倉田真由美さん、「地震予知できないのに、意味ないどころか社会や経済を止める動きが出て損失だけが残る」南海トラフ臨時情報に私見
8/17(土)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e460c0e0d3b5626b7e674c54b37ce1e2caaed709
漫画家の倉田真由美さんが16日、X(旧ツイッター)に新規投稿。南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)が発表され、警戒が呼びかけられたことによる影響について、自身の見解をつづった。
注意の呼びかけは15日に終了したが、各地で宿泊のキャンセルなど観光やレジャーのほかに、スーパーで米や水、トイレットペーパーが品薄になるなど影響が伝えられた。
倉田さんは「地震の予知など未だできないのに、なぜこんなことになったのか。危険予測の報道はある程度の確度がないと、意味がないどころか社会や経済を止める動きが出て損失だけが残る」とし、続く投稿でも「地震について我々ができることは普段からの家庭ごとの最低限の備え、そして起きた時にどう行動するかを何となく想定しておくことくらいだろう」と指摘した。
さらに「地震という大きな天災の前に、人間は無力だという諦観が必要である。これからも日本では地震で亡くなる人が出てくるだろう。それが誰かは誰にも分からない。もちろん、私かもしれない。予知や自粛など、『なんとかできる』というおこがましさの現れでしかない」と私見を記した。
コメント欄には「大自然の力に人間が勝てるわけがない」「おっしゃるとおりだけど、危険性が高まったことを気象庁や専門家が黙って内緒にしておくことはできない」「予知や自粛で助かる場合は確実にあるはずですが…」「少しでも人的被害を減らそうという国の努力を否定するべきではないと思う」など、さまざまな意見が寄せられている。
「南海トラフ地震はえこひいき」証言が始まりだった 発生確率「80%」が水増しと暴いた小沢慧一記者に菊池寛賞
2023年12月1日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/293420
一部引用:
◆議事録では地震学者が慎重論を唱えていた
公開請求した地震調査委員会議事録
ウォーターゲート事件を追うワシントン・ポスト紙の記者を描いた映画「大統領の陰謀」。作中では謎の人物「ディープ・スロート」が重要な情報を記者に伝え、それをヒントに取材が進む。名古屋大の鷺谷威教授への取材は、私には映画と重なって思えた。教授はこう告げる。「南海トラフ地震の確率だけ『えこひいき』されている」と。
「本当なら大変だ」。政府の会議の議事録を開示請求して確かめると、南海トラフの確率だけが特別な計算式「時間予測モデル」で算出されていた。このモデルには科学的な問題があるとして、地震学者らが会議で、確率計算に使わないことを提言していた。他の地域と同じ計算式では、確率が20%に落ちることも判明した。
◆行政側委員は「まずお金を取らないと」
確率低下が予算獲得に影響するとみた行政側の委員は「まずお金を取らないと動かない。こんな(確率を下げる)ことを言われたら根底から覆る」と猛反対。今の確率が発表された。本書では議事録と関係者20人以上への取材から、それぞれの思惑が交錯し、緊迫する会議を再現している。
時間予測モデルの信ぴょう性については、東京電機大の橋本学特任教授らと調査した。地震学者らの言うモデルの問題点を、明確に指摘した論文はない。「完全に間違っている」とも言い切れなかった。
◆古文書を調べると「確率の根拠は破綻」
そこで、モデルの根拠とされる高知県室津港の江戸時代の地震での隆起に伴う、水深の変化を探った。その記録は港を管理する役人らが代々秘蔵してきた古文書から引用されている。一次資料で変化を確認しようと、高知に飛んだ。
高知県立高知城歴史博物館に寄贈された久保野家の史料
古文書を調べると、港では当時、数千人を動員し、海底を掘り下げる工事を施した可能性が浮上した。この発見で、確率の計算に使われたデータは地震による変化の記録ではない恐れが強まり、確率の根拠は破綻しているという結論を導き出した。発見のヒントは偶然、港で見かけた観光案内板。本書では、なぜ案内板から結論に至ったのかも詳しく描いた。
:引用ここまで
気象庁のサイトに書かれている:
南海トラフ沿いの大規模地震(マグニチュード8から9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から約80年が経過していることから切迫性の高い状態です。
これ、私が小学生の頃から言われています。
なのでそれから50年以上経てば確率100%に限りなく近づくはずですが、現時点でも30年以内に80%と言うのは詐欺のような話です。
南海トラフ大地震が起きなければ、その都度30年先を何度も唱える、前の30年はなんだったの?
防災は甘く見るとひどい目にあいますから「備えあれば憂いない」と、防災の関しては否定しません。
今回の、宮崎県日向灘を震源とする地震は、ネットで調べてみると、学術的な内容では「南海トラフ地震によって宮崎県日向灘のプレートが影響を受ける」と言うのですが、この逆を指摘する話は見つけられませんでした。
令和6年8月8日(木)16時42分、宮崎県日向灘を震源とする地震が発生したことを踏まえ、19時15分、政府は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。
大規模地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まっていると大々的に発表、なにを根拠(科学的?)にした情報だったのか判りません。
いつもの「70%から80%より相対的に高まっている」のなら最大限の警戒が必要ですが、この確率にも30年とか言うのか? それと、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」は、発信されてから1週間で自動的に取り下げられる。
取り下げ時には、誰も関与せず会議も招集されない。
理由は、発生しないなら科学的根拠がないので、理由を説明できないから住民のアンケート(どれくらい経てば安心?)のような根拠のない話で決められたそうな。
この「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」で発生した、経済損失について日本政府は全く関与しない、地方と民間に丸投げです。
この問題を取材して記事を書いた小沢慧一記者が要求した議事録に中には:防災行政側の委員らは「(確率を下げれば、)『税金を優先的に投入して対策を練る必要はない』と集中砲火を浴びることになる」「こんなこと(確率の引き下げ)を言われたら(予算獲得の取り組み)根底から覆る」と反論:と書かれていて、何が正しいのか判らなくなります。
色々調べてみると、まるで宗教の言い訳みたいで「問題が起こったのは信心が足りないから」「問題が起こらなかったのは信心のおかげ」・・・・
MMC太陽熱温水器
https://mmc-solar.com/
入水温度 20℃
温水器 44℃
太陽光発電
発電量 27.5KW ピーク3.86KW
8月17日(土)
晴時々曇
最高気温(℃)[前日差] 39℃[+1] 最低気温(℃)[前日差] 29℃[+2]
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 20% 30% 30% 20%
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