2011年7月4日月曜日

日本の金融資産は意外と少ない

日本の個人金融資産は過大評価、正味金融資産は466兆円=「財産白書」
[東京 1日 ロイター] 船井財産コンサルタンツは1日、国内で初めて、資産家・富裕層、企業・法人のオーナーに特化した財産に関する調査リポート「財産白書」を発表した。
 日本国民の保有する金融資産額は、日銀の資金循環勘定にある「家計資産総額」から不動産等を差し引いた1400兆円という数値がしばしば引用されるが、白書によると、これには個人事業主の事業性資金が含まれており、いわゆる個人の資産という概念から、差し引いて考えるべきとの見方を示している。
 こうした見方をベースに、個人金融資産について2009年の全国消費実態調査結果を基に試算すると、個人金融資産総額は672兆円で、これは日銀の資金循環勘定から算出される家計金融資産の46%となった。このうち負債は206億円となり、これを差し引いた正味金融資産は466兆円、としている。
 また個人事業主を含まない個人の資産内訳(09年)では、不動産が全体の66.4%(このうち54.1%が自宅)を占めており、現預金や生命保険、有価証券などの金融資産はわずか24.7%だった。一方、この個人の資産内訳を時系列でみると、1989年には不動産が77%を占めており、約20年で11%低下した。
 個人が豊かなセカンドライフを送るには、金融資産をいかに有効に運用・活用するかがテーマとなる中で、船井財産コンサルタンツの蓮見正純社長は、財産の半分以上を自宅が占めるという現実の中で、自宅をいかに財産としてとらえ、豊かな生活のために使っていくかが今後の大きなテーマだと指摘。不動産価値の低下についても、「黙って見過ごすわけにはいかない。毎年毎年、自らの財産が失われていっているという事実を認識し、財産の運用と保全について考えていく必要がある」とコメントした。
 (ロイターニュース 岩崎 成子)

 実際、個人の金融資産が1400兆円あるので、日本政府は破綻しないと言われているが、日本の金融機関の信用創造で作られた価値で国債を買っているだけです。

 日本銀行など中央銀行が、市中の銀行に資金を供給すると信用創造によってマネーサプライが増加するが、どこまで増加しうるかの上限は準備率に依存している。以下では準備率が10%であった場合を例に説明する。
中央銀行がA銀行に100万円の資金を供給する。
A銀行はこの資金をX社に融資し、X社がB銀行に保有している預金口座に振り込む。
B銀行が預かる預金が100万円となり、B銀行はこの10%にあたる10万円を日銀の当座預金に預け入れる。
B銀行は残りの90万円をY社に融資し、Y社がC銀行に保有している預金口座に振り込む。
C銀行が預かる預金が90万円となり、C銀行はこの10%にあたる9万円を日銀の当座預金に預け入れる。
C銀行は残りの81万円をZ社に融資し、Z社がD銀行に保有している預金口座に振り込む。
D銀行が預かる預金が81万円となり、D銀行はこの10%にあたる8.1万円を日銀の当座預金に預け入れる。
D銀行は……
という連鎖が起こり、結局A銀行、B銀行、C銀行、D銀行、……という銀行が預かっている預金額の合計は、中央銀行が供給した資金100万円の1/0.110倍となる

 この466兆円だけを、年5%で回せば23兆円の利益が出る計算ですが、ほとんどが小数点以下%の金利しか生んでいません。
 このバランスがちょっと崩れるだけで、日本政府破綻は起こります、日本の金融機関はリスクを取らず(中小企業などに貸出しをせず)、国債へ投資して、稼いでいる・・・こんな金融機関に存在価値はないのですが、国民に配分する金利を”ゼロ”に押さえて、お金を稼ぐようなあくどい、邦銀に国民はほとんどのお金を預けているので、世の中変わらないでしょう。
 実際は、国民の意識をこのままにしておく(投資は怖い)のままでないと、先ほどのバランスが崩れ、日本政府は破綻しますので、本当のことは何も教えないを貫くでしょう・・・・(泣)

 そう言えば、6月末なので地方税払いました・・・・(これに国民健康保険と国民年金を取られる・・・高すぎ!)
太陽光発電
発電量13.0KW ピーク2.42KW
73()
雨後曇 
 最高気温(℃)[前日差]33 [ +1 ] 最低気温(℃)[前日差]26 [ 0 ]
降水確率(%) 30  40   50     50
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
74
10:30   5  オーストラリア  小売売上高(前月比)
16:15   5  スイス  実質小売売上高(前年比)
17:30   5  香港  小売売上高-価格ベース(前年比)
17:30   5  香港  小売売上高指数数量ベース(前年比)
18:00   5  ユーロ  ユーロ圏生産者物価指数(PPI)(前月比)
18:00   5  ユーロ  ユーロ圏生産者物価指数(PPI)(前年比)
21:30   5  カナダ  鉱工業製品価格(前月比)
21:30   5  カナダ  原材料価格指数(前月比)
4日(月)
米国市場は休場(独立記念日)
豪小売売上高(5月)

5日(火)
豪貿易収支(5月)
豪中銀政策金利発表
ユーロ圏小売売上高(5月)
米製造業新規受注(5月)

6日(水)
ISM非製造業景況指数(6月)

7日(木)
日・機械受注(5月)
NZGDP(第1四半期)
豪雇用統計(6月)
英中銀金融政策委員会(MPC
ECB理事会・トリシェECB総裁会見
ADP雇用統計(6月)
米新規失業保険申請件数(71日までの週)
ホーニグ・カンザスシティー連銀総裁、講演

8日(金)
独経常収支・貿易収支(5月)
英生産者物価指数(6月)
加雇用統計(6月)
米雇用統計(6月)

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