2015年7月9日木曜日

グローバル企業は需要のあるところで物つくりをする

円安は永久に続かず-海外生産が過去最高、企業の判断変わらず
2015/07/07 06:00 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQUM0E6K50XU01.html
(ブルームバーグ)
いくら円安になっても海外拠点での生産は増えている。2014年末の日本の製造業生産割合の29.2%は海外の工場によるもので、過去最高を記録した。
日本銀行の金融緩和で円相場は大幅に下落したが、海外での生産を増やす流れを変えるには至っていないのが現状だ。
輸出も円安の割に伸び悩んでいる。長年にわたって海外移転が進み現地での部品、素材調達が増えているためだ。成長を続ける北米やアジア市場の近くで生産することが合理的というのが日本企業の判断だ。
三井住友アセットマネジメントの武藤弘明シニアエコノミストは「円安は未来永劫(えいごう)続くわけではないと思うので、常識的な経営者からすると、円安を受けて海外生産率を落とすというふうにはならない」と述べた。
自動車や家電製品のメーカーが生産拠点の海外移転を主導してきた。北米が海外の生産拠点では1位で、中国が続く。これらの海外資産が日本企業にもたらす利益は過去最高となっている。
円安になると、海外でのドル建て収益の円換算額が増えて日本に還流される。一方、国内の製造業が徐々に減少していくトレンドには変化がない。国内生産能力は漸減し、工場の数も従業員数も08年の世界金融危機前の水準を下回っている


 円安になっても、わざわざ日本で作って輸出するには、高度な専用部品以外は輸入する部品代の方が高い。
 企業がグローバル化して、調達も世界規模で行われるようになっていますので、需要のあるところに工場を立てて売った方が儲かります。
 まして、人口減少+高齢化の日本では将来の需要が見込めませんので、国内に工場を戻す方がリスクが高い。
 海外で儲けた、外貨建ての利益を円換算すれば儲かって居るように見えますが、税金が高くなる日本に利益を戻すよりも、そのまま海外で投資したほうが将来の利益は増えます。
 普通の経営者ならそのように考えるでしょう。
 円安だから、国内に工場が戻ってくると言う考え方は、古い硬直した頭の政治家とお役人ぐらいでしょうか。
 日本の大手企業は、未来の日本の内需は右肩下がりと考え、海外企業のM&Aや提携に奔走しています。
 

MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
 温水器     34℃ 温度差14℃

 太陽光発電
 発電量6.3KW ピーク1.54KW

6月21日(日)
雨のち曇り
最高気温(℃)[前日差] 25℃[-2]最低気温(℃)[前日差] 19℃[-1]
降水確率(%)  20    50       80     60
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

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