子炉(SMR)へ前のめりだが使用済み核燃料どうするの

 関電・森本社長インタビュー 小型原子炉を検討 脱炭素化 原発・再エネが主力電源
2/26(金) 5:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5326e696ebf829d4c9c492b3b57c398e463f44d5
 関西電力の森本孝社長が25日、産経新聞のインタビューに応じ、温室効果ガス排出量を実質ゼロにする、政府目標の「2050(令和32)年カーボンニュートラル」実現に向け、原子力発電を主力電源に位置づけて、小型モジュール炉(SMR)開発や原発のリプレース(建て替え)などを検討していく方針を明らかにした。同時に再生可能エネルギーも主力電源化し、開発に注力するとした。(聞き手 岡本祐大)
 SMRは出力数万から数十万キロワット程度の小型原子炉。出力が100万キロワットを超えることがある既存原発に比べ低コストで安全性が高いとされ、欧米などで研究が進められている。
 日本企業では日立製作所が米ゼネラル・エレクトリック(GE)と開発を進めている。SMRはまだ国内で実用化されていない。
 森本社長は原子力の活用を「国産エネルギーであり、脱炭素の役割を果たす電源として考えたい」と説明。令和32年の脱炭素実現に向けたSMR開発について「電源としての実力をみて、どう活用できるか考えていくべきだ」と述べた。
 また、原発の新増設や建て替えは「判断できるよう技術的検討をしっかり取り組みたい」と話した。
 再生可能エネルギーは原子力とともに主力電源化する考えを示し、「洋上風力発電の潜在力は相当ある」と話した。水素や温室効果ガスを実質排出しない火力発電の技術開発にも意欲を示した。
 運転開始から40年を超えた原発3基の再稼働は、地元の判断によるとした上で「運転させたい思いに変わりはない」と強調。使用済み核燃料の中間貯蔵施設の候補地の1つとしている青森県むつ市については「(業界団体である)電気事業連合会の一員としてできることはしっかりやりたい」と述べるにとどめた。


 関電は震災前には総発電量に占める原発比率が5割を超えていて、今でも3割弱と最も原発依存度が高いので有名です。

 関電が検討している小型モジュール原子炉(SMR)が既存原発に比べ低コストで安全性が高いそうですが、安全性が高いだけで安全ではないと言うことです。

 安全なら、送電ロスが無いよう使うところで発電するのが一番ですから、建設したいのなら大阪湾に作ればよいはずですが、なるべく遠い過疎地にお金でひっぱたいて建設するのは、安全でなっからですよね。

 それに、原子力発電は核のゴミ問題が解決していません。

 このまま稼働を続けると、使用済み核燃料が関電管内の各原発内にある貯蔵スペースも5~9年で満杯になる状態。

 福井県にある稼働40年を超える高浜第1号、同第2号、美浜3号機の3つの老朽原発の再稼働の条件として、これら原発から出る使用済み核燃料を県外に移設することを福井県から求められていますが、コロナ過の福井県の税収不足でお金で知事が折れそうな状況も強気な原因か。

 新しい原発建設より使用済み核燃料どうするが先ではないか。

 

MMC太陽熱温水器

http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 


 入水温度    10℃

 温水器      21℃ 温度差11℃


 太陽光発電

 発電量7.5KW ピーク1.92KW


2月26日(金)

晴時々曇

最高気温(℃)[前日差] 11℃[-2]最低気温(℃)[前日差] 7℃[+7]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水 40% 40% 30% 10%

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