2022年7月2日土曜日

企業努力も限界の物価上昇

 「再値上げ」が続出 食用油、食パン、サバ缶…原料高長期化が鮮明に<くらし直撃~2022参院選>
2022年6月29日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/186271
 7月も食品や飲料など身近なものの値上げが続く。原料作物の不作などで商品価格が上昇傾向だったところへ、2月に始まったロシアのウクライナ侵攻の影響が現れ始めた。原油や穀物相場は高止まりし、既に値上げした商品の「再値上げ」「再々値上げ」に踏み切る事例も出ている。ただ、春以降に進んだ円安が本格的に価格に反映されるのはこれから。戦争も終息の兆しは見えず、年後半にかけさらなる値上げの動きが広がりそうだ。(大島宏一郎)
 食用油は、日清オイリオグループなどが昨年4月以降6回目となる値上げに踏み切る。J―オイルミルズは、家庭用の出荷価格を1キログラム当たり60円以上引き上げ。
 6回の値上げの上昇幅は同240円以上になる。度重なる値上げは、昨年来、原料となる大豆が北南米で不作だったことに加え、ウクライナ情勢の緊迫化で「原料高に拍車がかかった」(日清オイリオグループの担当者)ため。シカゴ市場の先物相場は2020年秋と比べ1.7倍に上昇。円安も追い打ちを掛ける。
 製パンメーカー各社も今年に入って食パンなどの2回目の値上げに踏み切る。再値上げは、政府の製粉業者への4~9月の輸入小麦の売り渡し価格が前期(2021年10月~22年3月)比で17.3%増となったことを踏まえたという。
 日本水産はサバなどの缶詰や瓶詰の再値上げを実施。海外からの輸入コストが円安で押し上げられた。原材料価格の上昇も続いており、担当者は「3回目(の値上げ)もあるかもしれない」と明かす。
 民間調査会社の帝国データバンクによると、年内に実施予定となっている食品の値上げ計画は累計1万789品目(6月1日時点)。うち、6~8月に実施されるものが4896品目と全体の45%を占め、同社の飯島大介氏は「ウクライナ侵攻による高騰が反映された」と分析する。だが、これまでの値上げでコスト上昇を吸収できていない企業もあり「今後は円安の影響も反映される見通し。再値上げの動きは加速する可能性が高い」とみている。


 インフレですねー、日銀は賃上げ目標ではなくインフレ目標なんて言うものを目指して「異次元の金融緩和」を続けてきましたので、目標達成?です。

 「目標は達成最終ポイント」であって手段ではないはずが、よく間違うのですよね。

 日銀は「日本円の価値を維持して国民の生活を守る」のが目標でなければならないはずで、インフレが目標って言っている時点でおかしいことに国民は気が付かないのでしょうか。

 エネルギーと食料の輸入大国日本は、世界のインフレをまともに食らって、コストプッシュインフレになり、普通ですと通貨を強くして(金融引き締め)インフレ対策をするのが中央銀行の使命であり「日本円の価値を維持して国民の生活を守る」ことが仕事ですが、日本政府と同じで国民の為の施策は何もやらない。

 まあ、やりたくてもアベノミクスでお金を刷りまくり、当座預金に540兆円も積みあがったままですから、利上げは不可能。

 このまま放置すると、まだまだ物価は上がります。

 企業もいままで我慢してきましたが、赤信号一緒に渡れば怖くないではないですが、競争相手も値上げするなら、採算がとれるように値上げするのは企業として当たり前です。

 日本の色々なところが限界に来ています。

 ここで政治の力が必要なのでしょうけど、ここまで日本国債と日銀当座預金の豚積みが増えてしまうと、行くところまで行かないと終わらないです。

 今の日本は、どこの政党がやっても、破滅が早いか遅いかの違いしかない気がします。











MMC太陽熱温水器

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 入水温度    15℃

 温水器      62℃ 温度差47℃


 太陽光発電

 発電量32.9KW ピーク3.86KW


7月1日(金)

晴れ

最高気温(℃)[前日差] 38℃[0]最低気温(℃)[前日差] 27℃[+1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水   10%    0%     0%    10%

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