2022年11月26日土曜日

環境ビジネス先進国EU(欧州連合)へCOP27での途上国による反撃

 歴史的な転換点に、COP27で途上国が勝利し「1.5℃目標」は死んだ
11/25(金) 11:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/37da521035f9cc426f30655a8eb246dff26fa1d8
一部引用:
 エジプトで開かれていた国連のCOP27(第27回気候変動枠組条約締約国会議)が、11月20日に閉幕した。昨年(2021年)グラスゴーで開かれたCOP26では石炭の廃止をめぐって大論争が行われたが、今年はほとんど話題にならなかった。だが蓋を開けると、意外な進展を見せた。
 発展途上国が、地球温暖化の被害を先進国が賠償する基金の創設を要求し、最終合意にそれが明記されたのだ。他方でEU(欧州連合)がずっと主張してきた、地球の平均気温を産業革命前から1.5℃上昇に抑えるという目標は、削除されてしまった。
:中略:
 それに対して途上国が打ち出したのが、損失と賠償(loss and damage)の要求だった。これは「途上国の洪水や干魃は地球温暖化が原因だ」と主張する先進国に対して、その損害賠償を求めるもので、COP26でも中国やインドが要求したが、無視された。
 ところが今回は議長国エジプトを中心として、途上国や産油国が一致して賠償を求めた。特にUAE(アラブ首長国連合)は1000人以上の大規模な代表団を派遣し、「途上国には化石燃料が必要だ」と197カ国の代表を個別に説得した。
■ 脱炭素化による「緩和」からインフラ整備による「適応」へ
 今年6月、パキスタンでは大洪水が発生して国土の3割が水没し、3300万人が被災し、1700人が死亡した。その被害額は約400億ドルだが、パキスタンは世界の温室効果ガスの1%も排出していない。先進国の言うように温暖化の原因がCO2だとすれば、温暖化の原因をつくってきた先進国が、その損害を賠償し、防災対策を支援するのは当然である。
 さすがに先進国もこの要求を拒否できず、「損失と賠償」基金を設立することに合意したが、EUはこれと1.5℃目標を抱き合わせにし、化石燃料の段階的廃止(phase out)を入れた合意文書の原案をつくった。
:引用ここまで

 CO2ビジネスでイニシアチブを取りたい環境ビジネス先進国EU(欧州連合)ここで言う「環境貴族」がCO2などによる温暖化危機を叫び、地球環境破壊を取り上げ進めてきた「気候変動枠組条約締約国会議」で、未来より今の途上国からしっぺ返しが来ました。

 温暖化による災害をアピールしているので、その被害者からの提案を受け入れないと、「環境貴族」としては面子が立たない部分を攻められました。

 ここで、世界最大のCO2排出国であり、1国で全体の3割のCO2を排出している中国が賠償を求めているのは、この会議の本音が環境ビジネスだからです。

 欧州での自動車EV化でも、単に自国の自動車会社では自分たちで決めた排出ガス削減規制に対応できないので、対応できる日本の自動車を排除したいだけです。

 ノルウェーは世界一のEV大国ですが、ノルウェーは大規模な原油輸出国でその利益でEV補助金を出しているからです。

 欧州の国って、その場でCO2出さなければOK的なルールで自国の利益を最大限にしようとしてきました。

 今回のCOP27での「途上国の洪水や干魃は地球温暖化が原因だ」と主張する、おごれる先進国へ特大ブーメランを返したのです。


MMC太陽熱温水器

http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 


 入水温度    15℃

 温水器      45℃ 温度差30℃


 太陽光発電

 発電量 15.8KW ピーク2.87KW


11月25日(金)

晴時々曇

最高気温(℃)[前日差] 19℃[-1]最低気温(℃)[前日差] 9℃[-3]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水    0%    0%    0%    10%

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