2011年2月19日土曜日

海外ではインフレ進行中

 アラビカコーヒー、上場以来の最高値
18日の東京穀物商品取引所では、アラビカコーヒーの先物価格(2011年11月渡し)が一時、前日終値比970円高の50袋=3万7270円(1袋はコーヒー豆69キロ入り)まで上昇し、前日に続いて1998年6月の上場以来の最高値を更新した。
 コーヒー豆は、新興国での需要拡大や、天候不順によりブラジルなどの主産地での生産量が減少しており、当面は価格の上昇が続くとの見方が多い。
20112181933  読売新聞)

  農産物の国際価格が急騰し、国内でも食料品の価格が上昇し始めている
 昨年末からコーヒーや食用油、砂糖が相次いで値上げされた。新興国での需要の急拡大で、世界的な需給バランスが崩れていることに加え、金融緩和で市場にあふれた資金が商品市場に流れ込むなど、投機的な要因も見られる。消費不況の中では、原材料価格の上昇分を商品価格へ転嫁するのは難しく、家計に加え企業業績への影響も懸念される。
 コーヒーチェーン大手のスターバックスコーヒージャパンは28日、売れ筋のショート(最小)サイズの価格を2月15日から10~20円値上げすると発表した。コーヒー豆の相場が、この1年間で6割以上も上昇したためで、値上げは2008年7月以来となる。
 1年間で約5割値上がりした大豆などを原料とする食用油でも、日清オイリオグループなど大手2社が今月、一部商品の卸売価格を15%値上げした。食用油はマヨネーズやドレッシングの原材料で、「食品業界に影響が広がる可能性がある」(大手調味料メーカー)との懸念も強まっている。
20111291231  読売新聞)

 NY綿花急騰、日本のタオル業界直撃「倒産も」
【ニューヨーク=小谷野太郎】17日のニューヨーク商品先物市場で、綿花の先物価格(5月渡し)が前日比7セント高の1ポンド=2・0193ドルで取引を終え、初めて2ドルの大台を超えた。
 中国などの新興国で衣料用の需要が増える一方、主要産地の豪州やパキスタンでは豪雨で生産減少の恐れが強まっているためで、先物価格は1年間に約2・7倍に急騰したことになる。
 市場では「需要増が価格上昇の原因。産地も限られており、価格の下落は見込めない」(アナリスト)との見方が多い。
 綿花価格の高騰が直撃する国内のタオル業界では、原料価格の上昇を販売価格に転嫁することは難しく、「零細企業が中心で、連鎖倒産も起きかねない」との不安感も広がっている。
20112181911  読売新聞)

 世界では、主に農作物のインフレがむごい状態になってきて、食料品の値段が上昇が引き金になって、北アフリカでの大規模デモが起こっています。
 日本でも、食品が大幅に上昇すれば、年金受給者が騒ぎ出し、マスコミも取り上げざるを得ませんが、どちらかと言えば裕福なお年寄りが多い日本はまだ許容範囲のようです。
 国内でも、ジワリと物価上昇中です。もともと輸入農作物には関税がいっぱいかかって居るのと、円高で海外よりは穏やかです。
 パンとかお米は特価品しか買っていませんので、あまり気になっていませんが、色々な食品メーカーは値段据え置きで、内部容量を減らす方法で値上げをしています。
 日本の場合、食料品が3倍くらいにならないと、反政府デモは起きないかな。
 まあ、来月くらいには今の内閣は崩壊しそうですが・・・・

太陽光発電
発電量13.1KW ピーク2.4KW
218()
晴れ 
 最高気温(℃)[前日差]11 [ +1 ] 最低気温(℃)[前日差]2 [ -6 ]
降水確率(%) 0    0    0    0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
FX投資
AUD/JPY買い84.278売り84.346
AUD/JPY買い84.240売り84.285
AUD/JPY買い83.950売り84.201
AUD/JPY買い83.800売り83.992
AUD/JPY買い83.835売り83.962
AUD/JPY買い84.022売り84.050
AUD/JPY買い83.820売り83.878

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