2021年5月10日月曜日

中国ロケットの落下問題はコスト優先

 中国ロケット残骸、インド洋に落下
2021年5月9日 14:16
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB091B50Z00C21A5000000/
【北京、ワシントン=共同】中国国営メディアによると、地表に落下する恐れが指摘されていた大型ロケット「長征5号B」の残骸が9日午前10時24分(日本時間同11時24分)までに、大気圏に再突入した。落下地点はモルディブ近くのインド洋で、大部分は大気圏への突入で燃え尽きるとしている。
米メディアによると、残骸は4月下旬に打ち上げられた長征5号Bの基幹部分で、全長約30メートル。大気圏で燃え尽きない可能性が指摘されていた。大気圏に再突入する正確な場所の予測は難しく、7日夜以降ニュージーランド周辺、インド南方、ポルトガル沖などと予測が大きく変わっていた。
これまで中国外務省は「特殊な技術を採用しており、大部分は燃え尽きる」と主張。ただ、中国に対しては残骸の扱いや情報公開を巡り批判の声が上がっている。


 中国が宇宙ステーションを建設の為に、打ち上げ用のロケット長征五号Bの部品が落下する国際問題が起こっています。

 過去から宇宙ステーションや衛星は各国で大量に打ち上げているのですが、今回なぜ問題になるのか調べてみました。

 長征五号Bは、1.5段式と呼ばれる特異な構成を採用している。これは第1段機体(コア)と、そのまわりに取り付けた補助ブースターだけで衛星を打ち上げるという仕組みです。

 つまり小型のロケットを束ねて、でかい荷物を一気に打ち上げる方法で、多段ロケットよりコストが安い。

 しかし大きなコア機体がそのまま軌道に乗ってしまうという欠点があるそうです。

 宇宙ステーションの機材を切り離した後、軌道を維持するための加速ブースターなどは装備されていないので、空気抵抗で徐々に高度が下がり大気圏に突入します。

  長征五号Bのコア機体は、全長33.2m、直径5.0m、そして質量約18tと、一般的なロケットの上段の5倍以上もあるので燃え尽きない可能性があります。

 陸地で人口密集地域に落ちる確率は低いのですが、ゼロではありません。

 一番の問題はコスト削減のため、打ち上げ後の落下コントロールが一切ないことで、さらに中国政府が情報を出さないので、もし人口密での高い地域に落下したら”隕石爆弾”みたいなSF兵器ですよね・・・中国はまだ宇宙ステーションの機材を3回ほど打ち上げる予定なので、また問題が発生するようです。

 中国は貿易黒字でお金があるのだから、世界に迷惑かけないようケチらないでほしい。

MMC太陽熱温水器

http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 


 入水温度    15℃

 温水器      42℃ 温度差27℃


 太陽光発電

 発電量21.8KW ピーク5.18KW


5月9日(日)

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