2016年8月8日月曜日

儲からない電気自動車、日産が電池事業から撤退

日産自、車載用電池事業から撤退へ 子会社株売却へ交渉=関係筋
http://jp.reuters.com/article/nissan-ev-battery-idJPKCN10H083
[東京 6日 ロイター] - 日産自動車(7201.T)が電気自動車(EV)などの車載用電池事業から撤退する方針を固めたことがわかった。NEC(6701.T)と共同で出資する同事業子会社の株式売却などに向けてパナソニック(6752.T)やアジアなど国内外の大手電池メーカー数社と交渉に入っている。複数の関係筋が明らかにした。
世界の自動車産業では環境にやさしい電動化車両への動きが強まっているが、日産は量産効果が限られる自前生産よりも、他の自動車メーカーにも供給している外部の大手電池メーカーから調達したほうがコストが抑えられ、車両価格も引き下げられると判断した。
売却を検討しているのは「オートモーティブエナジーサプライ(AESC)」(神奈川県座間市)の株式で、日産が51%、NECグループが49%を出資している。日産のEV「リーフ」やハイブリッド車(HV)などに搭載するリチウムイオン電池の開発、製造、販売を手掛けている。株式のほか、英国や米国での電池生産事業も手放す考えだ。
日産のカルロス・ゴーン社長はこれまでも、性能やコストの面で競争力のあるメーカーの電池を採用する方針を示してきた。2014年にはすでにEV電池の自社生産縮小に向けて準備を進めていたほか、提携先の仏ルノー(RENA.PA)にも供給している韓国のLG化学(051910.KS)製を採用する可能性を示唆していた。
EVの本格的な普及を後押しするには、1回の充電で走行できる距離(航続距離)を伸ばす高性能な電池とそのコスト低減が課題の1つになっている。2010年に発売したリーフはこれまでに世界で累計20万台以上を販売してきたが、航続距離への不安などから想定以上の販売にはつながっていない。
車載用電池事業からの撤退について、日産の広報担当者は「報道内容は当社が発表したものではない」とした上で、顧客に最高のEVを提供するために「今後も最適な商品と事業構造の実現に向けたビジネス戦略を追求する」と述べた。パナソニックとNECの広報担当者はコメントを控えた。


 電気自動車が使う電池は信頼性と耐久性が求められます。
 初代リーフは、電池の温度管理が悪かったのか早い段階で劣化が進んだようで、ネットで検索するとそんな話が出てきます。
 その後、少しは改善された物のエアコンや暖房を使うと実用走行距離が100kmほどしかないとなるとオールマイティーな実用車としては買えません。
 市内走行だけとか趣味的(長距離は充電ポイントをシミレートするなど)な車としてでないと使えないので、安くない(300万超え)車としては売れませんね。
 大量生産出来ないのなら、コストも下がらず性能も上がらないので電池を買う方向になるのは仕方がないことですが、自動車用として耐久性などを向上する研究は出来なくなります。
 電池のコストが安くなり、劣化したら安く交換できるのなら電池開発からの撤退もありますが、自動車の電池は大量に使うので簡単に交換とは行かないので、リーフの市場データーを反映させ耐久性を向上させると言う意味では手放すのはどうかと思います。
 最近話題のテスラですが、ロードスターの電池が1年でダメになって交換費用が350万円、モデルSの電池では満充電して2週間走らないと1/3(160Km分)が消滅する、電池の交換費用は少し安くなって2万ドルまだは行かないそうです。
 など、電気自動車はまだ庶民のニーズには向いて居ないようで、今後も多くは売れないと踏んで日産も当面は開発費かけたくないと、電池は外から買うことにしたようです。

MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
 温水器     65℃ 温度差45℃

 太陽光発電
 発電量26.4KW ピーク4.39KW

8月7日(日)
晴れ
最高気温(℃)[前日差] 33℃[-2]最低気温(℃)[前日差] 27℃[+1]
降水確率(%)   10    0       0    20
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[8日]
08:50 日6国際収支統計
08:50 日銀金融政策決定会合・主な意見[7月28、29日分]
10:30 豪7月求人広告件数
13:30 日7月企業倒産件数
14:00 日7月景気ウォッチャー調査
15:00 南ア7月末外貨準備高
15:00 独6月鉱工業生産
15:30 仏7月企業センチメント指数
16:00 トルコ6月鉱工業生産
16:15 スイス7月消費者物価指数
17:00 台湾7月貿易収支
17:30 ユーロ圏8月投資家信頼感指数
18:30 南ア7月SACCI景況感指数
21:30 加6月住宅建設許可
23:00 米7月労働市場情勢指数
23:00 米7月雇用トレンド指数
時間未定
中国7月貿易収支

0 件のコメント:

コメントを投稿