日経が英有力紙FT買収、1600億円で-国際化とデジタル化推進
2015/07/24 06:33 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NRY2Q5SYF01T01.html
一部引用
(ブルームバーグ):日本経済新聞社は英有力紙フィナンシャル・タイムズ(FT)を発行するFTグループを8億4400万ポンド(約1600億円)で買収することで英ピアソンと合意した。FTグループの親会社である出版社のピアソンは約60年間にわたり英国を代表する企業の1つと言えるFTを管理・運営してきた
引用ここまで
今日の日経新聞第一面に大きく載っていました。
日経の14年12月期連結業績は純利益が102億5900万円。
FTグループの収入は3億3400万ポンド、調整済み営業利益が2400万ポンド(47億円くらい)。
企業の買収価格が高いか安いかは、買収価格が企業収益の何倍であるかで判断します。
日経新聞によるFTの買収価格は営業収入の34倍くらいです。
アマゾンが2014年にワシントン・ポスト紙を買収した時の価格は企業収益の17倍だったから海外メディアの間では「高い買い物」という声が上がっています。
日本の将来を考えれば、海外の企業を買収して会社としての利益を確保しておくことは必要ですが。
保険業界などは海外進出がすごく、保険業界の主な海外企業買収見ますと。
2015年 7月 明治安田生命 米スタンコープ 約6200億円
2015年 6月 東京海上HD 米HCCインシュアランス 約9400億円
2014年 6月 第一生命 米プロテクティブ 約5750億円
2013年12月 NKSJHD 英キャノピアス 約 992億円
2011年12月 東京海上HD 米デルファイ 約2050億円
と、凄いことになっていて、日本でのこれからの商売はじり貧と考えているようです。
しかし、今回の日経が買った金額は高すぎます。
営業利益を買収価格で割ると利回りが計算できますので、計算すると1÷34=0.0294(2.94%)投資としては全然だめです。
数年後、半分以上を評価損として計上しなければ良いのですが。
まあ、米国と日本政府にゴリ押しされての東芝によるWH買収よりは遥かにマシですけど。
MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
入水温度 20℃
温水器 60℃ 温度差40℃
太陽光発電
発電量13.9KW ピーク3.09KW
7月24日(金)
曇り
最高気温(℃)[前日差] 34℃[+8]最低気温(℃)[前日差] 24℃[0]
降水確率(%) 0 0 10 10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
日経文化に取りこまれて、FTのペン先が鈍らないか心配ですね。そうなったらFTの記者が大量退職して海外だけ(日本は隠ぺい)大ニュースになるか(笑)
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