2011年7月28日木曜日

数値の桁がマヒしている福島第一原発事故

放射性物質の放出、4月は毎時30億ベクレル、5月は20億ベクレル
2011.7.28 12:26

 東京電力は28日、福島第1原発から大気中への放射性物質(放射能)の放出量は、4月末で毎時30億ベクレル、5月末で同20億ベクレルだったとする試算を明らかにした。
 19日に工程表を改訂した際、事故直後は2千兆ベクレルだった放出量が、6月末では約200万分の1の10億ベクレルまで減少したとしていた。
 また、高濃度汚染水の浄化システムの稼働率が上がらず、2、3号機のタービン建屋などにたまった汚染水の移送先の水位が上昇しているため、東電は移送の中断を検討し始めた。

 政府がが放射能放出が1/200万になったと会見で言っていたと思うが、そもそも2000兆ベクレル自体が、比較の対象と言う時点で異常です。
 空間線量は落ち着いても、降り注いだ2000兆ベクレルは一切土壌を除染していないから、そのままの状態で、農作物や肉牛に濃縮されて日本全国にバラマキ中。
 原発事故なら毎時30億ベクレル、20億ベクレルの放射性物質の環境放出は新聞の一面を飾る大事件のはず。
 今では3面記事扱い。どうなったいるんだか?日本が本当に放射能汚染国家になってしまった。
 今日のニュースでも、最初に中国の列車事故から始まって、福島原発事故の問題は出てこない。
 放射能汚染は日本国家として大問題なのに・・・・マスコミは知らんぷりして、桁違いの問題をスルー・・・

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