2022年7月4日月曜日

電気自動車の普通充電器事業は失敗すると思う

 「エネチェンジ」がEV充電インフラ戦略を発表〜倍速(6kW)普通充電器を無料で3万台設置へ
2022年7月3日 https://blog.evsmart.net/charging-infrastructure/destination-charging/enechange-announced-installing-30k-destination-chargers-for-free/
一部引用:
エネルギーテックベンチャー企業「エネチェンジ」が、EV充電インフラ戦略についての記者発表会を開いた。新しい充電器とともに発表されたのは「3万台の普通充電器を希望者に無料で設置する」大盤振る舞い。目的地充電設備が増えない現状の打開を目指す
目的地充電を対象に3万台の普通充電器を無料設置
「いまならEV充電設備を0円で導入可能!」。発表会場に、格安スマホの宣伝のような広告バナーが掲示されているのが印象的だった。東京・千代田区に本社を置く「ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社」は2015年に設立されたエネルギーテックベンチャー企業。東証に上場している。
2022年6月29日、同社は導入支援キャンペーンの受付をスタートしたことを発表した。といっても誰でも申し込めるわけではない。いわゆる「目的地充電」が対象で、全国の宿泊施設、ゴルフ場、公共施設、コインパーキングなどで不特定多数の利用者が3時間以上の滞在を見込める場所に限られている。
とはいえ、0円というのは設置者にとって魅力的だ。目的地充電設備に対する経産省のCEV補助金が用意されているものの、いくら補助金を使っても、設置者に自己負担は生じる。ちなみに令和3年度補正予算の補助金では、充電設備が上限額35万円(出力6kWのケーブル付き充電設備。購入価格の半額まで)、工事費が上限額135万円まで(上限額以下は全額が補助対象)。つまり充電設備(充電器)の半額と消費税額は払わなければならない。
しかし、キャンペーン対象となれば、設置者に代わってエネチェンジが負担するというのだ。いずれEVが普及すれば、充電器の設置は利用者サービスとして有効なはずだが、現時点で利用率はまだまだ低い。「自己負担でリスクをとる投資は難しいので、設置者の負担をなくして充電インフラを整備していきたい」と代表取締役CEOの城口(きぐち)洋平さんは言う。
設置者の初期負担を軽減して充電設備急拡大を目指す
エネチェンジでは、2027年度までの5年間で3万台を設置する目標を掲げて資金を準備した。日本全国にいま設置されている総数が急速充電器も含めて2万台弱、普通充電器は約1万3000台弱(EVsmart調べ)だ。それを3年間でほぼ3倍へ増やす規模なのだからスケールが大きい。
ビジネスモデルとしては、設置後の利用料金で収益を出していく計画だ。同社としては当面、赤字を抱えることになるが、「目的地充電」のマーケット拡大をにらんだ先行投資という位置付け。
同社の調べによると、既設の充電器の利用時間は、年間30%の割合で増加しており、今後EVが普及すればさらに活発に利用されるようになる見通し。「1時間330円程度の額を想定して月30時間の利用が損益分岐点になる。十分に回収できると考えています」(城口さん)ということだ。
:引用ここまで


 日産の軽電気自動車サクラが絶好調の受注で電気自動車が多く走るようになる日本。

 電気自動車の普及で充電インフラの商用化が始まっています。

 「エネチェンジ」が始める充電インフラは普通充電と言う、3KWh~6KWhの充電速度の物。

 初期投資で機器を無償で提供するのですが、本当にこれがっ時事業として成り立つのでしょうか?

 「1時間330円程度の額を想定して月30時間の利用が損益分岐点になる。」

 この金額で使う人が居るのか?

 電気自動車を使う場合、基本は自宅充電です。

 家に帰って、自宅で充電ケーブルを挿して夜のうちに充電を行い、朝満充電で出発と言うのが普通ではないでしょうか。

 私の家の充電器は2.4KWh~6.4KWhまで任意で設定できる充電器で、最大深夜電量時間8時間で51.2KWh出力できます。

 実際、充電効率もありますので50KWh弱(車の電池性能にもよる)でしょう。

 1KWhあたり15円(深夜電力料金)として、768円の電気代で。

 1KWhで7Km走れるとすると、8時間の充電で350Kmの距離を768円で走れることになります。

 電気自動車で6KWh充電に対応している車は今後増えるのでしょうが、1時間330円で充電できる量は、6KWhで42Kmほどの走行距離。

 近所の買い物などで商用設備へ出かけて、そこにある普通充電ですが、高ければわざわざ充電するのか?今はほぼ無料なので込み合っている気がします。

 長距離(旅行など)での出先では、急速充電器がメインで日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)ではプレミアム20ですと、月額4,950円で30分20回分とそれを超えた分は10分330円です。

 50KWh充電できるとして10分で8.3KWhですから、こちらの方が安いですし、この先新型の電気自動車が90KWhで充電できるなら15KWh充電出来ます。

 普通充電器は電気設備などにお金が多くかからないので設置しやすいのでしょうが、近所の商用施設は自宅充電がライバル、長距離は急速充電がライバルで、どちらと比較しても高い、充電器が無くて緊急で使うなら使う可能性がありますが、使う人はほとんどいないでしょう。

 「エネチェンジ」が展開する電気自動車の普通充電器事業は失敗すると思います。


MMC太陽熱温水器

http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 


 入水温度    15℃

 温水器      35℃ 温度差20℃


 太陽光発電

 発電量 2.8KW ピーク10.2KW


7月3日(日)

雨時々曇

最高気温(℃)[前日差] 28℃[-7]最低気温(℃)[前日差] 24℃[-1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水 50% 80% 80%   80%


07/04

  米国 休場

8:50 日本 6月マネタリーベース(前年同月比)

10:30 オーストラリア 5月住宅建設許可件数 (前月比)

15:00 ドイツ 5月貿易収支

15:30 スイス 6月消費者物価指数(CPI)(前月比)

16:00 トルコ 6月消費者物価指数(CPI)(前月比)

16:00 トルコ 6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

18:00 ユーロ 5月卸売物価指数(PPI)(前月比)

18:00 ユーロ 5月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)

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