2016年7月11日月曜日

日銀の資金供給はポーズだけ、効果が無いこと判ってやっている

日銀が笛吹けど市場踊らず 6月の銀行貸出残高、伸び率鈍化
http://biz-journal.jp/sankeibiz/?page=fbi20160708002
2016.07.09 Business Journal
 日銀の市場への潤沢な資金供給が、貸し出しに結びつかない状況が続いている。日銀が8日発表した6月の貸出・預金動向(速報)は、国内銀行の月中平均の貸出残高が前年同月比2.0%増の432兆5147億円にとどまった。マイナス金利政策の導入で貸出金利が低下したにもかかわらず、水準は上向いていない。市場は追加の金融緩和を期待する一方、経済の好循環を狙った金融政策の限界をより意識し始めた。
 貸出残高の内訳をみると、都銀の伸び率が0.6%増(前月は0.9%増)、地銀・第二地銀は3.3%増(3.4%増)といずれも鈍化した。日銀は都銀の貸し出し状況について、「為替市場の円高進行で外貨建て貸し出しが円換算で減少した影響もある」と分析するが、マイナス金利政策導入前の1月の伸びが都銀で1.1%だったことを踏まえると低水準にとどまっている。
 背景には、企業の内部留保が潤沢で金融機関に頼らずに設備投資ができるといった理由もあるが「景気の先行き不安が依然拭えず、企業が投資に慎重姿勢を崩していないため」(証券アナリスト)との見方が根強い。また、大手銀の担当者は「金利がもっと下がるとの期待から、企業は設備更新などを後回しにするケースもある」と指摘する。伸びているとされる不動産向け融資も、都心部への一極集中が続き、人口減少が見込まれる地方には波及していない。
 こうしたなか、日銀は市場に出回る資金を増やし続けている。6月のマネタリーベース(資金供給量)の月末残高は初めて400兆円を超え、403兆円となった。年80兆円のペースで資金供給量を増やしている金融緩和の影響だが、市場では「マイナス金利を深掘りしても、資金需要は伸びない」との声が出ている。大企業が得た利益が設備投資や賃上げの増加に回り、中小企業や地方にも波及する「経済の好循環」を狙った金融政策の効果が出ない中、28、29日の金融政策決定会合に向けて日銀の判断に注目が集まっている。


 日銀の市場への潤沢な資金供給と言うが、国債を市場から買い上げる金額が膨大でその現金が当座預金にブタ積されているだけ。
 一部をマイナス金利にしているが、そのほとんどは0.1%の金利(付利)が付くので、買出し先が無い銀行としては置いておいた方がまし。
 それに、準備預金(日銀当座預金)は、民間銀行への貸出の原資になるような性格のものでは無いので、銀行間の決済や、政府への支払いや、日銀への返済や金利支払いに使えるだけです。
 だから、これをいくら増やしたところで銀行は貸し出しを増やせるわけではないのです。
 こんなものいくら増やしても、景気は良くなりません。
 ついでに、大企業は無借金経営にまい進していますし、借りたい中小企業大しては逆に貸しはがしする都市銀行。
 銀行も仕事していないので、全くお金が回りません。

MC太陽熱温水器
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 入水温度   15℃
 温水器     53℃ 温度差38℃

 太陽光発電
 発電量29.3KW ピーク4.58KW

7月10日(日)
晴時々曇
最高気温(℃)[前日差] 32℃[+7]最低気温(℃)[前日差] 22℃[+2]
降水確率(%)   0    0       0    10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[11日]
08:50 日5月機械受注統計
08:50 日6月マネーストック
10:30 豪5月住宅ローン約定件数
10:30 豪5月投資貸付
15:00 日6月工作機械受注[速報]
15:30 仏6月企業センチメント指数
15:30 榊原経団連会長、記者会見
17:00 伊5月鉱工業生産
19:00 OECD5月景気先行指数
21:15 加6月住宅着工件数
22:00 ユーロ圏財務相会合[ユーログループ]
23:00 米6月労働市場情勢指数
23:00 米6月雇用トレンド指数
23:00 ジョージ・カンザスシティ連銀総裁[FOMC投票権有]、講演
26:00 米財務省3年債入札

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