2016年7月23日土曜日

どんどん悪い方へエスカレートする放射性物質の管理

千葉市の指定廃棄物、解除へ 環境省、原発事故後初めて
小坪遊2016年7月22日05時53分
http://www.asahi.com/articles/ASJ7P4QZGJ7PULBJ00D.html
 東京電力福島第一原発事故による放射性物質で汚染された指定廃棄物について、環境省は21日、千葉市が保管する全量約7・7トンの指定を解除することを決めた。22日、井上信治副大臣が同市を訪れて伝える。指定が解除されるのは全国で初めて。
 指定廃棄物は、汚染されたごみのうち、放射能濃度が1キロあたり8千ベクレルを上回るものを、自治体の申請に基づき環境相が指定する。本来は国が処分するが、4月の省令改正で、基準を下回れば指定を解除し、一般ごみとして自治体が処分できるようになった。解除には保管者らへの事前の通知が必要なため、解除は23日付になる。
 千葉市の指定廃棄物は、市内の清掃工場で保管中の焼却灰と水質浄化に使われるゼオライト。市による放射能の再測定で、焼却灰は1キロあたり約4千ベクレル、ゼオライトは同約6千ベクレルと確認されたとして、市は6月末に解除を申請。環境省は再測定の方法などを確認し、解除後の処理方針などを市と協議してきた。市は当面現地での保管を続ける方針。(小坪遊)


よくあるご質問|放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト|環境省
http://shiteihaiki.env.go.jp/faq/
Q5.8,000Bq/kg以下の廃棄物は誰が処理するのですか?

A5.通常の廃棄物と同様に地方公共団体あるいは排出者が処理します(一部、特定一般廃棄物、特定産業廃棄物として処理しなければならないものがあります)
長期管理施設における搬入については、IAEA(国際原子力機関:International Atomic Energy Agency)も認めているもので、施設で作業する人であっても追加被ばく線量は1ミリシーベルト/年以下になります(年間1000時間労働を想定)。

 環境省のサイトでは、どう言うふうにも解釈できるように、いい加減な書き方になっています。
 原発事故以前は、放射性セシウム濃度1kgあたり100Bqを超える場合は 特別な管理下に置き、低レベル放射性廃棄物処分場に封じ込めることが定められていました。

 原発事故が起きる前は、【原子炉等規制法】に基づくクリアランス基準(100Bq/kg以上は低レベル放射性廃棄物として閉じ込める、それ以下は金属・コンクリートに限っては再利用していい。)だったんです。
 しかし、原発事故が起き、政府は【放射性物質汚染対処特措法】に基づく指定準 (8,000Bq/kgまでは一般ごみ」と同じで良い) をリスクは不明のまま作られました。
 この法律は、「原子力発電所の事故に伴って」放出された放射性セシウムに汚染された廃棄物を一般的な処理方法で処理できるように作った法律なんですね。
 原発の中にある放射性物質と、原発事故で出てしまった放射性物質は別物という考えから作られた法律で、国民の健康は全く無視されたわけです。
 同じように放射線を出す放射性物質が、考え方だけで別物になってしまうって、利権を確保するために行う政治って恐ろしいですね。
 国民が義務として国に税金を払うのは、国民の健康と命、財産を守ってもらうためなのです。
 国は、権利だけ主張して奉仕をしなくなったとしか思えません。 

MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     61℃ 温度差46℃

 太陽光発電
 発電量22.5KW ピーク5.17KW

7月22日(金)
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