2015年7月30日木曜日

ハイレゾステレオのリコールSONY「CMT-SX7」

引用:
システムステレオ「CMT-SX7」ご愛用のお客様へ
使用中止のお願いとお詫び

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/ServiceArea/150723/index.html
2015年7月23日
ソニー株式会社
ソニーマーケティング株式会社
ソニーカスタマーサービス株式会社
平素は、ソニー製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
2015年7月より販売しております弊社製システムステレオ「CMT-SX7」において、電気部品の不具合により、下記の症状が発生する場合があります。
音楽が正常に再生されずノイズが聞こえる。
人の耳では聞きとれない高い周波数の信号が大音量に相当する音圧レベルでスピーカーもしくはヘッドホンから出力される。
スピーカーのツイーター部が高温になり破損する。
(微量の発煙・異臭を伴う場合がありますが、周囲への損傷などに至ることはございません。)
つきましては、対象製品をお持ちのお客様には、安全のため電源プラグをコンセントから抜き、ご使用を中止下さいますようお願い申し上げます。
なお、既に症状が発生したお客様は、下記のお問い合わせ先までご連絡下さい。
現在、対策方法を検討しております。詳細は2週間以内に、本ホームページ上で改めてお知らせ致します。
お客様にはご不便、ご迷惑をお掛けいたしますことを深くお詫び申し上げます。

赤丸のツイーターが発熱、最悪の場合に異臭・発煙するらしい


:引用ここまで


 最近流行りのハイレゾオーディオ問題発生の話題です。
 このシステムステレオは価格com.で売れ筋ナンバー1なので、大変でしょうね・・・
 ステレオアンプは10年以上前から、超音波領域(20KHz~100KHz)の再生可能な物が出ていますので、今さらと言う気もします。
 今回の問題は可試聴周波数以上でソース音源以外の出力が大音量で出る、たぶんアンプが発振しているようです。
 ハイレゾ再生可能なアンプなのでどれくらいの周波数まで出力するのか、メーカーのサイトで仕様書見ましたが、書いてありません。
 出力は50W+50Wとなっていますけど、いまどきのシステムステレオは、再生周波数書いてない?普通気になりますよね。
 最大192kHz/24bit対応なので、上は100KHzで設計すると思いますがアンプは再生出来てもスピーカーの周波数帯域が追い付かないので、私だったら30KHzまでの設計にします(仕様書に載せないし、誰も聞こえない)。
 アンプは簡単に設計できますが、スピーカーはこの周波数までフラットに出そうとするとけっこう難しいです。
 スピーカーは2ウエイで、そんなにコストがかかって無さそうですので、高音域を持ち上げるイコライジングが必要と推測します。
 想像ですが、20KHz以上の周波数をスピーカーで再生するための設計で負帰還を周波数特性に合わせたことにより、ゲインの高い高域で発信したのではないか。
 設計段階で評価は相当やっているとは思いますが、設計マージンに対して部品のばらつきか超音波領域にノイズが多いハイレゾの評価が足りなかったのではないでしょうか。

 前に、ハイレゾ音源(24Bit/192KHz)を解析したことがありますが、元は古い録音なのに29KHzにノイズ(いつも出っ放し)がある物があります。

29KHzに常に出ているノイズがあります

 たぶん、ハイレゾ化する時に何かの機器で発生した物がそのままファイル化されているようで、再生機器に対しては害にしかなりません。
 全体からすれば、大したレベルではありませんので、問題は起こらないでしょう。
 うちのシステムでは、スーパーツイーターを使っても25KHz以上は出ませんので、問題は無いのでしょうがアンプに無駄な仕事させています。
 マルチアンプでシステムを組んでいますので、ツイーター駆動にも100Wのステレオアンプ使っています・・・・
 こう言った想定外のノイズが入ってくると発振するのかもしれません。

追記2015/8/1

2015年07月30日2回に分けてアップデート実施http://www.phileweb.com/sp/news/d-av/201507/30/37152.html
聞こえない音が大音圧で出る不具合のソニーハイレゾコンポ、アップデートで使用可能にソニーは、不具合が発生する可能性があるとして、7月23日に使用中止を呼びかけていたハイレゾ/LDAC対応ミニコンポ「CMT-SX7」(関連ニュース)について、対応の準備が整い、本日より提供を開始したソフトウェアのアップデートで使用可能になると発表した。今回の不具合は、製造番号が「2100001」〜 「2105394」となっている製品が対象。「音楽が正常に再生されずノイズが聞こえる」「人の耳では聞きとれない高い周波数の信号が大音量に相当する音圧レベルでスピーカーもしくはヘッドホンから出力される」「スピーカーのトゥイーター部が高温になり破損する」という3点の不具合が発生する可能性があるとしていた(関連ニュース)。当初は電気部品の不具合が要因であると告知していたが、ソフトウェアアップデートで使用可能になる。少しでも早く使えるようにするため、2回に分けてアップデートを行う。本日から提供開始する1回目では、トゥイーターが破損するなどの不具合を回避するためにソフトウェアを修正する。このアップデートを適用すると「BASS」「TREBLE」機能が使えなくなるが、8月中旬を予定している2回目のアップデートで音質調整用の「BASS」「TREBLE」機能を使用可能にする。なお、アップデート方法はインターネットを利用してユーザー自身が行う方法、ソニーから送られてきたUSBメモリーを使ってユーザーがアップデートを行う方法、引き取り修理や修理窓口への持ち込みでアップデートする方法の、3つの方法が用意されている。【問い合わせ先】ソニーお客様専用デスクTEL/0120-155-899 (無料)


 対策はソフトのアップデートです。
 ソフトと言うことは、最終段のデジタルアンプではなく、DSP(デジタルシグナルプロセッサー)の出力を変更のように思います。
 たぶん、高音域のレベルを下げたのではないか、もともと聞こえない領域なので、音質には差が無いはず。
 仕様書に、周波数特性記載されていないので、簡単ですね・・・


MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
 温水器     72℃ 温度差52℃

 太陽光発電
 発電量15.0KW ピーク2.32KW

7月29日(水)
晴時々曇
最高気温(℃)[前日差] 35℃[0] 最低気温(℃)[前日差] 27℃[+1]
降水確率(%)   0    0       0    0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[30日]
07:45 NZ6月住宅建設許可
08:50 日6月鉱工業生産[速報]
09:30 スティーブンス豪中銀総裁、講演
10:30 石田日銀審議委員、京都市で講演
10:30 豪4-6月期輸出入物価指数
10:30 豪6月住宅建設許可件数
11:30 シンガポール4-6月期失業率
13:00 日6月自動車生産実績
14:30 石田日銀審議委員、記者会見[京都市]
16:00 スイス7月KOF先行指数
16:55 独7月雇用統計
17:00 欧州中央銀行[ECB]経済報告
18:00 ユーロ圏7月消費者信頼感[確報]
18:00 ユーロ圏7月鉱工業信頼感
18:00 ユーロ圏7月業況判断指数
18:00 ユーロ圏7月経済信頼感
18:00 ユーロ圏7月サービス業信頼感
18:30 南ア6月生産者物価指数
21:00 南ア6月財政収支
21:00 独7月消費者物価指数[速報]
21:30 米4-6月期GDP統計[速報]
21:30 米新規失業保険申請件数
26:00 米財務省7年債入札
27:00 メキシコ中銀、政策金利発表

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