岸田首相、「資産所得倍増プラン」を表明 貯蓄から投資へ誘導
5/5(木) 18:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f64841158b8e259bc232b5c6290bc82e894b539d
岸田文雄首相は5日(日本時間同)、ロンドンの金融街・シティーで講演し、自身が掲げる経済政策「新しい資本主義」の具体策として、日本の個人金融資産約2000兆円を貯蓄から投資へと誘導する「資産所得倍増プラン」を始めると表明した。人材投資や先端技術開発にも積極的に取り組むとし、「安心して日本に投資してほしい。インベスト・イン・キシダ(岸田に投資を)」と呼びかけた。
首相は、行政が民間の呼び水となって、格差拡大や地球温暖化問題といった社会課題の解決を図るのが「新しい資本主義」だと説明。急成長を続ける権威主義的国家に対抗するためにも「官民連携で新たな資本主義をつくっていく」とした。
その具体策の一つとして資産所得倍増プランに取り組むとした。首相は、日本の個人金融資産の半分以上が現預金で保有され、「その結果、この10年間で米国では家計金融資産が3倍、英国は2・3倍になったのに、我が国では1・4倍にしかなっていない」と説明。「ここに日本の大きなポテンシャル(潜在力)がある」とし、少額投資非課税制度(NISA)の拡充や預貯金を資産運用に誘導する仕組みの創設などを通じて「投資による資産所得倍増を実現する」とした。
:中略:
首相は6月22日公示、7月10日投開票と見込まれる参院選にも言及し、「政府の安定を損なうことは許されない。石にかじりついても勝ち抜き、今日話したプランを実行する力を得る」と明言。英国のチャーチル元首相の「たこが一番揚がるのは風に向かっている時だ」という言葉を引用し、「暴風が吹く現代世界において、私は決して風に流されない。高く舞い上がったたことして、またこの場に戻ってくることをお約束する」と述べ、講演を締めくくった。【ロンドン青木純】
最近の資料で家計金融資産の内訳はだいたい、現預金が1092兆円と最も多く、次いで保険・年金・定型保証の540兆円、世帯主60歳以上の保有分は約7割なんですね。
この預金が銀行に滞留することで、日本政府が大量の国債を発行して、その国債を日銀にファイナンスすることが出来るのですが、それを取り崩したら円が暴落することになります。
日本政府は日本国民に”投資教育をしないようにして、お金は汚いイメージを植え付けてきました”ここへ来て投資しろって言っても、資産を持っているお年寄りは金融資産を投資で増やすことが出来るのか疑問です。
国力が落ちてきて円安になっているので、投資は国内ではなく、海外投資・外貨投資を勧めるのが増やすためのアドバイスになるはずですが、「少額投資非課税制度(NISA)の拡充や預貯金を資産運用に誘導する仕組みの創設」と言っている時点で、国内株式や国内ファンドに誘導したいのが見え見えです。
たしか岸田政権発足で、「金融所得課税の強化」を唱えて、株価下落させたはず。
岸田首相が市場に大不評でも「金融所得課税の強化」に固執する2つの理由
https://diamond.jp/articles/-/289959
一部引用:
令和版「所得倍増計画」をうたい、成長と分配の好循環を目指す岸田文雄首相。そのシンボルとして掲げるのは金融所得課税の強化だ。予想以上の不評を買って総選挙で封印し、来年度の税制改正も見送ったものの、3年間の自民党総裁任期中に決着をつける構えは崩していない。岸田首相がそれでも不人気政策にこだわる理由とは――。(イトモス研究所所長 小倉健一)
:引用ここまで
今日現在の日経平均は2万7千円とさらに低い・・・
今から、国内に投資するのはお金を減らしてくださいと言ってるようなものと個人的には思います。
海外ハゲタカファンドの餌食になる未来が見えます。
日本の株式市場は”インサイダー上等”なんですね、個人が短期で投資すると、むしり取られます(笑)。
岸田首相は投資したことあるのか?国民の金融資産を外貨に投資されると円安の加速、その先は円の暴落になりますから、投資が判っている一部の人だけが儲けることになり、と金融の教育(勉強)をしてこなかった国民には無理ゲーな話です。
参議院選で自公民と維新が勝ったら日本は経済的に破綻します。
MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
入水温度 15℃
温水器 46℃ 温度差31℃
太陽光発電
発電量24.8KW ピーク4.24KW
5月6日(金)
曇時々晴
最高気温(℃)[前日差] 24℃[-3]最低気温(℃)[前日差] 15℃[+2]
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 0% 0% 0% 10%
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