2022年9月28日水曜日

後がないプーチンは核戦争へ舵を切るか

 予備役動員と住民投票が生む危険なエスカレーション プーチン氏の頭をよぎる「悪魔の選択」【解説委員室から】
9/27(火) 10:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4743cdcd0bd6d49b5adddc047cee1a4c8a327d07
一部引用:
 ロシアのプーチン大統領が9月21日に発表した予備役の部分的動員令とウクライナ東部・南部4州の編入住民投票容認は、苦戦続きのロシアが退路を断って「背水の陣」を敷くものだ。タス通信によれば、住民投票を経て、9月30日にもロシア連邦への編入条約が結ばれる見通し。これにより、ウクライナでの戦争形態が変わり、核使用の可能性を含む危険なエスカレーションが進みかねない。 (拓殖大学特任教授、元時事通信モスクワ支局長 名越健郎)
クレムリンで勢い増す「戦争党」
 東部のドネツク、ルガンスク、南部のヘルソン、ザポリージャの4州住民にロシア連邦編入の是非を問う住民投票は、9月23日から27日まで実施。「官製茶番選挙」だけに、90%以上の賛成で承認されそうだ。
:中略:
 苦境のプーチン大統領が頼るのが、「核のどう喝」だ。大統領は9月21日の演説で、「西側の目標はロシアを弱体化させ、滅ぼすことだ」「西側はロシアに際限ない脅威を与え、長距離攻撃兵器をウクライナに搬入しようとしている」と批判。「わが国の領土保全に脅威が生じた場合、利用可能なすべての兵器システムを必ず使用する」と警告し、「これはハッタリではない」と付け加えた。
 プーチン大統領は2月のウクライナ侵攻直後、核抑止部隊の警戒態勢を引き上げるなど核使用に言及したが、その後は「核のどう喝」を封印し、政権要人も核使用を否定していた。今回、再び核兵器使用に触れたことは、大統領の焦りやいら立ちを示している。
 ロシアの軍事専門家、パベル・フェルゲンハウエル氏は筆者らとのオンライン会見で、「破壊力の強い戦略核兵器の使用は、大統領、国防相、参謀総長の承認が必要だが、出力の小さい小型戦術核は、大統領が使用許可を出せば、現場の師団長クラスが攻撃目標や時期を決定できる」と述べ、ロシアでは小型核兵器使用のハードルが低いことを明らかにした。
 「背水の陣」を敷くプーチン大統領が「核の選択」に踏み切るかどうか、関係国間でギリギリの神経戦が続きそうだ。
:引用ここまで


 ロシアのウクライナ侵攻作戦で、2~3日で終わる予定が7カ月過ぎても交戦中となり、このままですと年を越す可能性が大きくなっています。

 彼の地は冬の戦闘には向かないほどの寒冷地で、歴史上ナポレオンも冬将軍に負けた所です。

 長引くことと兵士の損耗が大きく兵糧も事欠く状態で、ロシア兵のモチベーションは低下、まともに戦闘継続が出来ない状態となっています。

 ロシア国内では、予備役の部分的動員令を出して、地方は有無を言わせず男性は動員とか、都市部ではデモや暴動が発生する状態です。

 慌てて、ウクライナ東部・南部4州の編入住民投票を行いロシアに組み込もうとする意図は、核兵器投入の口実を作る為です。

 シナリオとしては、

 ・住民投票の結果、東部のドネツク、ルガンスク、南部のヘルソン、ザポリージャをロシアの領土として編入する。

 ・ウクライナは、ロシアが奪った領土を取り返すために攻撃をしかける。

 ・東部のドネツク、ルガンスク、南部のヘルソン、ザポリージャは既にロシアの領土となっているために、ウクライナの攻撃はロシア本土に対する攻撃だとみなして、ロシアがウクライナを攻撃する大義名分とする。

 ・そうして大規模な戦争に発展したからには、予備役の召集にとどまらず、全面的な徴兵をとなる。

 ・ロシア国内で反戦デモや抗議デモが勃発して、暴動が発生する。

 ・戦局を立て直すために核兵器投入。

こんな動きを予想できます。

 核兵器でも、小型戦略核で誰も居ないウクライナの平原へ撃つか、ウクライナ軍が集まった奪還地に打ち込むのか、最悪はウクライナの首都・・・こうなると全面核戦争となり、モスクワが消滅するか世界の半分が壊滅するのが早いかと言う恐ろしい結末になる。

 死にたくないプーチンの側近が止める可能性があるか、現実味を帯びてきた核兵器による地球滅亡ってSFの話ではない可能性が高い。

 そう言えば、アメリカの学術誌、原子力科学者会報(Bulletin of the Atomic Scientists)は2022年1月末に、「世界終末時計(the Doomsday Clock)の2022年時点での残り時間は100秒」としましたが、今の時点って何秒?


MMC太陽熱温水器

http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 


 入水温度    20℃

 温水器      51℃ 温度差31℃


 太陽光発電

 発電量 16.9KW ピーク4.39KW


9月27日(火)

曇時々雨

最高気温(℃)[前日差] 31℃[0]最低気温(℃)[前日差] 22℃[+1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水    0%   20%   50%    60%

 

09/28

8:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨

10:30 オーストラリア 8月小売売上高(前月比)

14:00 日本 7月景気先行指数(CI)・改定値

14:00 日本 7月景気一致指数(CI)・改定値

15:00 ドイツ 10月GFK消費者信頼感調査

15:45 フランス 9月消費者信頼感指数

16:15 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

21:30 米国 8月卸売在庫(前月比)

23:00 米国 8月住宅販売保留指数(前月比)

23:00 米国 8月住宅販売保留指数(前年同月比)

25:00 ロシア 8月失業率

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