2016年7月19日火曜日

日本の儲かった企業は海外へどんどん投資する

ソフトバンク、英アーム買収に3.3兆円 IoT収益源に 
2016/7/18 16:35
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK18H1N_Y6A710C1000000/
 ソフトバンクグループは半導体設計の英アーム・ホールディングスを3兆3000億円で買収して、あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」関連事業を拡大する。主力の携帯電話事業と並ぶ新たな収益の柱に育てる。アーム社の設計仕様に基づくCPU(中央演算処理装置)と通信サービスなどの相乗効果も見込む。
 買収額はソフトバンクグループが過去に手掛けた英ボーダフォン日本法人や米携帯電話子会社スプリントの規模を上回る。巨額を投じた背景にはソフトバンクグループの孫正義社長のIoT事業への期待がある。
 ソフトバンクグループの孫社長は「2040年には(ネットにつながる機器を)1人1000個持つ時代が来る」とみている。自動車や家電、医療機器などネットにつながる機器は世界中で2020年に500億台と現在の2倍に増えるとの見方もあり、機器に搭載するCPUの需要は増えそうだ。
 アーム社はCPUの設計に特化。低消費電力などを強みにスマホ向けのCPU仕様で業界標準を握る。2015年12月期の売上高は9億6830万ポンド。設計した半導体のライセンス収入などをメーカーから受け取っている。
 スマホなど多くのモバイル機器に搭載されるCPUはアーム社の仕様に基づいている。ソフトバンクグループはアーム社を傘下に収めることで多様な機器に搭載されるCPUのライセンス収入などを得られる。ネットにつながる新しい機器を設計・開発する機会も得られる。
 日本や米国の子会社が持つ携帯電話網を活用すれば、つながる車(コネクテッドカー)やネットにつながる家電を開発するメーカーと新たな通信サービスを共同開発しやすくなる。
 10年前に携帯電話事業に参入し、ここ数年は人工知能(AI)の開発にも注力してきた。IoTで携帯電話やAIなど様々な既存事業をつなぎ、新たなサービスや市場の創出をめざす。(大和田尚孝)

 日本は貿易収支が赤字でも国際収支は黒字ですが、儲かったお金は海外に投資されます。
 今回のソフトバンクによる英アームの買収は国家予算並みの金額です。
 日本国内の市場はこの先少子高齢化の為、じり貧なので海外で儲かる会社に投資するのは当たり前ですが、その利益が国内の労働者には還元されることは無いでしょう。
 日本最大の製造収益を誇る自動車産業でも、国内向けの新型車の開発はどんどん減って、デザインや研究所も海外に置く状況。
 国内への投資は減って行くことを暗示するようなニュースを見て、これからの若者は大変だなと思います。
 この先の日本は老人も大変か・・・・

MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     58℃ 温度差43℃

 太陽光発電
 発電量33.9KW ピーク4.71KW

7月18日(月)
晴れ
最高気温(℃)[前日差] 34℃[+3]最低気温(℃)[前日差] 24℃[-1]
降水確率(%)   10    0       0    0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[19日]
10:30 豪中銀7月理事会議事要旨
17:30 英6月消費者物価指数
17:30 英6月小売物価指数
17:30 英6月生産者物価指数
17:30 英5月ONS住宅価格
17:30 香港6月失業率
18:00 ユーロ圏5月建設支出
18:00 ユーロ圏7月ZEW景況感指数
18:00 独7月ZEW景況感指数
20:00 トルコ中銀、政策金利発表
20:45 ザ・リテール・エコノミスト米週間小売売上高
21:30 米6月住宅着工件数
21:30 米6月建設許可件数
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:00 ベルギー7月消費者信頼感
22:00 IMF世界経済見通し改訂版、発表[ワシントン]

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