2017年1月17日火曜日

日銀の景気判断は上方修正だが物価指数でみると下がりっぱなし

12月企業物価指数、21カ月連続下落 下落幅は縮む
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170116-00000035-asahi-brf
朝日新聞デジタル 1/16(月) 12:09配信
 企業間で取引されるモノの価格水準を示す12月の企業物価指数(2010年平均=100、速報値)は、前年同月より1・2%下落して99・7となった。下落は21カ月連続だが、下落幅は7カ月連続で縮んだ。日本銀行が16日に発表した。
 石油輸出国機構(OPEC)の減産合意や、米国、中国経済拡大への期待から商品市況が値上がりし、「石油・石炭製品」が前年同月比3・7%上がり、「非鉄金属」が同1・4%上昇したことで下落幅が縮んだ。一方、前年に比べると対ドル円相場は円高水準で、物価が前年を上回る状況には至っていない。
 2016年平均では、前年より3・4%下落して99・2となった。下落は2年連続。年平均で対ドル円相場が12円超円高に振れたことが下落につながった。

 国内の市場物価だけでなく、企業物価指数も21ヶ月連続で下がっています。
 昨年末に日銀は景気判断を上方修正しています。

日銀、景気判断を上方修正 長短金利目標・国債買入額は維持
http://jp.reuters.com/article/boj-ycc-kuroda-idJPKBN14909Q
一部引用:
[東京 20日 ロイター] - 日銀は20日の金融政策決定会合で、現行マイナス0.1%の短期金利と同ゼロ%程度の長期金利の操作目標を柱とする「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の据え置きを賛成多数で決めた。国債買い入れ額も年間約80兆円をめどに保有残高を増加させるペースを維持する。海外経済や輸出・生産などの持ち直しを背景に景気判断を上方修正した。
<海外・輸出・生産・個人消費も上方修正>
景気判断は「緩やかな回復基調を続けている」とした。これまでは「新興国経済の減速などの影響から輸出・生産面に鈍さがみられるものの、基調としては緩やかな回復を続けている」となっていた
:引用ここまで

 ここ何年・・・いや10年以上も「景気は回復基調」って言っています。
 うそも100回唱えれば本当になるなんて思っていませんかね?
 トランプ相場で円安に振られた、1月の企業物価指数はいまだにマイナスです。
 マイナス幅が少なくなったって、円安になれば原材料を海外に依存している日本は当たり前の話ですが、国内需要がどんどん減っているのは明白です。
 GDPの70%を占める個人消費が低迷して物価が下がるのは、景気が悪い証拠です。
 物が動かなくなって需要が下がれば、企業活動も在庫調整で低下する、これで景気判断がずーっと「回復基調」って言っても「また嘘ばかり」と信用されません。


MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   10℃
 温水器     36℃ 温度差26℃

 太陽光発電
 発電量13.0KW ピーク4.07KW

1月16日(月)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差] 5℃[+2]最低気温(℃)[前日差] -1℃[+3]
降水確率(%)  40    30      20   20
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
 
01/17
9:30 オーストラリア 11月住宅ローン件数(前月比)
13:30 日本 11月鉱工業生産・確報値(前月比)
16:45 フランス 11月財政収支 
18:30 イギリス 12月小売物価指数(RPI)(前年同月比)
18:30 イギリス 12月小売物価指数(RPI)(前月比)
18:30 イギリス 12月消費者物価指数(CPI)(前月比)
18:30 イギリス 12月卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)(前年同月比)
18:30 イギリス 12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
19:00 ユーロ 1月ZEW景況感調査 
19:00 ドイツ 1月ZEW景況感調査(期待指数)
22:30 米国 1月ニューヨーク連銀製造業景気指数 

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