著作権保護で現行ブルーレイに「補償金」課す案 メーカーは強く反発
9/18(日) 15:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d297de783926e07391f96b19e3290a6a8782b5c2
動画や音楽の私的な複製に対し、著作権を保護するため、文化庁は現在流通しているブルーレイディスクレコーダーとディスクに補償金を課す案を公表した。著作権法施行令の一部を改正する方針で、21日まで意見を募集する。メーカー側は「強く反対」する一方、権利者側は「必ず実現させる必要がある」としている。
このしくみは「私的録音録画補償金制度」で、1992年度に設けられた。政令で定められた録音・録画機器や記録媒体の出荷価格にその数%の補償金が上乗せされ、利用者がメーカーを介して補償金管理団体に支払う。
ブルーレイは、アナログ放送をデジタル信号に変換して録画できる機器がこの制度の対象になっているが、現在流通していない。補償金管理団体も2015年に解散し、録画補償金制度は事実上、機能していなかった。今回の案では、現行のデジタル放送専用の録画機器も含めブルーレイ全体を対象にする。
録音でも課金対象は一部に限られ、録音と録画を合わせた補償金収入は、ピーク時の00年度には約41億円あったが、18年度では約2600万円と大幅に減っている。一方、対象外のパソコンやスマートフォンなどによる複製が行われ、ストリーミング配信など私的複製ができないサービスも台頭してきた。現在の補償金制度は実態に合っていないとの指摘がある。
ネットでまた利権の拡大かと騒いでいます。
日本は著作権権利を保護というより、関連団体を作り利権に群がる連中を官僚が天下り確保のために利用している構図です。
しかし、ネットの発達による試聴方法の多様化でテレビ離れやCD離れで、従来の集金システムがシュリンクしています。
少しでも利権を拡大しようと「著作権を保護するため、文化庁は現在流通しているブルーレイディスクレコーダーとディスクに補償金を課す案」を出したのですが、これってただでさえ売れていないビデオレコーダーを駆逐するともりなのでしょうか。
背景や詳しく知るために、以下の記事を読みました。
けっこう長い文章ですが、大体納得。
デジタル放送とレコーダの歴史から振り返る「録画補償金問題」の本質
小寺 信良2022年9月2日 09:00
https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1436714.html
一部引用:
録画補償金を管理するためには、文化庁による指定が必要になる。sarahはまだ現時点では指定されていないが、準備は万端といったところだろう。一方で、メディアへの補償金はとりまとめ団体が解散したままである。指定はすれども、実際には徴収しようがない。ということは、今回のブルーレイレコーダの指定は、HDDを含む「なんらかの記録媒体に録画できる機器」の指定と実質的には同じ意味になる。
ここが通ってしまうと、今後はHDDのみのレコーダ、外付けHDDに録画可能なテレビやSTBなどへも拡大することが考えられる。やってることは同じだろう、という事になるからだ。さらにスマートフォンへ接続できるワンセグチューナーや、PC用フルセグテレビチューナー、そして録画メディアとしてスマートフォンやPC、クラウドへ拡大する可能性もある。
そもそも、東芝裁判以降10年放置していたブルーレイ補償金を今なぜ復活させるのか、根拠がまったくわからない。加えて補償金の支払者が消費者に設定されている以上、権利者団体とメーカー、文化庁と経産省との折衝だけではもはや解決できず、消費者が納得できなければ決着はない。
消費者としては、もし何らかの損害があるなら、アーティストへの適切な還元は必要だろうと思っている。ただもう録画文化も衰退しつつあり、損害も観測できない。加えて今の制度設計では中間団体が少し潤うかもしれないが、アーティストまできちんとお金が届くようには見えない。
文化庁は消費者団体向けに、新しい制度の策定をにおわせているが、まだその青図もなにも聞いたことがない。
:引用ここまで
著作権団体って、日本のお役人体質をそのまま体現している「中抜き寄生虫」です。
消費者としてクリエイター(アーチスト)が潤うことは歓迎ですが、日本の体質は今話題になっているオリンピック問題と同じで中抜き団体が美味しい制度ばかり。
今回の「補償金」はネットを含むすべての記録媒体をタ-ゲットにしたいように見えます。
まあ、ネット世界を牛耳るのは無理でしょうけどね。
HDD内蔵ブルーレイレコーダーは大して売れていませんから、徴収費用の方が高くつきます。
MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
入水温度 20℃
温水器 46℃ 温度差26℃
太陽光発電
発電量 15.8KW ピーク0.84KW
9月18日(日)
曇り
最高気温(℃)[前日差] 32℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 24℃[0]
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 30% 20% 40% 40%
09/19 月
日本 休場
イギリス 休場
カナダ 休場
18:00 ユーロ 7月建設支出(前月比)
18:00 ユーロ 7月建設支出(前年同月比)
21:30 カナダ 8月鉱工業製品価格(前月比)
21:30 カナダ 8月原料価格指数(前月比)
23:00 米国 9月NAHB住宅市場指数
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