2016年7月3日日曜日

テスラの自動運転で死亡事故、センサーの限界を考えず急ぎ過ぎ

<自動運転死亡事故>日米欧、開発競争にブレーキも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160701-00000084-mai-bus_all
毎日新聞 7月1日(金)19時10分配信
 【ワシントン清水憲司】米道路交通安全局(NHTSA)は30日、米電気自動車メーカー、テスラ・モーターズの乗用車が自動運転機能作動中に死亡事故を起こしたとして調査を始めたことを明らかにした。米メディアによると、死亡事故の発生は初めてとみられ、米グーグルのほか、日米欧の自動車メーカーの自動運転車開発にも影響を与えそうだ。
 NHTSAによると、事故は5月7日、米南部フロリダ州の高速道路で発生。自動運転で走行中のテスラ「モデルS」の前方に横切るようにトレーラーが進入。テスラによると、強い日差しのため運転手も自動運転機能もトレーラーを認識できず、ブレーキが作動しなかった。トレーラーに潜り込む形で衝突し、運転手の男性が死亡した。
 テスラの自動運転機能は完全な自動運転ではなく、操作を支援するもので、運転手にハンドルを握るよう求めている。
 日米欧の自動車メーカーやIT企業などは、自動運転を技術開発競争の主戦場と位置づけ、グーグルが運転手の操作を必要としない完全自動運転車の試験走行を重ねるほか、米ゼネラル・モーターズ(GM)も1年以内に自動運転タクシーの試験走行を計画する。日本勢ではトヨタ自動車やホンダが2020年ごろの高速道路での自動運転実用化を計画。日産自動車は今年度中に単一車線での自動走行を実現した新型車を国内発売する予定だ。
 今回の事故と自動運転機能との関係は明らかでなく、NHTSAは「(調査着手は)欠陥があるともないとも解釈されるべきではない」としているが、安全性に問題があると判断すればリコール(回収・無償修理)を命じる構えだ。
 日本の自動車メーカー幹部は「日本は公道試験の段階で、自社のテストコースで安全性を十分確かめた上でしか行ってこなかったが、今後は一層気を引き締めて安全を確保する」としている。ただ、事故によって自動運転技術に対する消費者の不安が高まれば、加速している開発競争にブレーキがかかる可能性もある。

 テスラモデルSはカメラ、レーダー、クルマの周囲4.8 m以内のものを360°感知できる12の長距離超音波センサー、GPSを使って自動運転を行っています。
 今回、左折するトレーラーが白でカメラが空の色と区別がつかなかったとか・・・測定範囲4.8mの超音波センサーは100Km/h以上の走行では全く役にたちません。
 運転手も見えなかった?ような記事ですが、トレーラーの後ろを走っていて、左折になるなら自分で運転していれば判ります。
 レーダーは効かなかったのか?と言う部分が曖昧ですが、長距離トレーラーへサイドから下に突っ込んだことを考えると、車輪の間の空間はレーダー探知外かなと。
 やはり、これだけのセンサーだけで自動運転させるのは無謀です。
 グーグルの自動運転車はどうかと調べてみましたら。
あなたの知らない自動運転技術の歴史とGoogle Carの自動運転に使用するセンサーの基礎知識

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1505/29/news024.html

360度の3D空間構造を読み取る「LIDAR(ライダー)」120m先までの3Dマップを作る
自動ブレーキシステムのための車用ミリ波レーダー、250m先まで確認
走行距離計:DMI(Distance Measuring Instrument)
GPS(Global Positioning System)

慣性航法のための6軸加速度センサー:IMU(Inertial Measurement Unit)
 そして、チェスや将棋のような先読みプログラムと、回りを見ることで10cm以内の位置誤差で走るそうです・・・
 テスラの事故は、シミレーション不足、検討不足、テスト不足と考えられます。
 たぶん、他の自動車会社は、センサーの限界を考えて、もっと慎重に作り込んでいると思います。
 テスラはセンサーの限界を考えず急ぎ過ぎたと思います。
 
MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     50℃ 温度差35℃

 太陽光発電
 発電量26.8KW ピーク4.74KW

7月2日(土)
晴後曇
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