2016年7月21日木曜日

使わない(使えない)マイナンバーカードは普及しない

普及率わずか5%? マイナンバーに住基カードの悪夢再び…
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160718-00068276-playboyz-soci
週プレNEWS 7月18日(月)6時0分配信
マイナンバーカード騒動もすっかり影を潜め、どれだけ浸透しているかは疑問ながら、その用途拡大に霞が関の役人の鼻息が荒いという。総務省・住民制度課の担当者がこう話す。
「マイナンバーカードをひとりでも多くの人に持ってもらうためには、国民にとって使い勝手のいいカードにしていかなければなりません。そこは政府と関係省庁が一丸となって利便性を高めるための取り組みを進めているところです」
用途拡大にはカードに内蔵されているICチップを活用する。所有者本人の個人情報が入っているICチップには“空き容量”があり、ここに国、自治体、民間企業が独自の機能を加え、関連サービスを拡充していくのだとか。
そこで今、総務省が進めているのが“ワンカード化の促進”だ。簡潔にいうと、財布に入っている様々なカードをマイナンバーカードにひとまとめにしようという試みなのだが、すでに国家公務員の身分証との一本化が形になっている。
「総務省ではこれまで使っていた身分証からマイナンバーカードへの切り替えが着々と進んでいます。要は、従来の身分証を返納し、それ1枚で国家公務員の身分証明や庁内への入館ができるということ。ゆくゆくは全省庁で身分証と一本化されます。合わせて、地方自治体(地方公務員)でも職員証をマイナンバーカードに切り替えていく動きが広がっていくはずです」
同様の一本化は民間にも拡大させていく狙いだ。
「ICチップの空き容量を活用すれば、社員証や学生証をマイナンバーカードに統合することもできます。今はこちらから関係機関に“営業”をかけている段階で、すでに検討を始めている大学や企業が出てきていますね」
身分証でいえば、すでに免許証や健康保険証との一本化の動きも出始めている。
「健康保険証とマイナンバーカードの統合は2年後(2018年)の実現に向けて厚労省が検討しており、免許証についても内閣官房が警察庁と話を進めている最中です」
極めつきはポイントカードとの一本化。「今夏をメドに技術的な課題を検討し、来春以降の実現を目指す」と高市早苗総務相も躍起になっている。Tカードや楽天カードなど利用者が多いポイントカードとの統合も視野に「民間事業者さんのご協力次第ではございますが、今まさに省内で制度設計を進めているところ」(前出・総務省担当者)だそう。
国民の知らないところで粛々と進められているマイナンバーカードの用途拡大。だが、それが本当に実現するかどうかは、カード自体が国民にどれだけ普及するかにかかっているといえる。
政府が作成した『マイナンバー制度利活用推進ロードマップ』には、国民への交付枚数の目安として『2016年3月末・1000万枚』→『2019年・8700万枚』と記されているが、現状はどうか?
「7月上旬時点で636万枚です」(総務省住民制度課の担当者)
政府が示した交付枚数の目安を大幅に下回る数字…。番号通知された国民(約1億2千万人)の約5%にとどまるという、予想以上の体たらくぶりだった。
なぜ、これほどまでにマイナンバーカードは普及していないのだろう? ITジャーナリストの佃均氏がこう語る。
「交付枚数が少ないのは、国が運用するマイナンバーの管理システムに不具合が出て交付枚数を制限せざるを得なかったことや『制度への不信感』、『利便性が感じられない』などの理由で国民からの申請そのものが低調になっていることが影響しています」
また、そうした状況は普及率がわずか5%(交付枚数・約700万枚)に止まって大失敗に終わった住基カードにソックリなのだという。
「住基カードは公務員への普及が非常に低調でした。制度を支える当事者でさえそんな状態だったのですから国民に普及しないのも当然でしょう。その反省から、総務省は『職員は必ずマイナンバーを取得しなさい』と全国の自治体に指示を出したようですが…
先日、全国の自治体職員が200人ほど集まる大きな会合があって私も出席したのですが、壇上から『マイナンバーカードを持っている人は挙手してください』と聞いてみると、手を挙げた人は1割もいなかった」
多くの自治体職員は申請すらしていなかったという。
「その理由を聞いてみると、システムトラブルが頻発しているから『不具合に拍車をかけてはいけない』と申請を控えている職員と、国民と同じく制度自体に不信感を持っている職員のふたつに分かれましたね。国に個人情報を管理されることに抵抗感を持っていたり、マイナンバー情報が漏えいするのを懸念している人も多かったです」
マイナンバーカードを利用する国民と、現場で支える自治体を置いてきぼりにしたまま、用途拡大に突っ走る政府と関係省庁。
「今のままだとマイナンバーは住基カードの二の舞になる可能性が高い」(佃氏)――やはり、しばらく様子見するべきか?
(取材・文/週プレNEWS編集部)


 マイナンバーカードはほとんど使い道がありません。
 たとえば、新しく金融口座を開くにしても、マイナンバー通知カードの番号があれば良いですから。
 普通に必要なのは、税務申告でe-Taxを使う時の「個人認証」ぐらいでしょうか。
 これから自治体のサービスで使えるようにするそうですが、お役所のやることなので何年かかるか、各地方自治体での互換や汎用性はあるのかと考えれば絶望的です。
 もともと、マイナンバーカードはテレビ放送のB-CASカードと同じように、利権の拡大で作ったようなでしょうね。
 そのうち、年金を振り込んでもらうために金融機関にある読み取り機にカードをかざさないといけないとか、公共のサービスを受けるのには絶対必要とか、国民全員に配るって話にならないと良いのですが。

MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     62℃ 温度差47℃

 太陽光発電
 発電量32.6KW ピーク4.12KW

7月20日(水)
晴れ
最高気温(℃)[前日差] 34℃[0]最低気温(℃)[前日差] 24℃[0]
降水確率(%)   0    0       0    0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[21日]
10:30 豪4-6月期NAB企業信頼感指数
12:00 NZ6月クレジットカード支出
13:30 日5月全産業活動指数
14:00 日6月全国スーパー売上高
15:00 日6月工作機械受注[確報]
15:00 スイス6月貿易収支
15:45 仏7月景況感指数
15:45 仏7月INSEE企業景況感
15:45 仏7月生産アウトルック指数
16:00 スイス6月マネーサプライ
17:30 英6月小売売上高
17:30 英6月財政収支
17:30 香港6月消費者物価指数
20:45 欧州中央銀行[ECB]金融政策発表
21:30 加5月卸売売上高
21:30 米6月シカゴ連銀全米活動指数
21:30 米7月フィラデルフィア連銀景況指数
21:30 米新規失業保険申請件数
21:30 ドラギECB総裁、記者会見
22:00 米5月住宅価格指数
23:00 米6月中古住宅販売件数
23:00 米6月景気先行指数

0 件のコメント:

コメントを投稿