2016年8月19日金曜日

今年の夏も電力不足なし、原発の稼働は不要

電力需要 猛暑の夏も乗り切れる
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2016081802000114.html
 猛暑、五輪、高校野球、熱中症にも気をつけて…。何かと“熱い”が電気は足りている。政府や電力大手は誰のため、何のため、住民の不安に目を背けるかのように、原発再稼働を急ぐのか。
 「猛暑でも節電要請は来ておらん。なぜそんなに、急ぐのか」
 四国電力伊方原発再稼働の三日前、松山市内の飲食店で耳にした。隣席の客のつぶやきだ。多くの市民の実感なのだろう。
 経済産業省の電力需給検証小委員会は四月、電気の使用量がピークに至る七~九月の電力需要予測を公表した。
 それによると、東京や中部、関西など、沖縄を除く九電力の平均で、8%以上の予備率を確保できるという。
 電力の需要に対する供給予備率、つまり“余裕”は、最低限3%、8~10%のゆとりを持つのが望ましいとされている。
 3・11以降、企業や家庭に広く節電が定着し、四月の家庭用電力の小売り自由化に伴って、新電力に需要が分散したことの影響も小さくはないという。
 たとえば原発依存度の高い関西電力でも、八月の最大使用率の平均は八割強だ。差し迫って原発で供給を積み増しする必要はない。
 一方、ことし三月期の決算で、電力大手十社の税引き後損益は、震災後初めて黒字になった。しかし、火力発電に依存する現状では、原油高に転じれば、収支は一気に悪化する。だから原発が必要なのだと大手電力側は言う。
 福島原発の被災者への賠償額は、すでに六兆円を超えている。廃炉費用も東電が当初準備した二兆円では足りそうもなく、国による追加支援が要請されている。
 原発再稼働に向けて電力十一社が見込む安全対策費は、少なく見ても三兆円を大きく超える。
 原発依存を続ける方が、潜在的な経営リスクははるかに高いと言えないか。
 再稼働した伊方3号機はプルサーマル発電の原発だ。使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを抽出し、燃料として再利用する。
 核兵器の主材料にもなるプルトニウムを減らしたいのは分かる。
 だとすれば、莫大(ばくだい)な費用をつぎ込んでプルトニウムを取り出す再処理事業そのものを、まず放棄すべきではないか。
 誰のために再稼働を急ぐのか。政府と原発事業者は、3・11の教訓を踏まえて節電に励む消費者に、正しく説明すべきである


 今年は全国的に”節電のお願い”をしていませんが夏の電力は足りています。
 福島原発事故以降原発はほとんど止まっていますが電力の供給は問題なさそうです。
 原発事故以降、省エネが進み、再生可能エネルギーなどの太陽光発電設備の増加、地域での発電設備建設により電力の余剰が増えてきました。
 今さら熱効率の悪い原発に頼る必要は無いのですが、利権の確保と買ってしまった核燃料の消化による直近の利益の為に、原発稼働は電力会社として必要なのですね。
 利権が絡むと借金など全て先送りになり、今原発稼働してお金儲けしても未来に負債を先送りしているだけ。
 利権権益者は先送りすることで、いまの利益は自分に、負債は国民のお金で尻拭いさせる気満々です。
 原発に稼働に対して反対の社説を書く新聞は中日新聞(東京新聞)ぐらいです。
 
MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
 温水器     62℃ 温度差42℃

 太陽光発電
 発電量16.6KW ピーク4.78KW

8月18日(木)
曇り
最高気温(℃)[前日差] 34℃[-3]最低気温(℃)[前日差] 28℃[0]
降水確率(%)   40    50       20    20
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[19日]
12:00 NZ7月クレジットカード支出
13:30 日6月全産業活動指数
14:30 日7月全国百貨店売上高
15:00 独7月生産者物価指数
17:20 台湾4-6月期経常収支
17:30 英7月財政収支
17:30 台湾4-6月期GDP統計[確報]
21:30 加7月消費者物価指数
21:30 加6月小売売上高
22:00 ベルギー8月消費者信頼感

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